長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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今井美術館でのONE Mart EXPRESS展、本日スタートしました。
この展覧会は今年で7回目となるが、同じメンバーが集う「グループ」としてではなく、位置づけは企画としての展示であるので、毎回出展メンバーは変動している。特に意図したわけではないのだが、今回の出展者は長岡造形大の卒業生が多くなり、参加作家10名中5名と半数を占めている。余談ですが、そんなことなどから 長岡造形大のHP(および“ながぶろ”という同大広報課のブログ)でも展の紹介をいただきました。↓
http://www.nagaoka-id.ac.jp/blog/nyushi/2010/09/post_422.html
■ 展覧会は、26日(日)までの 金・土・日曜・祝日の開催です。
この展覧会は今年で7回目となるが、同じメンバーが集う「グループ」としてではなく、位置づけは企画としての展示であるので、毎回出展メンバーは変動している。特に意図したわけではないのだが、今回の出展者は長岡造形大の卒業生が多くなり、参加作家10名中5名と半数を占めている。余談ですが、そんなことなどから 長岡造形大のHP(および“ながぶろ”という同大広報課のブログ)でも展の紹介をいただきました。↓
http://www.nagaoka-id.ac.jp/blog/nyushi/2010/09/post_422.html
■ 展覧会は、26日(日)までの 金・土・日曜・祝日の開催です。
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マイスキップ紙には長岡造形大学の活動を紹介する「造形する風」というコーナーがあるが、いま発行されている9月号では、50人ほどの学生で組織される「大学祭実行委員会」についてレポートしている。
大学祭は10月なので、イベント紹介的にいくならば次の10月号の掲載でもよいのだが、今回は学生たちの準備作業を取りあげようということで一足早い (他メディアに先駆け、どこよりも早く?) 紙面紹介。いつも通りicoroのCさんのレポートです。
ちなみに今年の大学祭のタイトルは「ZOO」。8月頭の取材時にはまだ完全に仕上がってなかった公式HPも、ここにきてだいぶ整ってきているよう。→http://www.nidfes.com/
■ 第17回長岡造形大学大学祭「Zoo」
会期:10月9日(土)、10日(日)
大学祭は10月なので、イベント紹介的にいくならば次の10月号の掲載でもよいのだが、今回は学生たちの準備作業を取りあげようということで一足早い (他メディアに先駆け、どこよりも早く?) 紙面紹介。いつも通りicoroのCさんのレポートです。
ちなみに今年の大学祭のタイトルは「ZOO」。8月頭の取材時にはまだ完全に仕上がってなかった公式HPも、ここにきてだいぶ整ってきているよう。→http://www.nidfes.com/
■ 第17回長岡造形大学大学祭「Zoo」
会期:10月9日(土)、10日(日)
新井駅前のスタジオゼロで、「だるま」を使った作品の企画展示をやるというので出展することにした。
生のだるま、というのだろうか、塗装前の真っ白な“だるま”が画廊から渡され、それを使って自由に表現するというもの。思うところもあり春以降は展覧会への参加を控えていたのだが、加工される前の素材段階の“だるま”を見せてもらったら妙に面白く、イマジネーションを刺激してきた。そんなわけで、主宰のTさんからの誘いにのって出展となった次第。展覧会としては40人くらいが出展するらしい。
作品のほうは8月のうちに、最後の仕上げ作業1時間程度を残してほぼ出来ていたものの、猛暑続きのなか「(最後の仕上げは)ちょっと涼しくなってから、頭もクールにして」と途中でストップさせていた。昨日が締め切りだったので続きの作業を昨日夕方したのだが、この日は猛暑というほどではなかったものの、頭は酷暑の記憶から脱却できずにあんまりクールにはなれず、さしたる意味はなかったよう。
“だるま”というと、一般的に思い浮かぶのは「七転び、八起き」となるのだろうか。展覧会サブタイトルもそうなっている。でも個人的にはそれよりも、「手も足も出ない」のほうがどうしても先に思い浮かんでしまう。「手も足も出ない」んじゃぁ、作品にはならないのだけど。
