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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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e8874601.jpg金沢に行っていた。駅前にはなぜかヤカンのオブジェがある。

金沢まできたなら、せっかくだから21世紀美術館にも立ち寄ろうと思い、金沢駅から徒歩でむかうことにした。美術館のHPをみても「金沢駅からはバスで10分」だけで、徒歩でどうこうという記述がまったくないのはなぜかと思っていたが、想像するに、歩いてもたぶん20分くらいだろうということで。
a194e1f1.jpg見当はおおよそいいいセンをついていたが、途中の「近江町市場」では、金沢だとやっぱり寿司だよなと、地元の人が通うらしいと聞きつけた市場内の回転寿司屋「大倉」で昼食をとり(美味)、さらに金沢城公園を通ってついでに金沢城にも寄り道するなどで、結局所要時間は6倍の約2時間。

金沢21世紀美術館はちょうど展示入替期間にあたっており、この日は美術館主催の企画展は開催されていない。c5ae3b0f.jpg大きく掲げられている「イェッペ・ハイン展」は4月29日からの開催予告である。それは事前にわかっていたことで、仕方ないことと思っていたのだが、それにしても来場者の数がハンパではない。企画展がないのにこの混雑ぶり、を知れたことは、逆に言うと思わぬ収穫ではある。修学旅行生の集団も多かった。
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下は、この日開催していた展示から。デザインギャラリーでの「MADE IN JAPANの置時計~1960年代を中心に」 と、長期インスタレーションルームでの「ピーター・マクドナルド/訪問者」。
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たしか中学生のころだったと思うが、人気を二分していたのがキャンディーズとピンクレディで、ランがいいとか俺はミーだぜとか、友人間でよく言いあっていたもの。でも私自身はどちらにもさしたる執着はなく、ピンクレディは楽曲が(自分的には)イマイチに思えていたので、どっちかといえばキャンディーズ派、程度のものであった。
1964905b.jpgただ、1枚だけシングルレコードを買っている。レコードは当時ほとんどLP(アルバム)で買っており、シングル盤は自分的には珍しかったはずだが、なぜ買ったのか、まったく覚えてない。キャンディーズにしては珍しく吉田拓郎が作曲した「やさしい悪魔」で、拓郎も(今は好きだが)その頃は好きでもなかったはずだから、理由はますますわからない。まぁ、どうでもよいことではあるが、理由不明というのも面白くは思えている。
そんなかんなで、たしか探せばまだあるはず…と、追悼の意味も込めて制作場倉庫の奥の棚から探し出してみた。さすがに保管状態はあんまりよくなく、ジャケットもだいぶ色褪せていた。

↓ は、初期プレスはこうだったらしい、という「木魚バージョン」。Ah Ah Devil,My Sweet Little Devil~と歌うコーラス部分から、木魚がポコポコ鳴る。
http://www.youtube.com/watch?v=p190K-RbC7E&feature=related


さてこちらは、たまたまフルコーラス版で見つけたシュガー「ウエディングベル」。キャンディーズとは「女性3人のユニット」という点は共通しているが、年代も違うしそもそも関係はない。
http://www.youtube.com/watch?v=RXpyrX8Q3Gc
柏崎で今月開催した「外山文彦展」の新潟展が来月あります。
会場は民家を改装したギャラリー。DMでは「新潟では近作の小品を中心に」と書いてありますが、建物内の和室などギャラリースペース以外にも作品を置こうと考え直したので、展示構想を若干調整しています。

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外山文彦 series of “CANVAS” 1990-2010
-新潟展-

会期:5月5日(木・祝)~5月17日(火)/11日(水)、15日(日)は定休日
          11:00~18:00(日・祭日・最終日17:00まで)
会場:ギャラリーゆうむ 【新潟市中央区(万代地区)】

■ 展案内、会場地図 (pdf)


