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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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にゃにゅにょ ~びわこ学園粘土作品展~
会期:11月28日(土)~12月6日(日)
会場:新潟市総合福祉会館ロビー

789336ca.jpg 兵庫県のすずかけ作業所などからの作品を招いた柏崎での「無心の表現者たち」展、長野県の「風の工房」からの作品を招いた「Something View」展と、先月から障がいのある人たちの作品展が続いていたが、こちらは今月末からの滋賀県「びわこ学園」の作品展。新潟市で開催される。
展覧会は入場無料。12月5日(土)、6日(日)には講演会やシンポジウム、映画上映、粘土体験会があるが、これらは有料。


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このびわこ学園の「にゃにゅにょ展」については、 以前長岡で開催されたときに企画を手伝っている。 2006年のことなのでもう3年前になるが、迫力のあるよい展覧会だったので、 古い写真をひっぱりだしてきて何点か掲げてみた。1a56f40c.jpg 会場はギャラリー沙蔵の蔵の空間。

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http://ameblo.jp/atelier-zen/entry-10019797170.html (旧ブログから)
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5e21307e.jpggt.moo galleryでは「アート・ウォッチング/2009」展を現在開催中。“15人の視覚がカメラで切り取ったアートな情景”と題した写真展で、画家や現代美術作家など、さまざまな15作家が出展。明日15日(日)までの開催です。
同ギャラリーの今月の企画は2本立てで、f75e668e.jpg22日(日)からは数見利夫展がスタートします。

gt.moo gallery 【新潟市(亀田駅前)
アート・ウォッチング/2009 会期:11月15日(日)まで
数見利夫展 会期:11月22日(日)~29日(日)
898b2db4.jpg左はちょうど1週間前、今月5日の朝日新聞(新潟版)。
アップするのがすっかり遅くなったが、弥彦野外アート展の記事が出ている。拡大した右ふたつの画像はクリックすると読める程度には大きくなるので、興味あるかたはどうぞ。
cd64b5b1.jpg 94920920.jpg
野外アート展は最近ブームのようだ。ただ、作家としては「流行っている」からということのみでやっているわけではないので、時代が追いついてきたといいたいところ。野外展という形態自体は古くからあり、とりあえず記憶にあるのは、80年代終わりころだと思うが豊栄(現・新潟市)での開催。商店街の道路を全面通行止めにしてのもので、参加アーティストも多かったのでかなりの規模だったと思う。
1b062cbc.jpg ちなみに私自身も、もう15年も前のことになるが、1995年に糸魚川市での「発作魔偶名(ホッサマグナ)野外美術展」なる野外展に出展している。9a680dd9.jpg 日光寺という由緒あるお寺の観音堂の境内が会場で、その頃付き合いのあった糸魚川のグループがたった3人でおこなった前年の第1回展を見て直感的に「これは面白い」と思い、ぜひ自分も参加したいとメンバーに入れさせてもらったもの。95年から3回連続して出展した。
左の画像はその95年のときの作品の一部分。赤と黒の油絵具で着彩した「布」を観音堂の古びた外壁に貼り付けている。 02acc258.jpg


4dff3541.jpg前山忠展 平面の視界
会期:11月23日(月・祝)~29日(日)/水曜休廊
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】

昨年の今井美術館の個展など、場を生かして(異化して)の空間作品が印象的な前山さんであるが、今回は徹底的に「平面」にこだわって、という個展。初日23日にはギャラリートークがあり、「絵画とは何か」と問題提起しての徹底討論がおこなわれる。
絵画の歴史は長く、表現上の実験も試行錯誤もされていながら、何故に終わりはないのか、現在の絵画表現の可能性と課題が探られる。