生のだるま、というのだろうか、塗装前の真っ白な“だるま”が画廊から渡され、それを使って自由に表現するというもの。思うところもあり春以降は展覧会への参加を控えていたのだが、加工される前の素材段階の“だるま”を見せてもらったら妙に面白く、イマジネーションを刺激してきた。そんなわけで、主宰のTさんからの誘いにのって出展となった次第。展覧会としては40人くらいが出展するらしい。
作品のほうは8月のうちに、最後の仕上げ作業1時間程度を残してほぼ出来ていたものの、猛暑続きのなか「(最後の仕上げは)ちょっと涼しくなってから、頭もクールにして」と途中でストップさせていた。昨日が締め切りだったので続きの作業を昨日夕方したのだが、この日は猛暑というほどではなかったものの、頭は酷暑の記憶から脱却できずにあんまりクールにはなれず、さしたる意味はなかったよう。
“だるま”というと、一般的に思い浮かぶのは「七転び、八起き」となるのだろうか。展覧会サブタイトルもそうなっている。でも個人的にはそれよりも、「手も足も出ない」のほうがどうしても先に思い浮かんでしまう。「手も足も出ない」んじゃぁ、作品にはならないのだけど。
今日は、10日(金)から始まる「ONE Mart EXPRESS 7」展の作品搬入&展示作業でした。
一部作家の作品が完全に終了せずに、この日は展示空間の全貌まではいきませんでしたが、なかなか面白い作品が集まっています。画像は展示作業中の光景から。
マイスキップ9月号(vol.116)が発行されています。
今月の企画特集面は、画家・佐藤哲三。以下、目次の紹介を。
---〔Page 1〕---
・ 編集長インタビュー ゲスト:多田清虹さん (美里絵作家)
---〔Page 2〕---
・【記事】 長岡の愛すべき動物たち アイガモ農法
・【連載】 らんぶりんぐ~ぶらぶら歩きを楽しむ
8月2日のらんぶりんぐ 第15回日本ジャンボリー
・【連載】 ご紹介本 「いま戦争と平和を考える」「BC級裁判を読む」
---〔Page 3〕---
・【写真コラム】 やっぱり祭りはいいなと…
何気なく通りすぎてしまうもの-長岡まつりを中心に… (写真・文:海津千並)
・【写真コラム】 マネキンコレクション やや偏愛的撮影蒐集の日々
・【連載】 徘徊だより 長岡まつり花火見物
・【連載】 映論言いたい放題 NINE
---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 生誕100年を機に長岡生まれの画家の足跡をたどる
佐藤哲三の肖像 (文:小見秀男)
梅原龍三郎をして「日本の青年で君以外に大きな望みをもてる人を知らない」とまで言わしめた画家・佐藤哲三(1910-1954)が、長岡市長町に生まれたことは案外知られていない。彼は新発田を拠点に北国の風景を描きつづけ、日本の近代絵画史に独自の地歩を占めている。そこで佐藤哲三の生誕100年を機に、彼の研究で知られ、先年県立万代島美術館で開催された佐藤哲三展の企画を担当した小見秀男氏に案内いただいた。
---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱 (文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)
・【連載】ゆるり歴史サロン その14 秋の暮らしの風景 (文:小林良子)
・【連載】マルの杜 フュウザン会 (文・絵:丸山正三)
・【連載】某月某日ゆるゆる写真日記 第12回
大手高校サッカー部一部リーグ入替戦観戦記
・【案内】長岡あれこれ情報 ONE Mart EXPRESS/小山まさえ展/GaFN倶楽部セミナー(全10回)
---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~卒業生による長岡造形大レポート~
大学祭実行委員会を取材!! (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】時の忘れもの 第30回 一鰭 (文:佐藤秀治)
・【記事】ホーメックス長岡支店
---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第115回 中田歩 とにかく絵をたくさん描こう
