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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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少し前にブログを引っ越しすると書いていたが、丸ごと引っ越すのはなんだかんだとだいぶ手間がかかりそうだから、正確にいうと「乗り換える」ことにした。準備もとうに出来ていたからいつから替えようかと思っていたが、ちょうどFATOで柴山明子展から吉野榮子展へ展示入替となることを機に、明日23日「秋分の日」から新ブログ(FC2版)のほうに移ろうと思う。ブックマークされているかたは、すみませんが変更ください。

新ブログ
http://atelierzen.blog.fc2.com/

ニンジャブログ゙は2008年2月中旬からやっているので、おおよそ3年半(と、ちょっと)か。その前に使っていたアメーバブログも同じくらいの期間だったから、だいたい同じパターンである。広告臭を一気に強めようとする動きに う~んなんだかなぁとちょっと嫌気がさして、というのも同じである。まぁ、そうはいってもニンジャのエディターはけっこう気に入ってはいるから、また何かの折に戻ってくるかもしれないが。


さて、カフェギャラリーFATOの展示入替について。今日と明日でおこなうことになっており、今日の午後は、いままで展示してきた柴山明子さんの作品をまずは搬出。明日朝、吉野榮子さんの作品搬入と展示作業をおこなうことになっている。
765578ad.jpgちなみに柴山さんのほうはこのあと、銀座・伊東屋で個展の予定で、右はそのDM。

柴山明子 まちのあかり展
会期:10月3日(月)~9日(日)
会場:銀座伊東屋 8Fミニギャラリー

0f61d088.jpg右は昨日(20日付)の朝日新聞から。脱原発を訴える「さようなら原発集会」が19日に東京で開かれたことを報じる記事であるが、このことを昨日書こうと思っていて(ちょっと時間がなくて)できなかった。
これだけだと一面カラーといっても小さな記事だし、「ふ~ん、そんな集会があったのか」という程度で読み流す人も多そうだが、下に貼った空から撮影したものをみるとイメージが数段異なるなんともすごい規模。ウソでは決してないんだけど、受け取るイメージは相当に違う。
O院長氏が各紙の扱いを調べてブログに載せていたが、 これだけ違うということは、氏がいうように、「自分が必要な情報をきちんと伝えているメディアかどうか、もう一度振り返るいい機会」なのだろう。つまりはリトマス紙のようなものか。

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0ad9f03d.jpg長岡ゆかりの詩人
堀口大學生誕120年展

会期:10月9日(日)~30日(日)/11日、17日、24日は休館
10:00~18:00(初日は13:30から)
会場:長岡市立中央図書館2F美術センター/入場無料

チラシには「国内屈指の当館所蔵“堀口大學コレクション”を公開」とある。ふだんなかなか見ることができない貴重な関連資料を多数展示して堀口大學の足跡をたどるという、なかなか力のはいった企画のよう。


ちなみに初日はオープニング記念として、堀口大學の長女、堀口すみれ子さん(詩人・エッセイスト)を招き、「父が愛した長岡」と題した講演とサイン会があるとのこと。来月発行されるマイスキップにそれらのイベント案内を書いたが、講演は美術センター隣の講堂が会場で、サインは「当日販売の本に限る」らしい。
そうした案内をチラシから写して書きながら、実をいうと深く考えてなかったが、ブックコーディネーターS氏の「サインは当日販売の本に限らず、所蔵本を持ち寄ってよいことにすれば、愛すべきファンが市内に隠れていることを知る、いいチャンスになるのに。ネットワークを拡げるいい機会になるのに…(残念)。」との指摘に考えさせられた。氏の言われるように「すみれ子さんの本をお持ちの方はぜひお持ち下さい!」として、貴重本を所有されているファンのかたを一堂に集めよう、と企てたら、たしかに面白いのにね。
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昨日はギャラリー創の「サクラとキササゲ」展と、この日が初日となる居中欅での「偲ぶ草・鈴木紘一13回忌展」に。
3d492652.jpg「サクラとキササゲ」は長岡造形大生による二人展で、DM(左)の作品はふたりの合作となるようだ。自画像だろうか。あるいはそれぞれ互いを描きあったのか、はたまたこれはイメージにすぎないのか、会場に作者がおらずにつまりはよくわからず。

「サクラとキササゲ」高野梓 櫻井祐子作品展
会期:9月13日(火)~18日(日)
会場:ギャラリー創 【長岡市】

偲ぶ草・鈴木紘一13回忌展
会期:9月17日(土)~10月16日(日)/土曜・日曜・祝日のみ
会場:居中欅 【長岡市】
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9d4b3a1b.jpg夕方近くなってから一黙窯に立ち寄った。
入口扉の一等地に、「弥彦・野外アート展」のポスターが「長岡造形大・学祭(コレカラ展)」といっしょに掲げられていたので、写真を撮ってみた次第。ちなみに同店では現在「扇絵展(by 横山表具店)」を開催中であった。(26日まで)


