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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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フェーン現象でひじょうに暑い一日。朝イチで長岡小嶋屋に行き、午後からは造形大に立ち寄ったあと、刷り上がったばかりの「弥彦・野外アート展」のポスターを店舗等に配布して廻ろうと思ったのだけど、あまりの蒸し暑さぶりに2か所廻っただけでこの日はお終いに。たいして動けなかったが、いたしかたない。

長岡小嶋屋では、作品タイトルを記した展示案内をハガキ大のプラスチックケースに入れ、(全席ではないが)客席に置いている。壁面に貼られているキャプションボードは遠方の席からだと見えづらく、そうしたことへも少し配慮して。で、この日は、始まったばかりの村山陽展の案内を入れに行ったのだが、10個ほど置いていたケースのうち2個が行方不明になっていてちょっと驚いた。
deb3669b.jpg店側はこの部分アンタッチャブルだから、おそらくは来場者のかたがケースごと持って帰っちゃったんだろう、と思う。前月までの田中守“長岡花火を描く”展のときは、マイスキップに掲載した作家寄稿文を抜粋し作家コメントとして案内記載していたが、人気の高い作家だし興味をひくコメントでもあったから、ファンのかたが「このコメント、欲しい!」と思ったのかもしれない。そうなる気持ちもまぁわからなくはないのだが、でもいくらなんでも、ねぇ…、とやるせなさは残る。
ケースに挟むように入れていたから、「御自由にお持ちください」ではないのは明らかだし、みなさんに読んでもらいたいと用意したもの。小嶋屋さんは客席にメモ用紙も置いているから大事なところはメモすればよいのに、と正論をはいてみるが、結局こういったモラルの低さはこちらのエネルギーを低めることにもつながるし、困ったものだと思う。
と、そんなグチめいたことをカフェ勤務の知人Kさんに話したら、「コースターなんかもよく無くなるわよ。ゴム製のしっかりしたものを使っているから明らかに使い捨てではないとわかるのに、それでもこっそり持ち帰る人はいるみたい」との応え。図書館の本でも、誰かが必要なところを切り抜きそこだけ穴があいている、なんてものも最近あるらしいから、なんだか困った世の中である。

写真は本文とはまったく関係なく、長岡駅前。寿屋旅館のあたり。
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またもや長岡駅前ペデストリアンデッキ建設工事の写真である。昨日の朝、長岡小嶋屋に作品展示に行った際に撮影したもの。
駅前を通るときは工事の進捗状況をみてなるべく写真を撮るようにしている。マイスキップ紙で長岡駅前の特集を今度組むことになっているから、という理由もあるのだが、紙面には私の撮った現況写真は1枚くらいしか載らないはずなので、撮る訳はそれ以外の「趣味」的なところのほうが大きそうだ。
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新・市役所(アオーレ)に直接つながる“空中通路”(要は歩道橋)が道路上に斜めに架けられていた。
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今朝は所用があり長岡駅に。
丘陵公園で大規模な野外コンサートがあるらしく人が多い。タクシー乗り場には「コンサート会場までタクシーでどうぞ。運賃概算4000円」という看板がいくつもたてられていた。
ここのところなんだか時間に余裕がなく、見たい作品展もあったのに今月はなかなか行けない。ブログ書くのも習慣化すればよいのに、なにやら週刊化しつつある。
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と言いながら、昨日は長岡市美術センター「戦争と平和展~アーティストの視点」に。
タイトル通り、「戦争」「平和」をテーマにした展覧会である。40~50名くらいが出品していただろうか、特に出展作家を選んだというような意図や括りはなく、ジャンルや経歴、作風からしてもさまざまで、アンデパンダン的に作品を募った企画のよう。毎年開催されていて、第6回展となる。

私自身にも出展依頼は届いていたが、出展はしていない。 同展に対してはこれまで(展覧会は観に行くが)出品自体への興味はまったくなかったが、実のところをいうと、今年は出品しようかと少し迷ってはいた。3.11以降の世界の変化があったからである。
フクイチからもたらされた放射能汚染は、もはや「戦争」状態だという意識がある。“放射線”は区別なくいやおうなく攻めてきて、人間には対処のしようがないものだから、逃げるにしろ何にしろ、とにかく相手を意識し戦う姿勢をみせないと生きていけない(はず)が、この場合、なんたって敵は「見えない」わけだから、“見えないものを見せる”アートの企てに意味が出てくるし、「戦争」展の趣旨にも(私が思うかたちで)合致すると思ったからだ。
と言いながら、この夏のエネルギー不足は電力会社だけでなく、私自身も制作にかける時間とエネルギーの不足が甚しかったし、ただ創ればよいというわけでもなく展に参加するとなればなったで気になる諸事情もあったから、迷ったものの新たな制作はとても困難とあいなった次第。

展覧会自体は、「戦争」でも「平和」でもその賛否や思考を問わず表現方法は自由、という企画スタンスで、いろいろな作品があった。そのなかで、放射能汚染問題とその対応における「国」のあり方をズバリとアートで問うた前山忠さんの作品が強く印象に残る。1枚の旗(作品)に、わずか数行の短いコメント。逆にこれ以上ないくらいの雄弁さである。
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5ecd9170.jpg 田中守“長岡花火を描く”展を開催中の長岡小嶋屋に、所用があって今日は開店前の早々に立ち寄ったのだが、向かう途中、駅前の工事風景を撮影。新・市役所から駅へとつながる“歩道橋”が一気に伸びてきている。