・「柏崎展」のレビュー
(新潟日報アートピックス)↓
http://niigata-eya.jp/news/n20110331.html
「蕎麦屋の壁がギャラリー」というのも珍しいと思うが、「蕎麦屋にデザートセットがあってそれが美味」というのも特徴的…ということで、某月刊誌が長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)に取材に来られました。
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ギャラリー&デザートの取材ということで、小嶋屋の担当部長氏とともに私も同席。デザートの写真撮影もその場でおこないましたが、さすがに熱がはいります。
右上はデザートメニューのひとつ「塩そばがきの黒蜜がけ~アイスクリームを添えて~」で、別添えの黒蜜をかけて食べます。icoroのSさんが「とってももちもちー。バニラアイスとあいまってうまー。」と以前ブログで書いてましたが、まさにその通りといった感じで美味しかったです。(初めて食べました)
15575d13.jpgちなみに値段は、コーヒーや紅茶などの飲み物を付けてのセットで630円。



■ 現在店内では、舟見倹二さんの作品を展示中です。(4月末日まで)
長岡小嶋屋CoCoLo長岡店(長岡駅CoCoLo1階)
アトリエZenの今後の企画予定を。 5月6月と、新潟市万代にある「民家を改装したギャラリー」で2つ企画を続けることになっています。詳しくは後日アップしますが、とりいそぎ概要のみ記します。

また、夏には別の会場でもうひとつ企画をたてていたのですが、こちらは作家が急な体調不良による療養のため延期に。企画提案をさせてもらったギャラリーからも「これは面白い」と期待されていただけに残念ではありますが、でもこの夏は電力事情が不透明で展覧会運営に一抹の不安もなくはないから、それはそれで逆によかったのかもと思うようにはしています。

外山文彦 canvasシリーズ1990-2010 新潟展
会期:5月5日(木)~5月17日(火)/5月11日(水)と15日(日)は定休日
会場:ギャラリーゆうむ 【新潟市中央区(万代地区)】

アトリエZen「3colors・3works」シリーズ vol.2
  和のなかの三人展 -ごんだいらあやこ・柴山明子・しぶかわ慶子-
会期:6月16日(木)~6月28日(火)/19日(日)と22日(水)は定休日
会場:ギャラリーゆうむ 【新潟市中央区(万代地区)】

長岡小嶋屋CoCoLo長岡店 店内展示“蕎麦×アート”
舟見倹二展~4月末日:
信田俊郎展5月1日~5月31日
柴山明子展6月1日~6月30日
田中守展 “長岡花火を描く”:7月1日~8月31日
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長岡・福島江の桜。本日夕方の撮影。
例年だと川沿いに提灯もぶら下げられる「桜の名所」だが、今年は電力消費自粛のため提灯類は取り止めになったらしい。

天気がよかったので、久々にドライブがてら出掛けようと昨日は長野まで。小布施の玄照寺で開催されていた「境内アート小布施」に行く。
daf15cf6.jpg毎年この時期に開催されている同イベントには、私も昨年まで3年連続で参加していたのだけど、今回は出展せず観に行くだけである。池の廻りで恒例のように野外インスタレーションを展開する新潟チームは、新規メンバーも加わり作品もよかったのだが写真にはあんまりうまく撮れず。右は、屋内(寺の一角にある「道場」のなか)で展示とワークショップをしていた「風の工房」のブース。参加していることは知らなかったが、沢山のブースがあっても春原さんの作品は強烈で、すぐに気づいた次第。

この日同行したKさんの要望で、このあと小布施から長野市まで足を伸ばしたのだが、下は長野駅前でのもの。いつも通り、意味はない写真である。
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駅前でたまたま見つけたパティスリー「りんごの木」がなにやら美味しそうだったのでしばし物色。境内アートのときは栗羊羹か落雁かとパターンが決まっていたのだけど、今回は洋菓子をお土産に。買った後から気づいたが今日が誕生日であったから、まぁちょうどよい。
5107551d.jpg右は、長岡小嶋屋“蕎麦×アート”の次のDM、5~6月の展示案内です。
5月の展示作家は信田俊郎さん、6月は、私の企画にもよく登場している千葉県の柴山明子さんの墨彩画となります。
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また、左はいまの店内風景ですが、現在(4月末日まで)舟見倹二さんのシルクスクリーン版画を展示中です。

b3e2a799.jpg今朝届いたばかりの朝日新聞を見たら、『風評止まらない、放射能誤解 福島「四重苦だ」』という見出しで記事が掲げられていた。社会面のトップ記事である。被災地周辺の野菜や牛乳が敬遠され、がれきの受け入れで(それを表明した川崎市に)苦情が殺到するなど、放射能への誤解や過剰な警戒が原因だ、と前文にはある。