長岡造形大の学祭は10月8日9日で、弥彦・野外アート展の開会式も10月9日である。堀口大學の生誕120年記念展を10月に美術センターで開催するらしく、マイスキップの次号(10月号)に記事を入れたのだが、それも10月9日スタート。オープン記念の講演会もその日にある。前に書いた「ブルーノートジャズオーケストラ・コンサート」も10月9日だから、なにやらこの日はいろいろぶつかっているようだ。
これから展覧会が連続して控えている。来月の弥彦野外アート展は小立体&インスタレーションで、こちらのほうは制作もすすんでいるし目途はたっているからよいのであるが、再来月の展覧会では一転「絵」をかこうかと考えていて、遅筆で時間もかかるのにいまだあまりすすんでないのが困りどころである。

今月は書かねばならない原稿もいくつか抱えていて、原稿書くのも遅筆だから、頭の隅でこれらがなにげにひっかかっていた。マイスキップのほうも、次号は気付いてみたら企画特集面含めて担当記事がえらく多くなっていて、ひぇ~と思ったが、こちらは一気にやるしかないと早めに先週のうちにチャッチャッと終わらせた。企画面は長岡駅前広場の特集で、ペデストリアンデッキ建設で駅前の景観が変貌しつつあるなか、じゃあ昔の駅前広場はどうだったかいなと、これまでの変遷をみてみようというもの。「建物の記憶」シリーズや昨年12月「長岡駅舎の歴史」特集を書いていただいたKさんも私と同じ意識を持ってられ、それではと今回も執筆いただいた次第。現在はゲラ校正の段階であるが、なかなか充実した特集記事になっていると思う。
55f69c4d.jpg1970年代、駅前広場に面してあった建物といえばニューロンデパートがまず挙げられるだろう。ネットをみても写真や資料に乏しく、子供のころに「おそらく見たはずだ」というかすかな記憶でしかなかったから、ちょっと伝説化した建物に感じていたが、今回の取材では嬉しいことにいくつか面白い写真が入手できた。記事や紙面構成でも、70年代駅前広場景観のキーワードとして大きく取りあげている。


さて個人的なことだが、11月までは少し忙しくなりそうで、時間の余裕もなくなってきそうな感じである。が、ブログを引っ越そうかと思い立ち、こんなときに余計なことはしなければよいのにと思いながら、いま調整中である。「引っ越しサービス」という便利な機能があり、それを使うとラクにそのまま移動可能かと最初思ったのだが、試しにやってみると特に写真配置などのレイアウトは相当崩れてくるから、「そのまま」ワンタッチで簡単に、というわけにはいかないようだ。なのでいま調整中。
写真は本文とはまったく関係なく、カフェギャラリーFATOの入口部分を。柴山明子展を開催中です。
c2bae1d8.jpg制作やら展示企画やら、やらなければならないことがいろいろとたてこみだしてきている。9月からは市外での打ち合わせが続くし、それらはわかっていたことだから、弥彦野外アート展の作品制作も8月中に終えたいと早めにスタートしていたのだが、暑いやらなんやらでスピードがにぶってしまいなかなか目論見通りには終わらない。

ということで時間の余裕もそうないはずだったのだが、昨日は弥彦まで「やよい酒店ギャラリー、MAYiM展」へ。長岡造形大生4人によるグループ展である。
新潟日報で紹介されていた「(作品の個性はもちろん)配置にも注目してほしい」という、作品配置に言及する代表者コメントと、建築系の学生も混じっているということで興味をおぼえたからで、往復にかかる時間にさてどうしようと10秒ほど迷ったものの、店主に野外展開催の挨拶もついでにすればよいからと、とりあえず行ってみた次第。作品や展示の論考をネット上でするのは誤解のもとなので、ここでは特にせずに入口の看板だけ右上に。MAYiMはマイムと読むようだ。
民主党代表選挙のことを書こうと思っていたが、もう1週間前の話になっている。まぁ、書こうと言ってもたいしたことでもなく、仕事しながら立候補者5人の最終演説をラジオで聞いていたから、という程度のこと。1人15分の持ち時間の演説は、日本の危機的な現況をふまえても、いま自分が何をなすべきか、いま政治は何をなすべきか、ということを訴えなくてはならないし、それらヤマほどあるはずの「言いたいこと」をいかに15分の短いなかにに凝縮して話すかだと思うのだが、それにしてはどうにも下手すぎる凡庸な演説が続いた、からでもある。
同じ15分間の演説にしても、(ネット上ではすでに有名になっているので御存じのかたも多いでしょうが)7月27日衆院厚生労働委員会での児玉龍彦教授の演説は、短い中で最大限に訴えようとしているし、何よりも訴えたいという心、放射線技術者、専門家としていま何を言わなければならないかという責任感がそこから伝わってくる。
同じ時間なのにこのとてつもない差は何なのか、政治を専門とするものの責任感はいずこに?と、そんなことがどうしても頭から離れないわけである。

