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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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東京で阪本文男回顧展が開催されている。
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阪本文男回顧展 没後25年記念
会期:5月7日~24日
会場:パルスギャラリー 【東京・神楽坂】

(故)阪本文男氏には学生のときに作品を見てもらったことがある。当時通っていた横浜の美術研究所が特別臨時講師に招き作品批評会をおこなったのだが、その際に。たぶん、亡くなられる前年のことだったと思う。
とても丁寧に一人ずつの作品を見られ、穏やかで紳士的な口調ではあるが核心にせまる辛口の批評がほとんどだったこと、それと同時になぜか私の作品にだけは逆にびっくりするくらい絶賛してくれたこと、そんなことを記憶している。ちなみに当時はいまとは違い、エネルギッシュに油絵を描いていた。
批評会のあと、氏を交えて研究所の有志数名と開内駅前で一杯やり、そこでも詳しく聞いたはずなのだが、どこがどうよいのかという肝心なところはいつの間にか記憶から落ちてしまっていることに気付く。まぁ学生時代の話であるし、そこでは言葉よりも何よりも、自信みたいなものだけがしっかり残った、というわけである。
モダンアートの阪本といってもその頃はまったくわからず、東京生まれであるが新潟にも縁のあること(柏崎高校出身で、美術教師として同校の勤務経験も有)や、新潟市美術館などに作品が収蔵されるほどの作家だったことも当然のように知らなかった。つい最近のことだが、親しくしている美術作家のSさんとKさんからたてつづけに「高校時代の恩師だったのよ」と聞かされた。Sさんは柏崎高校で、Kさんは都立雪谷高校時代。どこかに接点があり様々つながってくることに、不思議な縁を感じている。
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長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
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