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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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af24d252.jpg昨日は新潟市内に行く予定だったが、急用が出来たため行けなくなってしまった。行きたい展覧会があったので残念であるが、突風と断続的な豪雨が続いていたので、仮に行けたとしても相当たいへんだったかもしれない。
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11月3日(文化の日)は“晴れ”の特異日だと聞いていたけど、この悪天候は今朝もまだ続いている。この冬に長岡小嶋屋で新作展示をする予定で、本来ならば気候的に落ちついた「秋」の今頃に制作をすすめようと思っていたのだけど、どうも「ずれこんだ猛暑と早く来そうな冬」という挟みうちで、そうも言ってられないようだ。

さて、写真はこの文章とはまったく関係ないが、先月おこなわれていた高田「花ロード」時に撮ったものから。左上は、商店街に面した2階部分に飾られた舟見倹二さんの花の作品群、右は旧第四銀行高田支店の内部。ここでは街や建物の昔の写真が展示されていた。
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52d65b4d.jpg今朝、長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)の展示入れ替えを済ませた。今日からは池田友季美展に。

右の画像はその長岡小嶋屋店頭のメニュー見本から。
蕎麦だけでなく、メニューには“あんみつ”や“白玉しるこ”があるのだが、これらがけっこういけるのだと事情通のYさんから聞いた。いい素材を使っているとのことだ。なので写真に撮ってみたのだが、個人的には背後の生ビールのほうがやはり気になってしまう。

25a64e66.jpg パンツ部
ぱんつはく

会期:10月29日(金)~11月3日(水)
会場:ギャラリー沙蔵・1F 【長岡市】

“パンツ部ぱんつはく”と言われてもなんのことやらあまりまったくわからないが、素材やモチーフに「パンツ」を用いて制作するというクラブ(=パンツ部)の発表会、といったところか。テーマのユニークさがなによりである。
会場にはこれまでの履歴も掲示してあり、それによると、2006年に長岡造形大の学生が結成し同大大学祭に出展したのが端緒で、以降5年連続して大学祭にグループ出展、今回初めての学外展示となったよう。
部員は10人強いるらしいが、今回作品を出展しているのは5人。もう少し出展者が増えるとバリエーションも広がるから、より面白くなると思う。パンツをテーマにした写真や立体パンツなどの展示のほか、パンツのTシャツ(なんのこっちゃ?)やカレンダーなどの販売もあり。
d62eb752.jpg長岡フルートアンサンブル
第23回定期演奏会
日時:11月20日(土)pm7:00~
会場:NCホール 【長岡市】
料金:800円(当日は1000円、プレイガイド:カワイ楽器、タナカ楽器、北越楽器)

知人の出演もあるし、行ってみようと思う。チケットも早々に入手した。
「グリーグとポピュラー・クラッシックの夕べ」とのこと。蛇足だが、個人的に近年はフルートにえらく縁があるようだ。

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↑ はMySkip10月号、「長岡の水道タンク(配水塔)」特集である。
特集の担当は私なのだが、といっても自ら取材して記事を書いたわけではない。以前は担当になると自分で約3500字の原稿を書いていたが、最近は、より書ける人がいるときは原稿を依頼して編集の立場に徹するようにしている。今回の「配水塔」特集もまさにそうなのだが、執筆者の思い入れの強さが原稿にも滲みでてくるから、そのほうが俄然面白いものができるので。
なので紙面上には私の執筆跡はほとんどなく、リード4行で企画趣旨をまとめ、あとはせいぜい「沿革」を書いたくらいである。沿革は、配水塔が何年に建設されたとかの経緯を短くまとめたのものだが、とはいっても水道局発行のパンフレットを抜粋してそのまま書き写せばよいので、そう思えば至極簡単。さらにもっと簡単にやろうとするならば、ネット上のあちこちで「沿革」が書かれているのでそれをコピペしてくれば、それこそ一瞬で(何も考えなくても)作業が終わってしまう。
0e5c29b4.jpg b6d74c1e.jpg だが、こういったところには落とし穴が潜んでいるもので、ネット上の記述には間違いも平気であるとよく聞くけれど、今回もまさしくそうであった。

