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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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廃校となった栃尾・荷頃小学校を使い、かつての記憶や歴史をインスタレーションに生かそうとするワークショップがおこなわれるというので、マイスキップ紙での取材も兼ねて行ってきました。
これから紙面記事にまとめるので詳しくは割愛することにして、とりあえずは会場となった旧荷頃小学校の体育館外観を上に。同校の校舎は新潟県内最古(明治期)という報道も一部にはあったらしいが、いまは取り壊され、この木造の体育館だけが現存している。体育館は後から増築されたもので、建築年代は正確にはわかってないようだが、昭和初期(12年頃?)の建築のよう。


10e1c910.jpg栃尾には割とよく行くのだが、そうは言ってもけっこう広いし集落も点在しているから、ほとんど通らない地域も多い。この荷頃地区もそう。
道中で「荷頃鉱泉・長生館」の看板を見つけた。高校3年のときに友人数名とここに泊まったことがあり、懐かしいはずなのだけど、具体的な記憶となると案外とあやふやなのにも気付く。廃業するという話を何年か前に聞いているから、今はやっていないと思うが、越後交通のバス停、「長生館前」はいまだ健在であった。

5614f1e4.jpg左は、昨日行った長岡造形大でのもの。
卒業制作のプレ展示やらなにやらと、学内中、いたるところに作品が展示されていた。写真手前は、マイスキップで写真撮影を担当してもらっているTさんの組作品。

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38eadc8a.jpg 今回の「新潟・福島豪雨」の被害で開催も危ういんじゃないかとちょっと思ってたのだが、今日明日の「長岡まつり大花火大会」は予定通り開催されるもよう。昨日、市から正式発表された。右は信濃川増水で被害が生じた会場を懸命に復旧しているさまを報じる、今朝の新潟日報紙。

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左は昨日(1日付)の新潟日報に掲載されていた花火大会の広告。この段階では「大花火大会、開催に向けて会場復旧に全力!」とだけ書かれていた。
aa8a817b.jpg新聞記事をふたつ。
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左は昨日の読売新聞(新潟版)、イベントガイド欄。
FATOで開催中の「信田俊郎・外山文彦展」の記載があり。簡単な概要のみですが、クリックすると大きくなります。
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右は今朝(30日付)の朝日新聞・新潟版で、長岡の悠久山野球場の改修が始まるという記事。
そこには「イチローがプロ初本塁打を放ったことでも知られる」と、悠久山球場が紹介されているが、それは知らなんだであった。巨人の原監督が、東海大相模高校時代に招待親善野球で来て場外ホームランを打った、ことは知っていましたが。
e2c95059.jpg 新潟の豪雨がものすごいことになっている。今朝の全国紙は「原子力保安院やらせ」問題を大々的に報じていたが、さすがに地元紙・新潟日報は一面トップの報道。

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私の住んでいるところは、ここ数日でいえば集中的な豪雨があったかと思えば雨の降らない時間帯もけっこうあり、平均すれば今回の新潟県のなかでは雨が少なかったほうだと思える。が、それでも今朝は「冠水のため通行不能」になった道路も近くで多く出ていたし、自宅近くの信濃川も水嵩が異常に増し、(あと1~2日降り続けるとしたなら)避難も考えなくてはならない感じではあった。
(下の画像は蔵王橋付近の信濃川。広い河川敷はすでに水で埋まっている)
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蛇足だが、今日も中止だろうと思っていた高校野球新潟予選の決勝を、今日はやっていた(しかも、テレビに映るスタジアムは晴れていた)から、わからないものである。
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新しくスタートした"カフェギャラリー"、FATOでの一風景を。 信田俊郎・外山文彦展を現在開催中。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/1184/
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柏崎・ギャラリー十三代目長兵衛での前山忠展から、会場写真を1枚、右に。
インスタレーション作品で、撮影時にはカメラでそれをどう切り取るべきかが思案どころだが、意味が重層化されたなかなかのベストショットだと思えている。会場(作品)の一部分を、ある視点によって撮影した、ということなので、もちろん個展全体を示すものではないが。
ちなみに屋外の庭でも作品展示されており、その野外インスタレーションにも魅かれたのだが、こちらはカメラの視点ではうまく切り取れず。

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スバル(富士重工業)は3.11震災後の慌ただしいさなか、軽乗用車のステラ(自社開発版)の販売を終了させたから、同社で自社開発した軽自動車は現在、軽トラックの「サンバー」のみとなっていて、それも来年2月に生産終了とのこと。
ということで、サンバーの50周年と生産終了の記念の意を込めてか、派手な青色に塗装した特別仕様車を発売したと昨日(27日付)の朝日新聞経済欄に紹介されていた。記事にも「"スバル独自の軽"には根強いファンが多い」と書かれているが、私自身、スバルの軽を所有(R2の初期型です)してからその良さにすっかりはまってしまったので、この鮮やかな青の「軽トラ」は、見た瞬間、欲しいと思う。珍しくて貴重だし、なんといってもスバル最後の軽だから。
でも用途がちょっとまったく思いつかないから、まぁ買えないのだが。
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ふたたび長岡駅前を。右斜め前は駅前広場なのだが、梱包されたかのよう。
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869c86ea.jpg 昨日の新潟は驚異的なフェーン現象で、ものすごく暑い一日でした。左は、全国最高温度を記録したと伝える今朝の新潟日報。
気温もそうなのだが、風も強かったのにそれがまたフェーン現象で生温かい温風なものだから、余計始末におえない。写真は長岡駅前の工事風景で、今朝早くの撮影なので車がほとんどいない。
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ビエンナーレ(隔年開催)でおこなっている「弥彦野外アート展」の、今年は開催年にあたります。
開催は10月なのでまだ少し先ですが、参加作家が決定していますので、とりいそぎ下記に。今年度は県内外17作家の出展です。