■ 田中守“長岡花火を描く”展は8月末日まで開催中。
お盆休み、とはいっても、今年は展覧会のチラシ印刷やら原稿執筆やら、ちょっと歯ごたえのある締切仕事がはいりこんできて、なかなかおいそれとは休めず。その代わり、ということもないのだが、ブログはずっとお休み中であった。
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さて昨日は、FATOの次回展示(柴山明子展)の展示作業をおこなった。明日からスタートということになっているが、とりいそぎ1枚、会場一角の写真を右に。「ココロの手紙」と題したシリーズ作品4点を含む計12点を展示している。


柴山明子墨彩画展「ココロの手紙」
会期:8月20日(土)~9月19日(月・祝)/火曜定休/11:00~21:00
会場:カフェギャラリーFATO(フェイト) 【長岡市】
632242e4.jpg歌手の日吉ミミさんが亡くなられたらしい。ということで、今朝の朝日新聞の記事を左に。

学生のころ、酔っぱらうと必ず「上から読んでも下から読んでも“世の中、馬鹿なのよ~”」と、日吉ミミ「世迷い言」をアカペラで歌う友人がいたが(そのころカラオケはあんまりなかったんですね)、それを思い出した。
同曲が劇中歌として使われた「ムー一族」は見てなかったが、ネットというのは便利なのもので、ちゃんと誰かがアップしてるんですね。生放送でのキャスト、スタッフによる世迷い言。30年以上も前の映像、懐かしい顔がけっこうある。(後方でカッコよくベースをひいているのは俳優の故・細川俊之さん。)



もうひとつ、別バージョンを。こちらは伴奏に一橋大学・フォーク研究会。
暑い日々が続く。
今年は秋に弥彦野外アート展が控えているので、この暑さのなかでたいへんなのだが、野外作品の制作にかかっている。制作場はエアコンがなく、熱もこもりやすくてただでさえ暑いので、どうせそうならばと西日のあたる屋外に材料を持ち出してそこで作品を創っている。制作場は「もの」がたまってきていて新規の制作スペースは広くとりづらい、ということもある。
直射日光もあたるし暑いには暑いが、塗料がえらく早く乾くからスピーディ。集中力を保つにはいかに短時間でやるかだから、案外よいのかもしれないとは思う。まぁ、そう思わないとやれないので。

昨年は、夏に一気に制作するのが例年だとブログで書きつつ、その割にたいした制作をしてなかったが、この夏は新しいスペース(FATO)もスタートとなったし、予定もいろいろとはいってきたので、なんだか忙しくなりそうだ。


弥彦・野外アート展2011/会期:10月9日(日)am10:00~10月23日(日)pm2:00
会場:弥彦総合文化会館前階段広場、および周辺散策コース
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長岡「袋町ガード」の歩道をあがったところ、外壁面に「ARCHITECT」「建築」と施されて異彩をはなっていた大正期の鉄筋コンクリート造住宅(星野邸)があったが、いつのまにか更地になっていたことに気付く。
みずすまし亭さんが昨日のブログで裕木奈江について言及していた。
どこをどう間違えるとそうなるのかよくわからないが、なんでも「三橋美智也をネット検索していたら、小路のどこかを間違えて裕木奈江にたどり着いた」から、らしい。

そこで言われている「女性が嫌う筆頭女優」という話は知っていたのだけど、テレビで活躍していた頃の裕木奈江の姿は実は知らないでいる。テレビをまったく見ない時期もあったから、ほとんど見ていないのはそれ故だとばかり、ずっと思っていたのだが、でもクロネコヤマトのコマーシャルに出ていたのはよく見ていた (ことを、思い出した) から、実際どうなのかはよくわからない。
歌手業もやっていたとは知らなかったが、氏のブログにユーチューブが貼られていたから少しだけ聴いてみた。声質が割と好きな感じなので「へぇ~」と思ったのだが、ウィキで調べてみると、デビュー曲は山崎ハコが書いているということを知ってさらに驚いた。「へぇ~」の二乗である。

そのデビュー曲は「硝子のピノキオ」という曲で、ハコ自身が歌っているものはアルバムで所有している。前に山崎ハコのライブ映像を掲げたことがあるが、そこで触れている1990年のアルバムである。
「硝子のピノキオ」はハコらしさがうまく出ている曲で、中期(?)の代表曲だとも感じていた。特に詩がよいと思っていたが、この裕木バージョンではその詩がちょっと(部分的に)書き換えられていたから、これまた「へぇ~」である。変更は部分的だから全体のトーンはそう変わらないが、でもけっこう細かく変えているし、さらには歌い方やら雰囲気やらは違うから、受ける感じ方は相当に異なる。ともかくも、こういった別バージョンがあったことはさすがに知らなかったから、「へぇ~」三乗である。
とりあえずは裕木バージョンを下に掲げてみた。個人的には、詩は圧倒的にハコバージョンのほうがいいとは思っている。

硝子のピノキオ/作詩・作曲:山崎ハコ



もうひとつ、ついでにYou Tubeで見つけた「見上げてごらん夜の星を」。
こちらはドラマの中の抜粋なのだが、もちろんそのドラマは見ていないから、なぜローマの雑踏で歌っているのかいなと、詳しくはよくわからない。
今日は、10月に開催する「弥彦・野外アート展」の事務局現地打合わせがあり弥彦に。
その際、弥彦神社の鳥居が梱包されているのを発見、とっさに撮影してみた。前に載せた長岡駅前の工事風景もそうだが、梱包された風景は面白いと思う。
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wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
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