長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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マイスキップ8月号(vol.115)が発行されました。
長岡まつりの前に配布を完了させようということで、今号は発行がいつもより1週間近く早まっています。前にも書きましたが、特集面は「建物の記憶を探る」シリーズのスペシャル版で、旧日赤病院(長岡赤十字病院)を取りあげています。
また、最終ページに掲載している「今月の写真」は、「街を見守るとんがり帽」と題した水道公園でのワンショット。
以下、目次の紹介を。
---〔Page 1〕---
・ 編集長インタビュー ゲスト:畠山徳雄さん (平和の森コンサート実行委員長)
---〔Page 2〕---
・アーカイブス~45年程前の「長岡の美術シーン」
眩しかった佐藤正二・真島若桜の「二人展」のこと
(文:佐藤秀治/美術家・エッセイスト)
---〔Page 3〕---
・【記事】 マイスキップ特派員による寺泊レポート 「Eボート長岡寺泊大会」に初挑戦!
・【連載】 らんぶりんぐ~ぶらぶら歩きを楽しむ
ビッグサイトに“長岡モノづくりゾーン”が出店!
・【連載】 映論言いたい放題 第9地区
---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 建物の記憶を探る~櫻井大士さんの写真とともに
旧長岡赤十字病院 (文:木村郁夫)
歴史的建造物として保存しようという地域住民らの動きもかなわず、約十年前に解体撤去された日赤町の「旧長岡赤十字病院」。町名はそのまま残されているものの、一九九七年八月まで使われていたこの建物の痕跡は存在しない。失われた建物の「記憶」を探るシリーズとして、今回はその旧日赤病院を取り上げる。建物が解体される直前、写真撮影を敢行したカメラマン・櫻井大士さんの写真とともにご案内する。
---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱 (文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)
・【連載】ゆるり歴史サロン その13 幻想的な季節 (文:小林良子)
・【連載】マルの杜 (文・絵:丸山正三)
・【連載】某月某日ゆるゆる写真日記 第11回
・【案内】長岡あれこれ情報
---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~卒業生による長岡造形大レポート~
毎日広告デザイン賞で最高賞を受賞!! (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】時の忘れもの 第29回 家紋 (文:佐藤秀治)
・【記事】ホーメックス長岡支店
---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第114回 広田薫 長岡うまい米コンテストで金賞
長岡まつりの前に配布を完了させようということで、今号は発行がいつもより1週間近く早まっています。前にも書きましたが、特集面は「建物の記憶を探る」シリーズのスペシャル版で、旧日赤病院(長岡赤十字病院)を取りあげています。
また、最終ページに掲載している「今月の写真」は、「街を見守るとんがり帽」と題した水道公園でのワンショット。
以下、目次の紹介を。
月刊 My-Skip~長岡あれこれ情報誌~
Vol.115 (2010年8月号)
---〔Page 1〕---
・ 編集長インタビュー ゲスト:畠山徳雄さん (平和の森コンサート実行委員長)
---〔Page 2〕---
・アーカイブス~45年程前の「長岡の美術シーン」
眩しかった佐藤正二・真島若桜の「二人展」のこと
(文:佐藤秀治/美術家・エッセイスト)
---〔Page 3〕---
・【記事】 マイスキップ特派員による寺泊レポート 「Eボート長岡寺泊大会」に初挑戦!
・【連載】 らんぶりんぐ~ぶらぶら歩きを楽しむ
ビッグサイトに“長岡モノづくりゾーン”が出店!
