長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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アップするのがいくぶん遅れましたが、月刊マイスキップ新号(11月号)が発行になっております。
以下、目次の紹介です。
月刊マイスキップ~長岡あれこれ情報誌~ Vol.94
(2008年11月号)
---〔Page 1〕---
・編集長インタビュー
/ゲスト:渡辺美子 (米百俵まつり実行委員会・副実行委員長)
---〔Page 2〕---
・【連載】牧野忠昌の「殿さん通信」 第19回 済海寺の石棺および副葬品
---〔Page 3〕---
・【投稿】自然との共存を学んで~ボーイスカウト小千谷発団40周年
・【映画評】映論倶楽部 第56回:ポール・ニューマン追悼特集
・【連載】地域をつなぐアイシーティー 第3回:株式会社ネオス
・【不定期連載エッセイ】徘徊だより 近代美術館「国宝との出会い」展の岩佐又兵衛
---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 御館の乱・渦中の長岡、栃尾 (文:石田哲彌)
『NHK「天地人」放映を前に、直江兼継についての関心が盛り上がっているが、兼継は上杉謙信急逝後の後継者争いに端を発した「御館の乱」を機に急速に頭角を顕わす。その熾烈な戦いに長岡も巻き込まれ、上杉景勝軍の総攻撃により壊滅的な打撃を被ったわけだが、その戦いの経緯と背景を綴る。』
---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱” 第51回:カマキリ、巧みなハンター (文:山屋茂人)
・探索人報告 越路・初雪もち 本物の味みぃ~つけたッ!
・長岡あれこれ情報
---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~長岡造形大学教授陣によるリレーエッセイ 第11回
建築・環境デザイン学科 澤田雅浩准教授
・【連載】時の忘れもの 第8回:鯉の掛け花 (文:佐藤秀治)
・【作品展紹介】“山本由季のせかい”へようこそ
・【ご紹介本】 縄文人追跡 小林達夫著 (ちくま文庫)
---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第93回 Tジョイ・長岡 映写スタッフの3人
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今井美術館には「「瞑想室」という部屋がある。同美術館ならではのもので、中庭に建つ観音様を間近でみる(瞑想する)ことのできる畳敷きの六角形のスペース。ふだんは入場料が必要なのだが、現在、開館20周年記念ということで入場無料(12月14日まで)となっている。
写真は、その瞑想室より中庭を。
先月までこの中庭を使って展開・展示されていた前山忠氏のインスタレーション作品が一部撤去されずに庭の奥側部分、観音様の背後で再構成されており、その作品も大きな窓からあわせて観ることができる。
よい眺めである。前山氏の作品もとても映えている。
下の画像はギャラリー沙蔵での「田中秀美展~二十四節気の道の草」から。12日(水)まで開催中。
写真は、その瞑想室より中庭を。
先月までこの中庭を使って展開・展示されていた前山忠氏のインスタレーション作品が一部撤去されずに庭の奥側部分、観音様の背後で再構成されており、その作品も大きな窓からあわせて観ることができる。
よい眺めである。前山氏の作品もとても映えている。
下の画像はギャラリー沙蔵での「田中秀美展~二十四節気の道の草」から。12日(水)まで開催中。
舟見倹二 BOX ART展 ~封じられた世界から~
会期:11月20日(木)~30日(日)/会期中無休
会場: “文学と美術のライブラリー” 游文舎・ギャラリー 【柏崎市】
上越市在住の美術家。県立近代美術館、新潟市美術館等で作品収蔵されるなどシルクスクリーンの版画作品で知られる作家だが、ここでの展観は作家が近年展開しているBOX・ART。約30センチ角の方形の箱に自身の記憶などを封じこめてアート化した約30作品を展示する。
作家が自作について語る「ギャラリートーク」を11月22日(土)午後2時から開催。
会期:11月20日(木)~30日(日)/会期中無休