●オープニングパーティ&ギャラリートーク:11月23日(月・祝)14:00~15:30
964b0113.jpg発行中のマイスキップ11月号の「展覧会情報欄」から、石原洋二郎ミニイラスト展の案内を。喫茶店のなかでの展示です。f7ab37f4.jpg
同氏のイラスト作品は、5月のギャラリーmu-anでの「マイスキップ100号記念展」にも出展されている。今回はそのときと同じシリーズであるが、これらの達者なイラストが、手描きではなく実はマウスで描いたものだというと、皆さん一様に驚かれたことを思い出す。
喫茶店の壁1枚を使っての展示風景を左上に。下の画像は、この展覧会とはまったく関係ないのだが、夜の柏崎駅と長岡駅前。1d66e54a.jpg
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石原洋二郎ミニイラスト展

会期:~11月23日(月)/10:00~22:00
会場:喫茶 郭公 【長岡市】
岩波写真文庫のカメラマンとして活躍した長野重一の写真集「東京1950年代」に登場する若い母親の背には、いずれも赤ん坊がくくりつけられている。この子ども達は後に団塊の世代と命名、現在は大量の定年退職の一群となり、年金の受給に不安をかこちながら、これからの長い老後設計を始めている。そうした子連れの人物を丹念に模写して並べてみた。
aea8624d.jpgNami 今井朝子展
会期:11月20日(金)~12月20日(日)
           火・水・木曜定休/13:00~18:00
会場:手作り陶器の店 一黙窯 【長岡市】

「心の波や、自分以外から感じる波を表現しようと試みた」という作品。若手染色作家の初個展です。
作家は長岡造形大学を卒業、昨年、国画会展(国展)に初入選。今井美術館での「ONE Mart EXPRESS Ⅴ」展(2008)にも参加出展している。

会場地図

95bf3587.jpg右は今朝7日付の新潟日報(長岡地区版)から。
“色鮮やかに力強く”と、「Something View~6人の視線」展について紹介されています。

同展は明日8日までの開催です。
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■過去ログ
出展者紹介  ・展示作業

0a903568.jpgマイスキップ11月号が発行されています。
今号の企画特集面は前月にひきつづき私の担当で、今号は長岡と栃尾を結んでいた軽便鉄道、通称「トッテツ」を取り上げました。昭和50年の全線廃線から約35年経ち、沿線各地はめまぐるしく変貌を遂げていますが、中にはいまだに往時の面影を残している場所もあり、その現況をレポートしています。往時の写真も掲載し、編集Y氏が地図を書き起こすなど、なかなか力がはいっています。
以下、目次の紹介です。

月刊 My-Skip~長岡あれこれ情報誌~
Vol.106  (2009年11月号)


                     ---〔Page 1〕---
編集長インタビュー/ゲスト:石積忠夫(リード エグジビジョン ジャパン(株))
        ---〔Page 2〕---
・【連載】牧野の殿さん通信 其の29  まぐろ漁船取り締まり乗船記その3(文:牧野忠昌)                
        ---〔Page 3〕---
・【コラム】井出孫六「太陽の葬送」の大橋佐平
・【レポート】長岡社“長岡育英寮”の沿革
・【案内】長岡花火カレンダー2010・発売開始
・【連載】映論言いたい放題
                   ---〔Page 4~5〕---
【マイスキップ特集】  特集・栃尾鉄道の記憶を探して-越後交通栃尾線 
              トッテツの廃線跡を歩く

長岡と栃尾を結び「トッテツ」の愛称で親しまれた栃尾鉄道は、全長30キロにも満たない軽便鉄道であったが、住民の足や地域の産業発展にと大いに活躍していた。昭和50年の全線廃止から三十余年たつが、当時の記憶が今なお甦るかたも多いことだろう。そこで今号では懐かしのトッテツ特集第一弾として、廃線ルートを訪ね歩いている見附在住の野本貴章さんから、かつての面影をいまだ伝えている場所とその現況をレポートしていただいた。
                     ---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱”    (文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)
・【連載】徘徊だより 長谷川伸「伝法ざむらひ」の山本帯刀
・【案内】長岡フルートアンサンブル第22回定期演奏会のお知らせ 
長岡あれこれ情報
                   ---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 長岡造形大レポート 開設準備のすすむ市民工房  (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】時の忘れもの 第20回:ジャンクカメラ (文:佐藤秀治)
・【連載】某月某日ゆるゆる写真日記 散歩02
・【連載】ご紹介本 田山花袋「旅窓読本」
                   ---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第105回 山入端佳美 女優