・【連載】 映論言いたい放題 第9地区
---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 建物の記憶を探る~櫻井大士さんの写真とともに
旧長岡赤十字病院 (文:木村郁夫)
歴史的建造物として保存しようという地域住民らの動きもかなわず、約十年前に解体撤去された日赤町の「旧長岡赤十字病院」。町名はそのまま残されているものの、一九九七年八月まで使われていたこの建物の痕跡は存在しない。失われた建物の「記憶」を探るシリーズとして、今回はその旧日赤病院を取り上げる。建物が解体される直前、写真撮影を敢行したカメラマン・櫻井大士さんの写真とともにご案内する。
---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱 (文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)
・【連載】ゆるり歴史サロン その13 幻想的な季節 (文:小林良子)
・【連載】マルの杜 (文・絵:丸山正三)
・【連載】某月某日ゆるゆる写真日記 第11回
・【案内】長岡あれこれ情報
---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~卒業生による長岡造形大レポート~
毎日広告デザイン賞で最高賞を受賞!! (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】時の忘れもの 第29回 家紋 (文:佐藤秀治)
・【記事】ホーメックス長岡支店
---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第114回 広田薫 長岡うまい米コンテストで金賞
おそらく一両日中にも発行される(だろう)MySkip8月号についてもうひとつ内容予告をしておくと、8月の佐藤正二展の開催にあわせ、氏に関連した記事を載せている。丸々1ページ、大きく使っての掲載である。
氏は堀口大學を顕彰する活動で知られ、文筆家としてMySkipにもたびたび寄稿いただいている。なのでそうした活動と美術家としての活動の両輪を紹介してその素顔(?)に迫る!といった方向でもよかったのだが、今回は40年以上前にさかのぼり、氏の60年代の活動に焦点をあてることにした。
60年代の長岡というと、日本で初めて「現代」と冠した長岡現代美術館が1964年に開館している。それと前後するように佐藤さんは現代美術の「二人展」を始めており(以降18年連続開催)、美術家の佐藤秀治さんはその「二人展」を高校生のときに偶然見て衝撃を受けたという。興味深い60年代の動きなのだが、その割に情報がきちんと伝えられていない向きもあり、それではこの機会にと、佐藤秀治さんに寄稿してもらった次第。60年代の“長岡の美術シーン”も含めて、エッセイ的に語ってもらっている。
MySkip紙においては、長岡現代美術館に関して拙コラムで何回も触れていたし、同美術館がひとつのキーになって生まれた「新潟現代美術家集団GUN」については特集記事を2回組むなど、長岡と現代美術について積極的に取りあげているが、今回の記事はその一環でもあると考えている。
右上の画像は、記事中に載せた写真の中からひとつ、長岡現代美術館(現・長岡商工会議所)の外壁レリーフ。8月号用にと新しく最近撮影してきたものだ。紙面では「長岡の景観遺産として健在の“斎藤義重のレリーフ”」とクレジットをつけている。
■佐藤正二展は8月1日から31日まで、蕎麦店「長岡小嶋屋」CoCoLo長岡店にて。
氏は堀口大學を顕彰する活動で知られ、文筆家としてMySkipにもたびたび寄稿いただいている。なのでそうした活動と美術家としての活動の両輪を紹介してその素顔(?)に迫る!といった方向でもよかったのだが、今回は40年以上前にさかのぼり、氏の60年代の活動に焦点をあてることにした。
60年代の長岡というと、日本で初めて「現代」と冠した長岡現代美術館が1964年に開館している。それと前後するように佐藤さんは現代美術の「二人展」を始めており(以降18年連続開催)、美術家の佐藤秀治さんはその「二人展」を高校生のときに偶然見て衝撃を受けたという。興味深い60年代の動きなのだが、その割に情報がきちんと伝えられていない向きもあり、それではこの機会にと、佐藤秀治さんに寄稿してもらった次第。60年代の“長岡の美術シーン”も含めて、エッセイ的に語ってもらっている。
MySkip紙においては、長岡現代美術館に関して拙コラムで何回も触れていたし、同美術館がひとつのキーになって生まれた「新潟現代美術家集団GUN」については特集記事を2回組むなど、長岡と現代美術について積極的に取りあげているが、今回の記事はその一環でもあると考えている。
右上の画像は、記事中に載せた写真の中からひとつ、長岡現代美術館(現・長岡商工会議所)の外壁レリーフ。8月号用にと新しく最近撮影してきたものだ。紙面では「長岡の景観遺産として健在の“斎藤義重のレリーフ”」とクレジットをつけている。
■佐藤正二展は8月1日から31日まで、蕎麦店「長岡小嶋屋」CoCoLo長岡店にて。
MySkip8月号はすでに印刷にはいっており、今週には発行されることになりそうだ。内容予告をしておくと、今号の企画ページは私の担当で、春先に掲載した「建物の記憶(を探る)」シリーズのスペシャルとなっている。
