長岡駅 城のない城下町

特に意味はないが、長岡駅前を夜撮ってみた。
長岡駅はかつての長岡城の場所に位置しているのだが、それについて昨日の読売新聞朝刊に「三層櫓消え駅ビルに」と題したコラムがあった。文化欄、「ぶらり日本史」というコーナーである。
ここには、司馬遼太郎が「城下町中で城を全く粉滅したのは長岡くらい」と驚いた、という逸話が載っていた。個人的には子供のころから「長岡駅のところに長岡城があった」と教えられて育ったわけなので、昔は別段不思議にも思ってなかったが、よくよく考えると、城を壊して駅にするというのは相当大胆なことである。
最近MySkipで特集した「長岡駅の歴史」の回でも、その話題に少し触れている。全国的にみて長岡だけに見られることなのかどうか、そこまで調べきれずによくわからなかったが、先の逸話からするとどうやら長岡特有みたいだ。その是非は置いておいて格好よくいうと、過去ではなく未来をみすえて…となるのだろうが、あまりカッコつけなくても、他でやらないことを唯一(かどうかは不明だが)やったという観点は面白いところだと思う。たしかに、長岡らしい、と感じるから不思議ではある。
当の新聞コラムは、城跡よりも鉄道を選び新潟第二の都市に発展させたことを挙げ、「城のない城下町は、今を一生懸命生きる長岡人の誇りです。」と、長岡の河井継之助記念館・稲川館長の言葉で結んでいた。

アンティエ・グメルス展

新潟絵屋は、22日からの「アンティエ・グメルス展」の展示準備の最中だそうな。なんだか大工工事でおおごとになっているが、3000枚の絵を掛けるというから、その下地つくりからか。着々と進んでいるらしい。

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3000PRAYERS-光の宮殿
アンティエ・グメルス展
会期：1月22日(土)～2月6日(日)
会場：新潟絵屋 【新潟市】

塩谷彩夏展の会場風景

東京で現在開催中の塩谷彩夏写真展の会場写真を。
さきほど手元に届いたので掲げてみた。まだスタートしたばかりだが、話を聞くとなかなかの盛況のようだ。

なぜ写真が届いたかというと、MySkipの次号（2月号）で取りあげることになっているから。紙面掲載用の写真を速報で送ってもらい、許可をもらってブログにも転載した次第。
ちなみにこのMySkipの記事執筆は、icoroのSさんが担当。数日前のブログでは同展の紹介をしながら“現在絶賛締切に追われ中”と書かれていたが、追われながらも原稿はちゃんと間に合うように届いている。

大雪の新潟市内と星野千尋展「赤いスカート」など

打ち合わせがあったので今日は朝から新潟市内へ。
長岡は朝から晴れ間も見えていたから安心して車で向かったのだが、新潟市内は酷いんですね。ここまで雪が降っているとは想像してませんでした。一面雪でどこもかしこも渋滞が激しく、高速道路を使用したのに結局2時間半もかかってしまう。
打ち合わせのあとは、この日が最終日となる白昼夢展、TOROWAでの星野千尋展「赤いスカート」、新潟絵屋の「オークション展」などを廻ったが、なんだか雪の新潟市内の移動だけでほとんどエネルギーを費やした感じである。

游文舎2011年前期カレンダーと語り芝居「鬼灯」

柏崎の游文舎から本年前期のイベントカレンダーが届いた。
今月は游文舎コレクション展(日曜月曜休み)で、この時期の恒例となっているようだ。ただ、昨年はその会場半分を私自身の期間限定・臨時アトリエとさせてもらっていた。それがない分、昨年より見やすいだろうとは思う。
また、2月には開館3周年企画として“語り芝居”の公演が予定されている。原作は前坂和子編著「空と祈り」(東京美術刊) 、“ 歌集「遺愛集」を遺し1967年に世を去った死刑囚・島秋人の、短歌に昇華した33歳の生涯”。右のイベントスケジュールは、クリックすると読める程度には大きくなります。

語り芝居「鬼灯」柏崎公演
脚本:海原卓／演出:高塚玄／出演: 高塚玄、森田典子
日時：2月26日(土)午後4時開演、27日(日)午後1時開演　(いずれも開場は30分前)
会場： 文学と美術のライブラリー“游文舎” 【柏崎市】
入場料：2000円(高校生以下は1000円／各公演80席限定) 
  書簡集 空と祈り―『遺愛集』島秋人との出会い