【マイスキップの入手方法】

216eb335.jpg今井美術館で開催している「Something View~6人の視線」の出展者の紹介を。「風の工房」(長野県上田市)から春原さん、瀬尾さん、中村さん、矢島さんの4人、地元見附市内から2人です。

会場は金・土・日曜・祝日のみの開館。展覧会は残すところ6日(金)、7日(土)、8日(日)の3日間となります。

■出展者

春原 喜美江 (すのはらきみえ)
女性のいきいきとした線や構成された色彩で描く作者は、齢70歳を迎えようとする女性である。線1本を描く、消す、描く、そして消すという繰り返しの中でモチーフの本当の「かたち」を探すことで生命力を描き出す。

 

瀬尾 ひろみ (せお ひろみ)            

頬らかな人物や何か不思議な物語の場面のような風景。しかし緻密な線を重ねることで塗られている色彩が作品の雰囲気をつくっている。作者は大柄な女性ではあるが、絵そのまま、頬らかかつ繊細。

 

中村 豪(なかむら たけし)
不規則に並び、重なる「ドット」とグルグルと何重にも走る線によって浮きあがる「顔」。ひとり黙々と描いている姿をよく観察すると、単調な作業の繰り返しではなく、本当に少しだが描写が変化しているのが解る。謙虚だが、しっかりと仕事をする作者である彼らしく、目下から画面の端々へ、視線も線も、点も。

 

矢島 慎一郎 (やじま しんいちろう)

紫色の絵の具を使うため、その色が似合う車を描く。季節の花を愛でるために自宅の庭は「矢島さんの」セカイをつくる。好きな色や形、気になる人に出会うために風の工房にも通う。今は風景を描いている。今回の展示では、夕焼けの「色」と建物とその情景をメインに出品。

 

清水 勝也 (しみず かつや)                   

施設の行事でポスターを描き、それが評価されたことから、以後、自宅の自室でメタルロックを聴きながら集中し、時に興奮しながら描いている。エイブルアートカンパニー登録アーティスト。1975年生まれ、見附市在住。

片山 瑛介 (かたやま えいすけ)                  

ガムテープを巻き続け、「武器」をひたすら作り続ける。数年間ため続けてきた“作品”を、美術館の空間を利用してのインスタレーションで今回提示した。1987年生まれ、見附市在住。

※清水さんの紹介文はエイブルアートカンパニーのHPからの抜粋です

26a4340c.jpg伊藤剰「土の記憶」
会期:11月7日(土)~15日(日)
会場:文学と美術のライブラリー 游文舎 【柏崎市】

(以下はDMより、作家のコメント)
小学生の頃、長岡の博物館で縄文弥生式土器の展示室を見て回ったのだが、乾いた土器の色がとても魅力的で、その不思議な雰囲気に子供ながら惹きつけられたことを今でも鮮明に覚えている。そんな土の魅力に触発された私自身の記憶をテラコッタで再現した。
d7a7dbe5.jpg3日の文化の日は晴れの特異日であるが、珍しく大きく荒れた天気。
県立近代美術館の土田麦遷展が最終日で、まだ行けてなかったので仕事の合間に立ち寄る。展示室も行列ができるなど館内はえらい混雑ぶりで、素描や下絵、資料など展示数もえらく多い。この「人」と「作品」のあまりの多さに、体調が完璧なときに観ておくべきだったとちょっと後悔。

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東京とニューヨークのアトリエとを行き来して活動しているKoharuさんから、長岡での個展の案内が届いた。ちょっと変わったものを展示する、とある。

小春 Koharu展
会期:11月14日(土)~21日(土)
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】

wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


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