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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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長岡・福島江の桜。本日夕方の撮影。
例年だと川沿いに提灯もぶら下げられる「桜の名所」だが、今年は電力消費自粛のため提灯類は取り止めになったらしい。

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天気がよかったので、久々にドライブがてら出掛けようと昨日は長野まで。小布施の玄照寺で開催されていた「境内アート小布施」に行く。
daf15cf6.jpg毎年この時期に開催されている同イベントには、私も昨年まで3年連続で参加していたのだけど、今回は出展せず観に行くだけである。池の廻りで恒例のように野外インスタレーションを展開する新潟チームは、新規メンバーも加わり作品もよかったのだが写真にはあんまりうまく撮れず。右は、屋内(寺の一角にある「道場」のなか)で展示とワークショップをしていた「風の工房」のブース。参加していることは知らなかったが、沢山のブースがあっても春原さんの作品は強烈で、すぐに気づいた次第。

この日同行したKさんの要望で、このあと小布施から長野市まで足を伸ばしたのだが、下は長野駅前でのもの。いつも通り、意味はない写真である。
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駅前でたまたま見つけたパティスリー「りんごの木」がなにやら美味しそうだったのでしばし物色。境内アートのときは栗羊羹か落雁かとパターンが決まっていたのだけど、今回は洋菓子をお土産に。買った後から気づいたが今日が誕生日であったから、まぁちょうどよい。
b3e2a799.jpg今朝届いたばかりの朝日新聞を見たら、『風評止まらない、放射能誤解 福島「四重苦だ」』という見出しで記事が掲げられていた。社会面のトップ記事である。被災地周辺の野菜や牛乳が敬遠され、がれきの受け入れで(それを表明した川崎市に)苦情が殺到するなど、放射能への誤解や過剰な警戒が原因だ、と前文にはある。

「放射能誤解」と大きくあるから、一見してちょっと驚いた。まぁ、なにか誤解していたこともあったかいなと興味をそそられて読んだわけだが、読んでみてさらに驚いたのは、「どの点をどういうふうに誤解しているか?」についても、根拠についても、まったく書かれていないこと。
記事は、福島の農産物の価格暴落や、県産物が返品されていることが説明されているのだが、肝心の「福島の農産物は実は安全で、みなさん誤解してますよ」という科学的根拠なり説明なりには一切触れてもいない。だからよく読めば、農産物の価格暴落などの事例を挙げているだけの記事でしかない。
だが、見出しは「現状は誤解されている」→「安全」のイメージを醸しだしている。判断材料になるべき根拠も示さずにあくまでイメージだけ、というわけだから困るのである。イメージでは反論や検証のしようもないし、人は往々にしてイメージで「わかったつもり」になる。逆に誤解も生んでしまうし、ことが放射線被害で命にかかわるだけに、いくらなんでもこれは酷いと思った次第である。

特産のイチゴが売れない、と記事にある。もし「風評」で売れないのだったら話は簡単で、別に菅首相がイチゴを食べるパフォーマンスをやる必要もなく、測定器があるのだからイチゴの放射線量を測ればよい。福島県内各地のイチゴを測定し、「汚染されていないイチゴ」だけが出荷されていることを声を大にして言えばよい。朝日新聞も変なイメージ戦略で済ます前に、イチゴの放射線量を調べてその数値を出したうえで、「現状のイチゴは安全で、売れないのは風評である」と結論づけて書けばよいではないか。当たり前の話である。それならば理解できるし、「誤解してました。すみません」と脱帽するのだが、そういった、ちょっと調べればわかりそうなことも調べずにいい加減にイメージでまとめるから、逆に疑ってしまうわけである。


さて、ちょっと関連する(かもしれない)内容のブログを。自民党の河野太郎氏の4月12日の記載である。
http://www.taro.org/2011/04/post-977.php

自民党本部で東京電力からヒアリングした、という記事である。
東電からの説明で、『“マスメディアと提携した情報提供”という項目があげられ、堂々とテレビCM、新聞広告、雑誌、各検索エンジンへのバナー広告などがうたわれている』ことに氏は噛みつき、『これから東電の損害賠償を議論しようという時に、これまでのようにコマーシャルでマスコミを黙らせようというのはとんでもない、節電を訴える必要があるならば政府広報なり、ACでやればいいことで、マスコミに資金提供するのはやめることを主張した』という。
まっとうな意見であるが、明確な回答はなかったそうだ。「マスメディアと提携した情報提供」というと格好がつくが、要は多額の広告費で、口止め料の要素もあるのだろう。結局、今回の朝日の記事を見ると、「広告費に色目を使って」書いているようにしか思えないから。
昨日はMy-Skipの記事の打ち合わせで栃尾まで。
あんまり意味はないのですが、道中で撮影した写真から3点ほど。
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33b2a217.jpg左は今朝(12日付)の新潟日報文化欄。
My-Skipでもよく執筆されている佐藤正二氏が、「科学頼り切る人間に警鐘~堀口大學がうたった原子力の脅威」という寄稿をされている。

