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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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長岡駅の写真である。上越新幹線の開業を機に建て替えられたもので、昭和55年に供用開始されているから今年で30年となる。30周年ともなると例えばスーパーだと盛大に「30周年記念セール」を打つところであるが、駅だとそういう発想にはならないようで、また、市民にとっても日頃見なれた風景となっているためか、ことさらの意識はないようだ。
そこで、誰もなんにも言わないならば…ということで、マイスキップ紙の次号では「現駅舎の30周年を記念して」長岡駅の特集を組んでみた。いまの駅舎は建て替え時の仮設のものを除けば3代目となるが、せっかくの機会なので明治時代の初代駅舎まで遡り、その歩みを追ったわけである。
執筆を「建物の記憶」シリーズのKさんに依頼したほか、市内在住のNさんから、自身が詳しくまとめた「長岡駅に関する史料」の提供協力も受けた。三代・百余年の歴史をもつ長岡駅について、建築や都市計画の視点も加味しながらうまくまとめられたのではないかと思っている。
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当該紙は現在ゲラ校正の段階で、来週印刷にはいります。12月頭ころには発行となる予定。

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e362135a.jpg 戸川淳子展
会期:11月18日(木)~23日(火・祝)
会場:羊画廊 【新潟市】

画像の作品タイトルは、「ゆれる」。板にアクリルガッシュ、ダーマトグラフ。

76b60024.jpgもうひとつ、東京での展覧会案内を。
先の記事に書いた野村俊幸展と奇しくも同会期であるが、特につながりはなくこちらは新潟在住作家。

高橋俊文展
会期:11月22日(月)~27日(土)
会場:藍画廊 【東京・銀座】


さて今月はちょっと仕事が詰まっていて、時間がなかなか自由にならない。今日の昼間は制作作業に充てたのだが、調子は悪くないからいいものの、ペースはややスロー。
今夜は佐藤昭久展(mu-an)の作品展示作業に。これから出向きます。
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野村俊幸展
“呼・吸” brass breath

会期:11月22日(月)~27日(土)
会場:ギャラリー檜 B・C 【東京・京橋】

「幼い頃、森で見、感じた色彩やにおい、気配はいつも作品を作る初発、原風景として私のなかにある」と、作家コメント。(DM掲載コメントからの抜粋です)
61f3f91e.jpg 駅前広場の一角を工事中の長岡駅を。
地下に新設する駐輪場を造っているのだと思うが、このあとペデストリアンデッキも出来るらしい。
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f07be388.jpgそのペデストリアンデッキはこの10日に最終計画案がまとまったとのこと。右上はそれを報じた11日の新潟日報・朝刊より。 確定案はとうに出きあがっているとばかり思っていたのだが。

長岡駅ビルの蕎麦店「長岡小嶋屋」の“蕎麦×アート”、12月開催のvol.7の案内です。
今回初めてグループでの展示となり、長岡造形大3年生7人の作品を展示します。1人1点ずつ、水彩、染織、レリーフなど思い思いの手法で作品を作り、計7点を店内に飾ります。
7人の大学での専攻は、ビジュアルデザイン、デジタルデザイン、写真、テキスタイル、建築(ランドスケープ)と、いろいろ。個性豊かな「7種」です。

cd0977c3.jpg 7種(ナナクサ)~長岡造形大生7人展 for Christmas
会期:12月1日(水)~12月25日(土)/無休/10:00~22:00
会場:長岡小嶋屋 CoCoLo長岡店

出展:
石橋歩、近藤未佳、永井卓、長橋大智、
長谷川沙織、松永恵、鷲尾瑞穂

02810ece.jpg 右は日曜の新潟日報の書評欄。「ネット・バカ」という本が紹介されていた。
この邦題はどうにもセンスがなく、タイトルだけだと食指はまったく動かされないのだが、レビューを読むとかなり興味深い内容である。
“インターネットがわたしたちの脳にしていること”とサブタイトルがつく。要は「ネットが思考そのものを変えるということを脳科学の知見から解き明かしている」のだそうだ。記事には、車の運転でカーナビ頼りの場合と、地図を頭にたたきこみ、2次元の情報を3次元の風景に変換(知的作業の駆使)する場合とどちらが脳を使うか?と例えがある。私自身はカーナビを一切使わず、むしろカーナビというのは記憶力など自身の脳力を退化させるのではないかと思っていたから、妙に納得である。だが、記事は続けて「つまりネット依存はすべてカーナビ頼りの生活のようなもの」とあるからドキリである。本の衝動買いというのは最近はあまりしないようにしているが、読んでみたいのでさっそくアマゾンで注文した。
ちなみに原題は「THE SHALLOWS」とのこと。内容に則したもっとよい和訳があると思う。