雪の一日と作品整理

この冬は暖冬小雪だろうと予測していた。
といっても根拠があったわけではないから、やっぱりというべきか見事にはずれ、なんだかしばらく荒れ模様が続くようだ。天気が荒れると交通事情も悪くなり、どこに行くにもいちいち時間がかかってしまうから困りもの。できたら新潟市内に行きたいと思っていたのだが、出掛けるにも勇気が必要である。
ということで、今日は一日、アトリエで作品（素材）の整理を。

長岡駅前の雪

　今朝の長岡駅から。

ニンジャブログのアクセス障害

仕事始めにまずは（ということもないのだけど）、お昼は長岡小嶋屋でお蕎麦を。

年末年始、ニンジャブログはトラブルが相次いでいて、アクセスできない状態がけっこうあったらしい。原因がわかったわけではないようなので、ニンジャブログからの「お知らせ」を以下転載しておきます。

お知らせ 2011-01-05 13:52
アクセス障害について
平素より忍者ブログをご利用いただき、ありがとうございます。
昨年末より、忍者ブログ管理画面へ断続的に接続しづらい状況が発生しており、ユーザーの皆様にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
現在、ユーザー様からのご報告により、2010年12月24日～27日のネットワーク障害、31日の接続障害とは別に断続的に接続しづらい状況が発生していることを把握しており、監視体制を強化すると共に、原因の調査および対応を進めております。
しかしながら、今後も断続的に接続しづらい状態が発生する可能性がございますため、大変恐れ入りますが、接続できない場合はお時間をあけて再度接続をお試しくださいますよう、お願いいたします。
皆様には、長期間にわたりご迷惑をお掛けしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

長岡小嶋屋とデザートメニュー

“蕎麦×アート”と題し、店内壁面で作品展示をおこなっている長岡小嶋屋ＣｏＣｏＬｏ長岡店ですが、蕎麦だけではなく、ティータイムのデザートセットなど新しく喫茶メニューがプラスされています。いずれも素材など凝ったもの。
ティータイムなどの来場にはこちらもご利用ください。現在、外山文彦展開催中です。

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・二色団子のお汁粉
・焦がし蕎麦粉のあんみつ
・塩そばがきの黒蜜かけ～アイスクリームを添えて
・長岡産ベリーソースのアイスクリーム

これらの喫茶メニューは378円～462円。
平日ティータイム（14:00～17:00)は、プラス飲み物（コーヒー、紅茶などからセレクト）で630円となるサービスセット(デザートセット)もあります。また、コーヒーは315円。

白昼夢展と新潟の抽象作家展

長岡造形大大学院生の東京での個展をMySkip「造形する風」コーナーで取りあげようということで年末に長岡造形大に取材に行ったのだが、その際、大学の広報課で「白昼夢」なる展覧会案内を見つけた。写真による2人展で、出展のひとり石橋さんはアトリエZen企画にも昨年いくつか参加されている。以下、ご紹介まで。

白昼夢
会期：1月7日(金)～14日(金)
会場：APARTMENT Design Store 【新潟市】
出展：石橋歩、関菜月

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さて新潟市内といえば、知人作家からグループ展の案内も届いていた。こちらは正月早々から開催中である。なんでも、意欲的(？)な作品を出したらしく興味があるが、この時期行けるかどうか。

新潟の抽象作家15人の眼展<PART3>
会期：1月2日(日)～8日(土)
会場：新潟美術学園ギャラリー 【新潟市】

元日の新聞雑感

中学生のときに社会科の先生だったと思うが、元日の新聞は駅まで出かけて行って全紙購入する、と言っていたことをふと思い出した。当時はセブンイレブンもなかったから新聞を買うには駅まで行かなくてはならなかったのだが、「元日の紙面には特集記事で各社のその一年の取り組む姿勢が出るから」と、その理由を話していたのを記憶している。
一年の計は元旦にあり、ということもあるし、新聞制作が(記者も多くは年末休暇のはずの)大晦日となる紙面を事前に準備可能な特集記事で組むのは理にかなっているが、元日に届けられた朝日新聞、新潟版を見てちょっと驚いた。
「新潟」面は2ページしかないのだが、ほとんど丸々広告と予告で占められていて、記事は左の帯にわずか1割ほど。大きくスペースを割いた予告にしても、イメージ先行でまとめているので広告みたいだ。「予告」で今年の姿勢を示している、ということなのだろうが、オール広告に見えるので紙面が薄い感じを受けるし、これはさすがにどうなのだろうと思った次第。