今月の企画特集面は、画家・佐藤哲三。以下、目次の紹介を。
月刊 My-Skip~長岡あれこれ情報誌~
Vol.116 (2010年9月号)
---〔Page 1〕---
・ 編集長インタビュー ゲスト:多田清虹さん (美里絵作家)
---〔Page 2〕---
・【記事】 長岡の愛すべき動物たち アイガモ農法
・【連載】 らんぶりんぐ~ぶらぶら歩きを楽しむ
8月2日のらんぶりんぐ 第15回日本ジャンボリー
・【連載】 ご紹介本 「いま戦争と平和を考える」「BC級裁判を読む」
---〔Page 3〕---
・【写真コラム】 やっぱり祭りはいいなと…
何気なく通りすぎてしまうもの-長岡まつりを中心に… (写真・文:海津千並)
・【写真コラム】 マネキンコレクション やや偏愛的撮影蒐集の日々
・【連載】 徘徊だより 長岡まつり花火見物
・【連載】 映論言いたい放題 NINE
---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 生誕100年を機に長岡生まれの画家の足跡をたどる
佐藤哲三の肖像 (文:小見秀男)
梅原龍三郎をして「日本の青年で君以外に大きな望みをもてる人を知らない」とまで言わしめた画家・佐藤哲三(1910-1954)が、長岡市長町に生まれたことは案外知られていない。彼は新発田を拠点に北国の風景を描きつづけ、日本の近代絵画史に独自の地歩を占めている。そこで佐藤哲三の生誕100年を機に、彼の研究で知られ、先年県立万代島美術館で開催された佐藤哲三展の企画を担当した小見秀男氏に案内いただいた。
---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱 (文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)
・【連載】ゆるり歴史サロン その14 秋の暮らしの風景 (文:小林良子)
・【連載】マルの杜 フュウザン会 (文・絵:丸山正三)
・【連載】某月某日ゆるゆる写真日記 第12回
大手高校サッカー部一部リーグ入替戦観戦記
・【案内】長岡あれこれ情報 ONE Mart EXPRESS/小山まさえ展/GaFN倶楽部セミナー(全10回)
---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~卒業生による長岡造形大レポート~
大学祭実行委員会を取材!! (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】時の忘れもの 第30回 一鰭 (文:佐藤秀治)
・【記事】ホーメックス長岡支店
---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第115回 中田歩 とにかく絵をたくさん描こう
長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)の展示は昨日展示替えをして、小山まさえさんの作品となりました。外はまだまだ暑くて夏みたいですが、こちらはしっかり秋らしい雰囲気となっています。
■ 小山まさえさんの作品は9月30日まで展示中。
この8月はとんでもなく暑かったが9月にはいったらさすがに…、という具合になるかと2週間前は思っていたが、9月になってもあいかわらず暑い日が続いている。
制作場にはエアコンがなく、そんな個人的事情もあるのだが、夏は暑いので作品制作には不向きであるように思う。が、そうは思っていても現実は異なり、夏場の展覧会が私自身けっこう多いため、ここ数年は夏に一気に制作するのが半ば恒例化していた。参加していた東京都美術館での「原風景展」は8月と決まっていたし、2007年と2008年は連続で夏に個展をおこない、昨年は「弥彦野外アート展」の制作に夏からかかっていた。
2007年の個展は東京・渋谷のカフェギャラリーで、8月の1か月間、ロングスパンの展示だった。このときも「記録的」猛暑で、たしか作品搬入の日から猛烈に暑くなり、搬出の日まで暑い日が丸1か月間ずっと続いた。今年は観測されていない気温40℃もその年は記録されていたし、個展開催中の熱中ぶりもあるのか個人的には2007年のほうが暑いとばかり思っていた。だから今朝の新聞を見て最初びっくりしたのだが、夏の暑さはどうやら今年が新記録で、過去113年間、つまり観測史上で一番暑い夏だったとのこと。まぁ、07年は7月が涼しかったしね。