まず着工年。
大正3年着工と記しているサイトがけっこうあるのだが、本文(平山教授の書かれた原稿)には「大正9年には別の計画案(配水塔を作らない上水道敷設案)があった」とあるから、そこで大正3年に着工しているはずがないと気づいた次第。答えは簡単で、最初にネット上に書いた人が単に打ち間違えたよう。そこから先は全員コピペなのだろう。
また、配水塔の完成は昭和2年、とたいていのところで書かれているのだが、これも実をいうと違っている。かつては「昭和2年完成」と言われていたので、市の発行するパンフレットでもそのように書かれていたが、最新の研究では大正15年完成という立場に変わっている。近年になって見つかった古い資料で大正15年に通水式をやっていることが判明したとのことで、これは水道局のひとから聞いた話。パンフレットも(私の手元にあるのは古いもので、昭和2年完成となっていたが)、新しく発行するものはそのようにちゃんと直しているらしい。
ということで、ただ写せばよいだけかと思った「沿革」も、意外とそうではなかったという話。以前特集した「栃尾鉄道」のときも、試しにウィキペディアを見てみたら重要なところでの間違いがあったから、迂闊にコピペすると痛い目にあうというのは事実のようである。
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えらく寒い。
12月中旬くらいの気温だそうで、一気に冷え込んだ。まだ10月なのになんだこの寒さは!!と思ってみたが、先月も同じように書いていたからあんまり進歩はない。
作品をお買い求めいただいたので、お届けと設置のため新潟市内に。あまり時間もなかったが、せっかく近くまで来たからということで、その帰路に新潟絵屋に立ち寄る。遠藤在展が開催中である。
かなり以前のことになるが、某グループ展に出展していた遠藤さんの作品を観たことがある。そのときはコンテンポラリー&コンチプチュアルな作品、記憶に残っている。なのでそうした方向性の作家かと楽しみにして行ったのだが、イラスト系平面作品での展観であった。まぁ当方のいわば勝手な予想が外れたというだけで、別にイラストが悪いということではないので念のため。

a7d3c5de.jpg新潟絵屋ではスタッフのHさんに会う。最近ご夫婦で 「惣菜ダイニング」のお店を始めたとのことで、その案内をいただいた。「生産者と消費者、食材と食材、食材と調味料、食の仲人が作る農家のおかずと現代家庭料理」とあり、店内でも食事ができるがお持ち帰り弁当の販売もあるようだ。営業時間が平日のお昼と土曜のみなのでご注意のこと。

農家のおじがつくる
惣菜ダイニング 雉や(きじや)
新潟市中央区東中通2番町
営業時間:月曜~金曜 11:30-14:30(ラストオーダー13:45)/
土曜 11:30-20:00(喫茶営業あり/お茶・コーヒー250円~)
※ただし土曜は営業時間が変わる場合あり。お茶とコーヒーはオーガニックフェアトレードのものだそうな。
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遠藤在展“くしゃみで咲いた花”
会期:10月22日(金)~30日(土)/会場:新潟絵屋 【新潟市中央区】
98290ed0.jpg 今日は取材で長岡造形大に。1年生が取り組んでいる基礎造形実習の授業を見学させてもらったのだが、その際に同席した松本明彦教授から、「大学のギャラリーで今度写真展やるから…」と案内をいただいた。東京工芸大学との合同展で、今月は東京工芸大、来月は長岡造形大と、互いの大学を巡回展示するかたちである。出展は両大学の学生たちで、写真専攻の4年生、大学院生を中心に約25名とのこと。

東京工芸大学×長岡造形大学
有志合同写真展'10
(in 長岡造形大学)
日時:11月12日(金)~11月22日(月)/
9:00~20:00(最終日のみ16:00まで)
会場:長岡造形大学内 ギャラリー
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右は、長岡小嶋屋CoCoLo長岡店の秋のスペシャルメニュー。津南産・舞茸使用「きのこ汁そば」が登場しています。(10月末頃までの季節限定です)
同店には現在、中田歩さんの作品4点を展示しておりますが、こちらも10月末日までの開催となります。

391c9f49.jpg立ち寄ったKALDIで「ほうじ茶ラテ」なるものを買ってみた。お湯で粉末を溶かすだけの簡単ドリンクである。
最近は「ラテ」ブームなのか、なんでもかんでも(ということもないのだろうが)ミルクを入れてラテ化されており、お茶系だと抹茶ラテとかはふつうによく見かける。でもほうじ茶ラテは初めてで、ちょっと珍しいからということで買ってみた次第。ほうじ茶のラテって一体?と思うのだが、試しに飲んでみたKさんの話だと、美味しくて意外にもけっこう合うものらしい。

ただ、こうしたラテでちょっと気にかかっているのは長岡の方言である。
長岡弁で「らて」とは「これは…ですよ」という意味で、語尾につけてよく用いられる。たとえば(お茶を出されてあまりに美味しいので銘柄を訪ねたいといったシチュエーションで)「これ、何?」と聞くと、「ほうじ茶らて~」(ほうじ茶ですよ)と返ってくる。だから店頭で「…ラテ」のパッケージを見るたびに、「…らて~」と長岡弁で言われている気がどうもしてしまう。まぁどうでもよいことなのだけど、なんだか可笑しくなってしまうから困ったもの。52af38de.jpgまた、“これはほうじ茶ラテですよ”という場合は「ほうじ茶ラテらて~」とラテがダブルになるのだろうかと、いったん気にしだすとキリがない。

さて右の写真はラテとはまったく関係ないが、先月末で閉館したギャラリー・イーズの外観。数日前に近くを通りかかることがあったので、外観だけ記念に撮影してきた。

新潟現代美術」と題し、新潟県在住作家の作品と活動を紹介するサイトがありますが、下記アドレスに移転となりました。

http://www22.atpages.jp/g1313/
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
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