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弥彦野外アート展2011 参加作家
阿部朝日、児玉瑞子、佐藤郷子、佐藤秀治、佐藤裕子、霜鳥健二、白井友朗、関根哲男、高橋トオル、茅原登喜子、外山文彦、藤井芳則、前山忠、三上祥司、山下幸治、吉川弘、ワタナベメイ

会期は10月9日(日)~10月23日(日)、いつも通り会場は、右画像の弥彦総合文化会館前階段広場、および「おにぎり山」と称した周囲の散策コースになります。

ブラウザのInternet Explorerを、ver.9にバージョンアップした。
バージョンを変えると(今までの自分のやり方も変わることがあるので)本来あんまり好まないのだが、相当早くなる、という宣伝文句はやっぱり強いし、「バージョンアップをどうぞ」と逐一届く案内がうざったかったこともある。
そんなことでIE9にしたら、たしかに早くなったしそれ自体はとてもよいのであるが、ただ、ひとつ困ったのはブログ記事が書きにくくなったこと。ニンジャブログについている「高機能なエディタ」はIE9に未対応で、今まで簡単にしていた画像配置などが機能しなくなり、タグでいちいち打ち込めばよいのだがそれも面倒くさい。しょうがないのでsafariで記事を書くようにしたが、こちらも動きに違和感があるしコピー機能がなぜか使えないから、なかなか快適とはいかない。バージョンアップをいったんしてしまうと、「やっぱり前のままでよかった」と元に戻すことが出来ないから困りものである。


ピーター・フォークの追悼のため、BSで「刑事コロンボ」を何話かやっていた。
その中のひとつ「パイルD-3の壁」という作品は、ピーター・フォーク自身が監督をした唯一のもの。だから今回の追悼番組に選ばれたのだと思うが、ミステリーとしては残念ながらイマイチである。最後のオチ(犯人を捕まえるためにコロンボがはった罠)も、たぶんそうだろうなとわかってしまったから、言われているほどいい作品だとは思えなかった。杭を掘り出す掘り出さない、に途中から終始してしまったのも、そこにいたる合理的理由がよく見えず、なんだかしっくりしない。
そんなことでちょっと物足りなさを感じたので、「刑事コロンボ」の第1作である「殺人処方箋」を中古DVDで買ってきた。1967年制作の作品で、ピーター・フォークは41歳。若い。パイロット版ということで、いわゆるシリーズとしてのコロンボとは全体の雰囲気はかなり異なるが、トリックもつくりこまれたもので、エンディングの罠も効いている。ラストは、コロンボが犯人を罠にかけて証拠を導き出し自白に追い込む、という刑事コロンボでよくあるパターンだが、犯人だけではなくそれを見ている観客をも罠にかける仕組み。巧妙である。
コロンボ自身の描写が「いつものコロンボ」とは違うためか、ネットをみると高く評価する人もいる反面、そうでない人もいるようだが、私的には前者。ミステリー作品としてとてもうまく出来ていると思う。

新潟市美術館でアール・ブリュットの展覧会が明日から開催される。
パリ市立アル・サン・ピエール美術館で2010年3月から今年1月まで開催された「ART BRUT JAPONARIS(アール・ブリュット・ジャポネ)展」から、一部作品が紹介されるという。一部というのがどの程度のものかよくわからなったものの、面白そうな展覧会である。明日のオープニング式典は案内も来ていたから、出席する予定でいる。
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アール
・ブリュット・ジャポネ展
~パリの展覧会が新潟に

会期:7月16日(土)~8月28日(日)/月曜と7月19日は休館、ただし7月18日と8月15日は開館
会場:新潟市美術館
観覧料:一般700円、大学・高校生350円

急きょ決まったことなのか展覧会のチラシには書かれてないが、17日(日)には はたよしこさんの講演もあるとのこと。はたさんは、本展を企画協力している「ボーダーレス・アートミュージアムNO-MA」のアートディレクターで、パリでの「アール・ブリュット・ジャポネ展」も手掛けたかた。

はたさんとは、1999年に私が長岡で企画した「冬空のヘルツ」という展覧会に協力してもらい、そこで知り合っている。同展では、はたさんが主宰していた「すずかけ作業所絵画クラブ」の作品を借りて展示したのだが、ただ借りるだけでは面白くないので、そのとき運営していたカフェギャラリーの常連客や作家などを巻き込んでのコラボレーションを図って構成した。例えば、額は作家の(故)五十嵐祥一氏に協力してもらい、手造りでこしらえたなど。友情出展も多く集まった。
当時は、障がいのある人のつくりだす作品は(美術の分野ではなく)福祉のなかで語られることがほとんどだったが、そんななか、作品として力強いし面白いしアートとしてみんなで楽しもうよ、というスタンスでやったから、いま振り返ってもかなり先進的で、面白い企画だったと思う。はたさんからも「こういった展覧会をやって欲しかったのよ」とお誉めの言葉をいただいた。
下はそのときのDM。すでに10年以上も前、1999年12月の展覧会である。クリックすると大きくなります。
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wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


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