さて今年の制作状況であるが、夏に制作を一気にすると書いていながら、今年は実はさほどではない。
2月ころにインスタレーションによる個展案が浮かび、半年あれば準備もできるだろうということで、夏に個展をする計画もその頃たてていたのだが(画廊からも「ぜひ」と言われてその気でいたのだが)、その後の不調もあって立ち消えになってしまった。でもこれだけ長い暑さが続くとさすがに見に来る側もきついので、それはそれで良かったようには思えている。
今年は大きな展覧会は控えてないので、この8月は制作場のなかにミニスタジオをこしらえて、小さな写真作品を作ることをしていた。エアコンなしでただでさえ暑いのだが、外光がはいるとよろしくないので窓を閉め切り、カーテンもかけての撮影。超暑い。ただ、これだけのアツさのなかで作業しても、出来上がってくるものはなんだか淡々としていて、「アツさ」を微塵も感じさせないものになってしまう。アツくならない作品はいかがなものかと思ってみても始まらず、まぁいたしかたないところ。
制作場にはエアコンがなく、そんな個人的事情もあるのだが、夏は暑いので作品制作には不向きであるように思う。が、そうは思っていても現実は異なり、夏場の展覧会が私自身けっこう多いため、ここ数年は夏に一気に制作するのが半ば恒例化していた。参加していた東京都美術館での「原風景展」は8月と決まっていたし、2007年と2008年は連続で夏に個展をおこない、昨年は「弥彦野外アート展」の制作に夏からかかっていた。
2007年の個展は東京・渋谷のカフェギャラリーで、8月の1か月間、ロングスパンの展示だった。このときも「記録的」猛暑で、たしか作品搬入の日から猛烈に暑くなり、搬出の日まで暑い日が丸1か月間ずっと続いた。今年は観測されていない気温40℃もその年は記録されていたし、個展開催中の熱中ぶりもあるのか個人的には2007年のほうが暑いとばかり思っていた。だから今朝の新聞を見て最初びっくりしたのだが、夏の暑さはどうやら今年が新記録で、過去113年間、つまり観測史上で一番暑い夏だったとのこと。まぁ、07年は7月が涼しかったしね。
さて今年の制作状況であるが、夏に制作を一気にすると書いていながら、今年は実はさほどではない。
2月ころにインスタレーションによる個展案が浮かび、半年あれば準備もできるだろうということで、夏に個展をする計画もその頃たてていたのだが(画廊からも「ぜひ」と言われてその気でいたのだが)、その後の不調もあって立ち消えになってしまった。でもこれだけ長い暑さが続くとさすがに見に来る側もきついので、それはそれで良かったようには思えている。
今年は大きな展覧会は控えてないので、この8月は制作場のなかにミニスタジオをこしらえて、小さな写真作品を作ることをしていた。エアコンなしでただでさえ暑いのだが、外光がはいるとよろしくないので窓を閉め切り、カーテンもかけての撮影。超暑い。ただ、これだけのアツさのなかで作業しても、出来上がってくるものはなんだか淡々としていて、「アツさ」を微塵も感じさせないものになってしまう。アツくならない作品はいかがなものかと思ってみても始まらず、まぁいたしかたないところ。
この暑さが少しやわらいでから行こうかと思っていたものの、いっこうに衰えそうにない。今日は柏崎での関根哲男展に。
近年制作の「原生シリーズ」を、ギャラリーおよび多目的ホールの両方で展示。同じシリーズ名といっても制作時期により素材や技法は異なる。
越後タイムス紙に「新たな“逸脱”の始まり」と書かれたレビューではインスタレーション的に床に置いた最新シリーズについて取りあげていたが、個人的に好きなのは多目的ホール正面に掲げられた左の赤い作品(素材はゴム)。1995年制作の作品に今年さらに手が加えられている。
右上は会場に貼られた作家プロフィール。自身の顔写真をユーモラスに撮って載せている。関根さんにしては珍しいことやってるなぁ~と思ったのだが、この写真は佐藤秀治さんからのプレゼントとのこと。いい味だしてます。
関根哲男展 <原生>
会期:8月21日(土)~29日(日)
会場:文学と美術のライブラリー 游文舎 【柏崎市】
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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