この「建物の記憶」と題したシリーズは今年4月号と5月号とで続けて掲載したが、当初の紙面企画としては現在すすめられている大手通の再開発(スクラップ&ビルド)でスクラップのほうに敢えて着目して、「忘れ去るにはしのびなく、記憶に留めておきたい」建物を全2回で取りあげようという発案だった。なので“丸専デパート”と“旧えり芳ビル” の2棟を、建築デザイン的な視点をふまえてその特徴やユニークさを紹介したわけだが、読者の評判もすこぶるよく企画展開も可能だということで、続編(スペシャル版) となった次第。
特に大手通再開発と絡めたり限定させたりすることもないので、スペースを拡大しての8月号は、かつて日赤町(現在のウオロク長岡店のところ)にあった「旧日赤病院」を取りあげている。
MySkipの場合、編集方針で特に企画ページに関しては写真を多用することになっており、既ににない建物の場合は写真の入手がカギになる。今回は知人写真家のSさんが約十年前の建物解体直前に撮影しており、その写真を提供いただいた。寄稿は前2回と同じく建築技術者のKさん。
記事は2人のコラボレーションとしても実にうまくはまったようで(とはいってもお二人に面識はないのだが)、なかなかの出来栄え。反響もかなり出るんじゃないかと思う。ご期待を。
右上は、「えり芳ビル」を取りあげた5月号「建物の記憶」シリーズ紙面。このビルは一度取りあげておきたいよなぁ~と思ったのが企画の原点である。
この「建物の記憶」と題したシリーズは今年4月号と5月号とで続けて掲載したが、当初の紙面企画としては現在すすめられている大手通の再開発(スクラップ&ビルド)でスクラップのほうに敢えて着目して、「忘れ去るにはしのびなく、記憶に留めておきたい」建物を全2回で取りあげようという発案だった。なので“丸専デパート”と“旧えり芳ビル” の2棟を、建築デザイン的な視点をふまえてその特徴やユニークさを紹介したわけだが、読者の評判もすこぶるよく企画展開も可能だということで、続編(スペシャル版) となった次第。
特に大手通再開発と絡めたり限定させたりすることもないので、スペースを拡大しての8月号は、かつて日赤町(現在のウオロク長岡店のところ)にあった「旧日赤病院」を取りあげている。
MySkipの場合、編集方針で特に企画ページに関しては写真を多用することになっており、既ににない建物の場合は写真の入手がカギになる。今回は知人写真家のSさんが約十年前の建物解体直前に撮影しており、その写真を提供いただいた。寄稿は前2回と同じく建築技術者のKさん。
記事は2人のコラボレーションとしても実にうまくはまったようで(とはいってもお二人に面識はないのだが)、なかなかの出来栄え。反響もかなり出るんじゃないかと思う。ご期待を。
右上は、「えり芳ビル」を取りあげた5月号「建物の記憶」シリーズ紙面。このビルは一度取りあげておきたいよなぁ~と思ったのが企画の原点である。
今年は植田正治の没後10年にあたるんですね。
植田正治写真展 写真とボク
会期:7月17日(土)~10月17日(日)
会場:新津美術館 【新潟市】
※基本的には月曜が休館だが、祝日は開館したり「あいてマンデー」なるシステムで月曜開館の日があったり、割をくって火曜が休館になったりとあるようだ。気になる場合はHPで確認を。
植田正治写真展 写真とボク
会期:7月17日(土)~10月17日(日)
会場:新津美術館 【新潟市】
※基本的には月曜が休館だが、祝日は開館したり「あいてマンデー」なるシステムで月曜開館の日があったり、割をくって火曜が休館になったりとあるようだ。気になる場合はHPで確認を。
特に園芸が趣味というわけではないが、今年はきゅうりを鉢植えにしている。きゅうり自体、食材としては別に好きでもなんでもなく、ただ知人から苗をもらったからという消極的なものだったのだが、やってみるとこれがなかなか面白い。
ツル性の植物。節から「巻きヒゲ」と呼ばれるものが次々に出てきて、それが何かにつかまるのだが、そのつかまりかたが動物的、というか実に器用に、しっかりと結びつく。しかも多少の風がきても安定するようにスプリングのような形状もいつのまにかつくっていて、頭脳的でなんだか生きているよう。
図書館で借りてきた「きゅうり百科」を読んだら、そろそろ摘心して、上へ伸びるエネルギーを実のほうに廻すのがセオリーらしいのだが、あちこちにつかまりながら上へ上へと伸びていく様子が面白く、まだ摘心していない。
とんでもなく暑いですね。
祝日にもかかわらずMySkip次号のゲラ校正を今日しなくてはならなかったので、午後から編集部に。
編集部には駐車場がないので、今日は徒歩10分ほどの道のりを街並み写真の撮影がてら歩いて向かおうと(よせばよいのに)思い立ったのだが、あまりの暑さに、歩きだして10秒ほどで後悔。
いちおう駅前の小さな神社のところで撮ってはみる。70年代・伊勢正三の「アスファルトの隙間にも花は咲いてる。ほろ苦い、想い出も~」と歌う曲を思い出したのだが、街中のこんな隙間のようなところにも、しっかり存在している。
祝日にもかかわらずMySkip次号のゲラ校正を今日しなくてはならなかったので、午後から編集部に。
編集部には駐車場がないので、今日は徒歩10分ほどの道のりを街並み写真の撮影がてら歩いて向かおうと(よせばよいのに)思い立ったのだが、あまりの暑さに、歩きだして10秒ほどで後悔。
いちおう駅前の小さな神社のところで撮ってはみる。70年代・伊勢正三の「アスファルトの隙間にも花は咲いてる。ほろ苦い、想い出も~」と歌う曲を思い出したのだが、街中のこんな隙間のようなところにも、しっかり存在している。
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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