22da3b5c.jpg右は上記とはまったく関係ないが、長岡駅前を。先日も書いたが、アーケードが部分的に工事中である。
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6bf60940.jpg日曜(10日)付の新聞では、3.11震災から1か月ということの検証記事が掲載されていた。毎日やサンケイなどは確認してないが、読んでみた読売、朝日、新潟日報は、そろって大きく紙面を割いて特集を組んでいた。

読売新聞には、原発事故が国際的な問題にも発展し米国の苛立ちを増幅させたことに対し「なぜ初動から後手に回ったのか。菅政権、経済産業省原子力保全・保安院、東電の対応を検証した」とある。読み応えもあってよかったのだが、でもちょっとまてよと思ってしまったのは、自身、つまりはメディアの報道対応の検証は含まないのか、ということ。この1か月、(素人目にも都合の悪い情報は隠蔽していると見える)東電や(素人目にもまやかしでしかない発言だと思える)原子力のいわゆる専門家たちへの扱いを見ると、そちらもやらなきゃおかしいだろと突っ込みを入れたくなる。なんたって、プルトニウムは食べても安全、塩を食べるのと大差ないんですよ、などとメディアで言う大学教授がいるくらいだから。
電力会社から大量の広告をもらっているから東電に不都合なことは報道しない、とは、事態がここまでくるとさすがに言いきれなくなるはず。「安全です」報道を信じて適切な対応をとらない人も多いわけだから。

そんな折、タイムリーに見つけたのが(いくつかのブログで紹介されていたので見た人も多いかもしれないが)、下の動画。上杉隆氏が民主党議員の勉強会で語ったメディア検証である。
1か月前に「安全です」「ただちに影響はありません」「問題ありません」と報道されてきたことが、その後どういう経過をたどったか。ふだん新聞に載らないこと、語られていないことが、つぶさに語られている。
■ part-1

■ part-2

■ part-3

■ part-4

■ part-5

■ part-6(ラスト)



もうひとつ、上杉隆氏がキャスターをつとめる「ニュースの深層」。内容的には上とほぼ同じであるが、こちらは東電の記者会見にフリーの立場で出続けている弁護士の日隅一雄氏、フリーランスライターの木野龍逸氏へのインタビュー型式をとる。ちなみに、この番組にも「反原発のゲストを招くなら広告から撤退するぞ」と電力事業連合会から圧力があったらしい。


事故当初から個人的に気になっていたのが、頻繁に「チェルノブイリとは違う」(=日本ではあそこまでの大惨事にはならない)という言われかたをしていたこと。そうだろうか?とずっと思っていた。そう思った根拠は2つで、チェルノブイリより深刻な「同時多発型」事故だということ、また事故復旧には人海戦術をとらないとどうにもならないが、旧ソ連と違って人が多く集められないのではという懸念があったから。今朝のニュースでは、チェルノブイリと同じ事故評価「レベル7」に引き上げられる云々と速報があったが、なんにしてもまだ収束せず、その見込みもよく見えないことは気がかりである。
柏崎での外山文彦展、本日無事に終了しました。
今日はずっと会場に居ようと思ってましたが、14時ころちょっと抜け出し、柏崎の駅前商店街をしばし散策。各商店の店頭には「節電中」とあり、街中にひたすら貼られていた。
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削除されてしまうかも知れんですが…、斉藤和義さんの「ずっとウソだった」を。

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上は4月8日付けの「越後タイムス」より。本日手元に届きました。
游文舎・外山文彦展についての記事です。画像をクリックすると大きくなります。
1匹だけ飼っていた金魚が今朝亡くなっていた。
少し前から、よく観察すると動きがおかしいところがあり、気になっていたので昨夜は特効薬の塩も入れたのだけど、あえなしである。金魚の平均寿命がいかほどか知らないが、祭りの屋台ですくってきてから14~5年は生きたので、まぁ天寿をまっとうしたとはいえそうか。
「金魚の飼い方」なんて見ると、ふつうは濾過器やエアーポンプを当たり前のように使うらしいが、私のところはそんな器械は一切使わず、藻のはえた水槽にただ入れておくだけ、であった。それでも丈夫に生きるからたいしたものである。

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作家の中川さんから制作依頼されていた「個展の案内ハガキ」が刷り上がった。作家の地元ではない柏崎での個展ということで、手元に少し預からせてもらい、サービスで、近隣に展PRのため配ろうと思っている。さっそく今日は近くの県立近代美術館に行き、インフォメーションコーナーに置いてもらった。展示は6月なのでまだ少し先だが、とりいそぎ日程のみ下に。
会場は、現在外山文彦展を開催中の游文舎ギャラリーである。

中川セツ子展
会期:6月11日(土)~19日(日)/月曜休館/会場:游文舎 【柏崎市】
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   長岡駅前の大手通り。
   新設されるペデストリアンデッキの関係だと思うが、工事が進行中で、取り付き部分のアーケードは部分的に解体されている。昨日の撮影。
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
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