会場: “文学と美術のライブラリー” 游文舎・ギャラリー 【柏崎市】
上越市在住の美術家。県立近代美術館、新潟市美術館等で作品収蔵されるなどシルクスクリーンの版画作品で知られる作家だが、ここでの展観は作家が近年展開しているBOX・ART。約30センチ角の方形の箱に自身の記憶などを封じこめてアート化した約30作品を展示する。
作家が自作について語る「ギャラリートーク」を11月22日(土)午後2時から開催。
■会場は柏崎駅から徒歩5~6分
【地図】
昨日は夕方に印刷物の入稿を控えていてややハードではあったが、朝早くから出れば何とかなるかと新潟市内に行く。打合せ等でいくつか廻ったあと、この日が最終日となる茅原登喜子展(aiギャラリー)へ。
若手作家のインスタレーション&平面。インスタレーションの素材はドローイングされた紙を長さ10メートルくらいにひたすら繋げたもので、展覧会開催直前の10日間、画廊の2階にある空きスペースを借りて公開で制作したらしい。面白いと思う。
ルート途上にちょうどよいところにあったので、長居はできなかったが新潟絵屋にも立ち寄る。出射茂展を開催中(10日まで)。
絵屋の奥には「ミニショップ」と称した小さなコーナーがあり、この狭さも含めて気に入っているのだが、「ここを目当てに来られるかたも多いんですよ」(byスタッフIさん)と、巷でもけっこう人気があるらしい。
今月から期間限定で「キャンドルフェア」に模様替え。画像3点はそのミニショップ(の棚)から。
キャンドルフェア
会期:11月2日~2月28日
会場:新潟絵屋・ギャラリー奥のミニショップコーナー
キャンドルホルダー出品:
<陶> 大久保千秋、平野照子、フジタヨウコ/<ガラス> 石倉まみ、大関博、斎藤ゆう/<木工> 伊藤信行、大室紀子/<金属> 斎藤美樹、平井沙織、山谷秀昭/<ミクストメディア> chack
キャンドル出品:
<蜜蝋>カーサ・セーコ/<和ろうそく>岡田ローソク店
さて今週は金曜から田中秀美展を開催することになっているが、今日はその作品搬入・展示。夕方から夜にかけての作業の予定。
二十四節気の道の草~田中秀美展/11月7日(金)~12日(水)/於:ギャラリー沙蔵
若手作家のインスタレーション&平面。インスタレーションの素材はドローイングされた紙を長さ10メートルくらいにひたすら繋げたもので、展覧会開催直前の10日間、画廊の2階にある空きスペースを借りて公開で制作したらしい。面白いと思う。
ルート途上にちょうどよいところにあったので、長居はできなかったが新潟絵屋にも立ち寄る。出射茂展を開催中(10日まで)。
絵屋の奥には「ミニショップ」と称した小さなコーナーがあり、この狭さも含めて気に入っているのだが、「ここを目当てに来られるかたも多いんですよ」(byスタッフIさん)と、巷でもけっこう人気があるらしい。
今月から期間限定で「キャンドルフェア」に模様替え。画像3点はそのミニショップ(の棚)から。
キャンドルフェア
会期:11月2日~2月28日
会場:新潟絵屋・ギャラリー奥のミニショップコーナー
キャンドルホルダー出品:
<陶> 大久保千秋、平野照子、フジタヨウコ/<ガラス> 石倉まみ、大関博、斎藤ゆう/<木工> 伊藤信行、大室紀子/<金属> 斎藤美樹、平井沙織、山谷秀昭/<ミクストメディア> chack
キャンドル出品:
<蜜蝋>カーサ・セーコ/<和ろうそく>岡田ローソク店
さて今週は金曜から田中秀美展を開催することになっているが、今日はその作品搬入・展示。夕方から夜にかけての作業の予定。
二十四節気の道の草~田中秀美展/11月7日(金)~12日(水)/於:ギャラリー沙蔵
昨日からギャラリーmu-anでは「チープシック展」が始まっている。
出展は流木によるオブジェのさいとうようこさん(新潟市)、造形作家でエッセイストの内藤三重子さん(鎌倉市)の女性作家二人に、長岡造形大・前学長の鎌田豊成さんを交えての三人で、「流木や廃材など、ゴミみたいなものを素材にする点が共通するから」とは鎌田さん談。コラボレーションとしても面白い組み合わせ。
“Cheap Chic” チープシック展
会期:11月1日(土)~9日(日)
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】
また、一黙窯での外山文彦展も、同じく昨日からスタート。
一黙窯の作品も置いてあるなかで、それらとこちらもコラボするかたちを意識している。