「放射能誤解」と大きくあるから、一見してちょっと驚いた。まぁ、なにか誤解していたこともあったかいなと興味をそそられて読んだわけだが、読んでみてさらに驚いたのは、「どの点をどういうふうに誤解しているか?」についても、根拠についても、まったく書かれていないこと。
記事は、福島の農産物の価格暴落や、県産物が返品されていることが説明されているのだが、肝心の「福島の農産物は実は安全で、みなさん誤解してますよ」という科学的根拠なり説明なりには一切触れてもいない。だからよく読めば、農産物の価格暴落などの事例を挙げているだけの記事でしかない。
だが、見出しは「現状は誤解されている」→「安全」のイメージを醸しだしている。判断材料になるべき根拠も示さずにあくまでイメージだけ、というわけだから困るのである。イメージでは反論や検証のしようもないし、人は往々にしてイメージで「わかったつもり」になる。逆に誤解も生んでしまうし、ことが放射線被害で命にかかわるだけに、いくらなんでもこれは酷いと思った次第である。

特産のイチゴが売れない、と記事にある。もし「風評」で売れないのだったら話は簡単で、別に菅首相がイチゴを食べるパフォーマンスをやる必要もなく、測定器があるのだからイチゴの放射線量を測ればよい。福島県内各地のイチゴを測定し、「汚染されていないイチゴ」だけが出荷されていることを声を大にして言えばよい。朝日新聞も変なイメージ戦略で済ます前に、イチゴの放射線量を調べてその数値を出したうえで、「現状のイチゴは安全で、売れないのは風評である」と結論づけて書けばよいではないか。当たり前の話である。それならば理解できるし、「誤解してました。すみません」と脱帽するのだが、そういった、ちょっと調べればわかりそうなことも調べずにいい加減にイメージでまとめるから、逆に疑ってしまうわけである。


さて、ちょっと関連する(かもしれない)内容のブログを。自民党の河野太郎氏の4月12日の記載である。
http://www.taro.org/2011/04/post-977.php

自民党本部で東京電力からヒアリングした、という記事である。
東電からの説明で、『“マスメディアと提携した情報提供”という項目があげられ、堂々とテレビCM、新聞広告、雑誌、各検索エンジンへのバナー広告などがうたわれている』ことに氏は噛みつき、『これから東電の損害賠償を議論しようという時に、これまでのようにコマーシャルでマスコミを黙らせようというのはとんでもない、節電を訴える必要があるならば政府広報なり、ACでやればいいことで、マスコミに資金提供するのはやめることを主張した』という。
まっとうな意見であるが、明確な回答はなかったそうだ。「マスメディアと提携した情報提供」というと格好がつくが、要は多額の広告費で、口止め料の要素もあるのだろう。結局、今回の朝日の記事を見ると、「広告費に色目を使って」書いているようにしか思えないから。
昨日はMy-Skipの記事の打ち合わせで栃尾まで。
あんまり意味はないのですが、道中で撮影した写真から3点ほど。
954031e4.jpg 3fe2a68f.jpg c9608fb6.jpg

長岡小嶋屋“蕎麦×アート”、5月の展示案内です。
「光の場所」をテーマに自己の表現を追う新潟市在住画家・信田俊郎さんの作品を展示します。

1cf399d2.jpg信田俊郎展
会期:5月1日(日)~5月31日(火)/無休/10:00~22:00
会場:長岡小嶋屋 CoCoLo長岡店 【長岡市(長岡駅ビル)


■ 蕎麦店内での展示となります。
蕎麦だけでなく、コーヒーや紅茶(いずれも315円)のほか、「焦がし蕎麦粉のあんみつ」といった甘味メニューもありますので、喫茶での利用もOKです。
■ icoroでの紹介記事 ↓
http://www.icoro.com/201101215622.html
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
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correspon☆hotmail.co.jp
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