08c38e05.jpg佐藤昭久展
会期:11月16日(火)~21日(日)
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】

案内がA4のプリント2枚で届く。
新作に企画展での発表作なども含め、約20点を展示するとのこと。

マイスキップ11月号(vol.118)が発行されています。
以下、内容の紹介を。

月刊 My-Skip~長岡あれこれ情報誌~
Vol.118  (2010年11月号)


                     ---〔Page 1〕---
 編集長インタビュー   ゲスト:石坂絵理子さん (長岡ベンチャークラブ会長)
        ---〔Page 2〕---
ちゃんばら画伯の偏書日記
        ---〔Page 3〕---
・【寄稿】  好きなことしてますか? (文:山本規子/アトリエひと葉)
・【連載】  ご紹介本  矢野誠一「三遊亭円朝の明治」 (文春新書)
・【連載】 映論言いたい放題 第78回 トイ・ストーリー3
                   ---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 
           
沖縄MICEビジネスから学べ
                     ---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱 (文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)
・【連載】マルの杜 第5回 絵に描いたりんご (文・絵:丸山正三)
・【案内】長岡あれこれ情報
・【連載】徘徊だより  ポンペイ展
・【連載】ゆるり歴史サロン  長岡の料理本「新篇料理活用」2
・【連載】ゆるゆるカメラ日記  秋深し隣“サシ飲み”するオヤジ
                   ---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~卒業生による長岡造形大レポート~
               こどもものづくり教室   (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】時の忘れもの  第32回 虫籠  (文:佐藤秀治)
・【新連載】この空の花-長岡花火物語 映画化の道程   第1回
                   ---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第117回 ロジーナ・アクタル 

【マイスキップの入手方法】

プロ野球の日本シリーズの人気がないらしい。いま開催中であるが、テレビでも地上波ではほとんど放送していない。
プロ野球自体を今年は1試合も見ていないし、たいして関心もないので特に見なくてもよかったのだが、不人気だという報道を聞いた途端、じゃあどんなものか無理にでも観戦しようとラジオ観戦を思い立った。まぁ天邪鬼なのである。ふだん自宅内でラジオを聞く習慣はなく、中越地震のときに活躍して以来ご無沙汰していた携帯ラジオを持ち出してきた次第。

昨夜の第5戦もおおむね聴いていた。
試合の流れとしてはロッテのワンサイドゲームのような印象だったが、結果は10対4なのでよく考えてみればとんでもない大差がついたわけではない。昨夏の甲子園決勝、日本文理高校が好例なのだけど、野球は筋書きのないドラマだから最終回に「ひょっとして」もなくはない (とファンにしたら思いたくなるギリギリの) 点差ではある。中日の最終回は7番からと下位打線からの攻撃だったが、ものは考えようで、そこでなんとか「二死満塁」までこぎつければ好調のクリーンアップ、3番打者へと廻る。一発ホームランの超パワーヒッターの外国人選手も5番にいるしそんな筋書きで土壇場の一波乱もあるのではと、本来ならばちょっと期待したいところだった。
だが、落合監督は途中からゲームを投げていたようで、その肝心要のクリーンアップの選手を、前のイニングから交代させていたから困ってしまう。いや、別に困ることもないのだが、とにかくも捨てゲームとしたことは誰の目にも明らかで、1イニングの守備を休むことでどれほどの効用があるか知らないが、最後にちょっとシラけてしまったのは事実である。
「今日は典型的な負けパターン。無理することはない。3つまで(=今日まで)は負けられる。」という試合後の監督談話をどうとるかは人それぞれだし、そうした計算とか合理性を高く評価する人もいるのもわかるのだが、なんだかなぁと違和感は残る。一年の集大成となる短期決戦、7試合しかないのに捨てゲームを鮮明にするのはあまりに勿体ないと思うから。
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1日からスタートした“長岡小嶋屋・池田友季美展”の会場風景です。
(あいだ)」と題したミクストメディアのシリーズ。池田さんは9月に開催したONE Mart EXPRESS展をはじめ、アトリエZen企画の展覧会に度々参加されており、展開が楽しみな若手クリエイターのひとりです。今回の新作シリーズもかなり凝った趣向。


池田友季美展は11月末日まで、長岡小嶋屋CoCoLo長岡店で開催中。(蕎麦店内の壁面展示なので来場時にはワンオーダーをお願いします)
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
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