一黙窯には日常の生活で使えるお皿やカップ、箸置きなどシンプルな陶器が多く並んでいるが、それらに混ざって動物の陶オブジェなどもさりげなく置かれている。
また、いつもあるわけではないのだろうが、この日は「なめこ」もなぜか販売棚に登場。地元農家から直送で届けられた新鮮かつ巨大なもので、特価で売られていた。 (下の画像、左)
■一黙窯・外山文彦展は11月いっぱいの1か月間、「金・土・日・月曜の午後のみ」の開催。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/195/
出展は流木によるオブジェのさいとうようこさん(新潟市)、造形作家でエッセイストの内藤三重子さん(鎌倉市)の女性作家二人に、長岡造形大・前学長の鎌田豊成さんを交えての三人で、「流木や廃材など、ゴミみたいなものを素材にする点が共通するから」とは鎌田さん談。コラボレーションとしても面白い組み合わせ。
“Cheap Chic” チープシック展
会期:11月1日(土)~9日(日)
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】
また、一黙窯での外山文彦展も、同じく昨日からスタート。
一黙窯の作品も置いてあるなかで、それらとこちらもコラボするかたちを意識している。
一黙窯には日常の生活で使えるお皿やカップ、箸置きなどシンプルな陶器が多く並んでいるが、それらに混ざって動物の陶オブジェなどもさりげなく置かれている。
また、いつもあるわけではないのだろうが、この日は「なめこ」もなぜか販売棚に登場。地元農家から直送で届けられた新鮮かつ巨大なもので、特価で売られていた。 (下の画像、左)
■一黙窯・外山文彦展は11月いっぱいの1か月間、「金・土・日・月曜の午後のみ」の開催。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/195/
ギャラリー創の「秋季展」に行く。ビルの2階に位置するギャラリー、道路に面して大きな窓がある。訪れたのはちょうど夕暮れ、窓から街の灯りを見おろす感じがなかなかよい。
この「秋季展」はギャラリーの恒例企画で、45人が2会期に分かれて出展している。
ギャラリー創・秋季展
会期:10月28日(火)~11月9日(日)/11月3日に展示入替。そのため3日は休廊
会場:ギャラリー創 【長岡市】
この「秋季展」はギャラリーの恒例企画で、45人が2会期に分かれて出展している。
ギャラリー創・秋季展
会期:10月28日(火)~11月9日(日)/11月3日に展示入替。そのため3日は休廊
会場:ギャラリー創 【長岡市】
今井美術館ではギャラリーの展示内容が今日から変わり、銅版画となります。
本展は、今月上旬の新潟県民会館を皮切りに3会場巡回することになっている「銅版画展」の見附展。13作家が出展。
第15回 銅版画展
会期:10月31日(金)~11月9日(日)/金・土・日曜、祝日のみの開館
会場:今井美術館 ギャラリー 【見附市】
出品作家:
猪爪彦一、伊部紀昭、五傳木浩樹、小沼智恵利、佐藤妙子、菅聰子、鈴木晃、高橋洋子、角田多、馬場裕司、山田佳代子、八子成子、吉岡真
また、今井美術館は開館20周年を迎えました。
そのため本日から12月14日まで、美術館本体(常設展示室、瞑想室)のほうも入館無料となります。
本展は、今月上旬の新潟県民会館を皮切りに3会場巡回することになっている「銅版画展」の見附展。13作家が出展。
第15回 銅版画展
会期:10月31日(金)~11月9日(日)/金・土・日曜、祝日のみの開館
会場:今井美術館 ギャラリー 【見附市】
出品作家:
猪爪彦一、伊部紀昭、五傳木浩樹、小沼智恵利、佐藤妙子、菅聰子、鈴木晃、高橋洋子、角田多、馬場裕司、山田佳代子、八子成子、吉岡真
また、今井美術館は開館20周年を迎えました。
そのため本日から12月14日まで、美術館本体(常設展示室、瞑想室)のほうも入館無料となります。
昨日は、一黙窯(外山文彦展)での展示作業。
作品配置や基本レイアウトといった展示構想をいつもは事前に考えておくものだが、今回はあえて何も考えないようにして臨んだ。会場は女性陶芸家(広川さん)がひとりで運営している小さなお店で、その雰囲気を生かすためにも広川さんとの呼吸というか、作業中の何気ない会話のやりとりなどからも「場」を創ろうと考えたことが理由。店に常設されている棚台も好きなように動かしてよいと言われたが、そのまま使った。