■2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会にて、参考人説明
児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)



ところで民主党については、こども手当がどうだとか、高速道路無料化はうやむやになったとか、マスコミや評論家はその目玉政策について指摘するところが多い。
こども手当の名称を児童手当に戻して自民党の許しをえよう、とかいうなんだかよくわからない動きも報道されていたが、そんなことはどうでもよいことで、それよりも何よりも私が気になっているのは、「情報公開」はどうなったのか、たしか政権交代前は情報公開に熱心でそれを自らアピールしていたのではなかったか、ということである。原発事故の放射能汚染対応にしても、きちんと「情報公開」ができていれば被害の拡大が防げたところもたぶんにありそうで、むしろ「隠蔽」や「誤魔化す」ほうに一生懸命に見える政府対応は背信行為のようにうつる。でもこうしたことは代表選でも争点にまったくならないし、マスコミも知らぬ存ぜぬである。

マスコミも云々…ということでいえば、以下の鳩山元首相の勉強会の映像を。情報公開を訴える上杉隆氏が進行役を務めていることもあり、ここではマスコミ、大手メディアがなにを報じないか、その問題点が指摘されている。
この映像でもうひとつ注目点を挙げると、吉本興業のお笑い芸人コンビ「おしどり」のマコさんが出ていること。おしどりのマコさん、といっても、これを見るまで実は知らなかったのだが、福島の現地取材も重ね、記者顔負けの鋭い質問を当局にぶつけるなど、放射能汚染問題で積極的に活動され、その筋(どんな筋?)では最近特に知られるかたのよう。
発言者が多いのと話の長い人もいて、最後まで2時間近くになる長い映像なので、全部見るにはたいへんなのが困りどころだが、興味のあるかたはぜひ。冒頭で述べられる上杉氏の考え方は私が思うこととと同じ。現地事情にも詳しいマコさんの発言も、なかなか報道されない現地情報も含んでいて、たいへん参考になる。

■8月24日、鳩山由紀夫前首相主催勉強会
「上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告」

Video streaming by Ustream
このユーストリームの映像に寄せられていたコメントをひとつ抜粋させてもらって下に。
こんなことは当たり前のことだと思うのだが、いずれバレることになぜ頬っ冠りなのだろう。民主党議員はひとりくらい、児玉教授のように、「情報公開をしない政府対応は真の民主党政権ではない。満身の怒りを表明します!!」と言って出馬すればよかったのに、とさえ思う。

「日本食材を輸出している商社を経営をしていますが、上杉さんが見られた通り、海外のユーザーの注文が減り、倒産寸前です。全く反省の色を示さない保安院や安全委員会、個人資産を出し惜しむ張本人の電力会社、そしてそこへ依存する大手マスコミ、自分の権利しか興味のない官僚達に踊らされている無能な政府など、一部権力者の私服のためにこの国は壊されております。 儲けようなんてこの時勢考えておりません。ただ以前と同じまでとは行かなくても、海外の日本食消費者にも安心して食べれると理解してもらえるまでの改善を求めたいと思います。そのためにもごまかさず(いずれバレるのになんでやるんだろう?)、正確なデーター分析を政府は対外的に発表して頂きたいです。」

おまけ:
ニュースの深層7月12日「芸人おしどりが迫る 原発会見での疑問点」

「芸人おしどりが迫る 原発会見での疑問点」2/3: http://youtu.be/PFlw1-d-ATQ
「芸人おしどりが迫る 原発会見での疑問点」3/3: http://youtu.be/wFPLKYg-QPI
685e2e17.jpg 長岡を拠点に活動する「ブルーノートジャズオーケストラ」のコンサートについて、マイスキップ9月号のインフォメーションに掲載した。同グループは1971年に長岡で結成し、80年代からビッグバンド編成となりこの頃から定期的なコンサートがスタートしたらしい。私自身は昨年初めて行ったのだが、今年で第27回目のコンサートとなる。
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その前売りチケットは、長岡にある“ジャズ&カフェ” 「音食」でも扱っているそうだ。同店で7月に開催されたチャリティライブの写真があったので右に掲げてみたが、店内には柴山明子さん(カフェギャラリーFATOで作品展開催中)の絵も飾られている。

BLUE NOTE JAZZ ORCHESTRA 第27回コンサート
日時:10月9日(日) 開場17:30、開演18:00
会場:長岡リリックホール(コンサートホール)
料金:1000円(前売り)、1200円(当日券)


■ カフェギャラリーFATOでの柴山明子展は9月19日(月・祝)まで開催中です。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/1201/
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wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


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