どれだけの数が展示できるかも事前に詰めなかったので、とりあえず作品はかなり多めに車に積んで行ったのだが、行き場が見えなかった2点を残してそのほとんど、15作品を展示した。夏の新潟絵屋での展示とはまた趣きが変わり、思いのほか面白い展示になったと思う。
作品配置や基本レイアウトといった展示構想をいつもは事前に考えておくものだが、今回はあえて何も考えないようにして臨んだ。会場は女性陶芸家(広川さん)がひとりで運営している小さなお店で、その雰囲気を生かすためにも広川さんとの呼吸というか、作業中の何気ない会話のやりとりなどからも「場」を創ろうと考えたことが理由。店に常設されている棚台も好きなように動かしてよいと言われたが、そのまま使った。
どれだけの数が展示できるかも事前に詰めなかったので、とりあえず作品はかなり多めに車に積んで行ったのだが、行き場が見えなかった2点を残してそのほとんど、15作品を展示した。夏の新潟絵屋での展示とはまた趣きが変わり、思いのほか面白い展示になったと思う。
■会期は11月30日まで(ただし金・土・日・月曜の、午後(13~18時)のみとなります)。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/195/
日曜日に「長岡の近代建築を考える」シンポジウムに参加した。
画像はシンポジウムに先立っておこなわれた建築見学会より旧市庁舎(現在の柳原中央公民館)と、長岡厚生会館。
旧市庁舎、厚生会館とも1階はピロティだったという。旧市庁舎は時々訪れるたびに、2階にも出入口風の扉があったりして面白い建物だと思っていた。たしかに1階がピロティ型式であったならば辻褄があうし、デザインもしっくりくる。
現在とだいぶ異なる「旧市庁舎の竣工図」がシンポジウム会場で展示されており、興味深く見た。階段の窓のデザインなどは今はありきたりのものに代わっているが、当時は凝ったものだったようだ。
画像はシンポジウムに先立っておこなわれた建築見学会より旧市庁舎(現在の柳原中央公民館)と、長岡厚生会館。
旧市庁舎、厚生会館とも1階はピロティだったという。旧市庁舎は時々訪れるたびに、2階にも出入口風の扉があったりして面白い建物だと思っていた。たしかに1階がピロティ型式であったならば辻褄があうし、デザインもしっくりくる。
現在とだいぶ異なる「旧市庁舎の竣工図」がシンポジウム会場で展示されており、興味深く見た。階段の窓のデザインなどは今はありきたりのものに代わっているが、当時は凝ったものだったようだ。
届けるものもあったので、今日は午後から今井美術館へ。
約1か月間開催していた前山忠展も、早いもので明日26日で終了となります。
作家も言われるように「力のはいった」展覧会、行く度に見え方も変化するようです。本日の会場風景として、室内インスタレーション(角材の「影」が綺麗です)と小品の「鏡作品」(作品がうつりこむ)を。
さて明日の日曜は、「長岡の近代建築を考える」なるシンポジウムに行く予定。
シンポの副題には“旧市庁舎・厚生会館 そして石本喜久治を通して”とある。50年も前の建築である「厚生会館」と「旧市庁舎」(現・柳原中央公民館)は長岡のシンボル的な建物だが、石本建築事務所を開いた石本喜久治(1894~1963)という同じ建築家の設計だとは知らなかった。
こちらはMySkip誌の取材も兼ねてます。
約1か月間開催していた前山忠展も、早いもので明日26日で終了となります。
作家も言われるように「力のはいった」展覧会、行く度に見え方も変化するようです。本日の会場風景として、室内インスタレーション(角材の「影」が綺麗です)と小品の「鏡作品」(作品がうつりこむ)を。
さて明日の日曜は、「長岡の近代建築を考える」なるシンポジウムに行く予定。
シンポの副題には“旧市庁舎・厚生会館 そして石本喜久治を通して”とある。50年も前の建築である「厚生会館」と「旧市庁舎」(現・柳原中央公民館)は長岡のシンボル的な建物だが、石本建築事務所を開いた石本喜久治(1894~1963)という同じ建築家の設計だとは知らなかった。
こちらはMySkip誌の取材も兼ねてます。
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長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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