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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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長岡造形大生が雪でなにやら制作していたのを発見した(が、何を創っていたかまではわからず)、と、10日くらい前に書いていたが、たまたま別件で見ていた大学のブログで、偶然にも答えを発見した。
ガウディの「サグラダ・ファミリア」と、コルビュジェの「ロンシャンの礼拝堂」を、建築・環境デザイン学科の学生が制作していた、とのこと。私が目撃したのは創り始めだったみたい。 4e3d9040.jpg


大相撲は八百長問題で一気ににぎわっている。
疑惑の力士にいまごろ携帯電話を出せと言っても、まともに出てくるわけはないと思うのだが、どうなのか。「妻が踏んで壊れる」かどうか、試したことないからわからないが、この記事を見て、昔流行した「象が踏んでも壊れない」アーム筆入れのことを思い出した。アーム携帯と称した、象が踏んでも壊れない携帯があればよかったのにね。

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f1b4492c.jpg再生装置も手元になくなり、昔買ったレコードが聞けなくなって久しい。
キース・ジャレットのライブ盤「サンシャイン・ソング」など、中でも特に聞きたくなったものはCDで買い直したりもしたが、片っ端からそれをするわけにもいかないし、そもそもCD化されてなかったり、されててもすぐ販売停止になるものもけっこう多い。そんなことで、棚に残るいくつかのレコードを見るたび残念に思っていたが、うまいことに、みずすまし亭さんが「レコード→CD」のデーター変換を出来ると聞きつけた。

「う~ん、そうはいっても作業もいちいち面倒だから、貴重盤じゃなきゃやらないよ」とのことで、この日は太田裕美の「Far East」を持ちこんだ。アマゾンを見てももう販売されてないし、作品としても太田裕美のちょうど分岐点にあたるから貴重盤だろう、と、まぁ、いちおう理由もつけて。

太田裕美は「木綿のハンカチーフ」に代表されるようにニューミュージック系歌謡曲から出発している。しかし、突然の活動休止→ニューヨークへの語学留学を経て、帰国後にテクノポップに変貌する。そのテクノポップ時代のよさについて情報誌のコラムやらブログやら一時期やたらと書いていたが、本アルバムはその移行期にあたる“帰国直後”に発表したものになる。
28e221d4.jpgA面はニューヨークサイドと名付けられ、ニューヨーク在住のアーティストが作詩と作曲を担当。B面は東京サイドで、下田逸郎やチャクラの板倉文ら、楽曲はそれまでの太田裕美のアルバムにほとんど登場しなかった面々。レコードの場合、CDとは違って表と裏があるから、A面とB面とで趣向を違えて構成することもたまにあったが、これもそういうことである。
当時(高校生だったはず)の記憶をたどると、A面のほうはそれまでの太田裕美に洋楽のティストが加わってバージョンアップした感じ(コンポーザーは外国人だから当たり前か)で、「これはすごいぞ」と第一聴から感動を覚えたのだが、B面はそろいもそろって曲調もユニークだし、ちょっとテクノっぽく、かつ、ユルい感じにも違和感があり「一体なんなんだ、これは」という感覚。最初2~3回聴いてはみたもののどうにもならず断念し、以降、B面は(1曲だけ妙に気に入ってしまったラストの「ロンリィ・ピーポー」以外は)聴かなくなってしまった。いまからすると、その次に出た快作「I do,You do」はこのトーキョーサイドからつながるというのはわかるけど、当時はそんなものは理解不能であったから。

で、今回CDにおとしてもらい、通して久々に聴いてみた。驚いたことには、このB面がなかなかいいんである。
いまだとA面よりもむしろこちらのほうが…、とも思えるし、かつて違和感を覚えていた理由もそれはそれでわかるから、この辺は実に面白いところである。
試しに検索したらこういったレビューにヒットした。うまく書くものだと思った次第。
今年は雪がものすごいねぇ~、なんて言いながら毎日除雪をしていると、肉体労働の疲れが仕事をこなしていると錯覚するようで、2月にはいって晴れ出した途端、1月の仕事があんまり片付いていない(けっこう溜っている)ことに気づいてしまう。ということで、今週はペースを一気にあげて動かなければ、という感じか。
ちなみに明日は所用ができたので長岡造形大に。タイミングのよいことに、キャンパス内ではちょうど卒展の展示作業をしているというから、ちょっとだけ覗いてこようとは思う。
47748756.jpg今朝は一番で長岡小嶋屋に行き、展示作品の一部入替をおこなった。「2月1日に作品の一部を展示入替」とDMにも小さく予告していたから、である。
とはいっても入替は1点だけ。ただ全部で5作品の展示であるので、割合としたら20%ではある。本当は2点入れ替える予定で準備をしていたが、全体の色調をそろえようと思いなおし、やや異色気味の1点は急きょ取りやめた。

1点だけの展示入替でも、「控え」のものと1対1でそのまま替えるのではなく、ここにあった作品を前に移動してその空いたスペースに「控え」をもってくる…などと、ザッケローニ監督のように技を駆使すればまた面白いのかもしれないが(実際、それもちょっと考えていたが)、ここは素直に1対1の交代である。一気に「変わった」という驚きは少ないかもしれないが、雰囲気はなかなかよいので、まぁ、これはこれでよかったと思っている。

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114af9c4.jpg← 写真3点は長岡駅周辺から
今年の豪雪の特徴、というか問題点は、休みなしに連日降っている、ということ。
例年だとドカンと3~4日降ったとしてもその前後はそうは降らないもので、要は「休み」が適度にあったものだが、今年はそれがない。せいぜい半日晴れ間が覗いた程度で、降雪はほぼ毎日のよう。さらには、じわじわとかなり降り積もったところにきて、先週木曜あたりからは「ドカ雪」の降り方に変わってきたから始末が悪い。弱り目にタタリ目であろうか。
こうなると、展覧会を見に行くために出掛ける、というのもなかなかたいへんで、「10日(今日)に、長岡小嶋屋に絵を観に行くから」と言っていた知人がいたが、この降雪状況をみて取り止めにしたらしい。いたしかたないところである。

でも降雪のピークは過ぎつつあるようで、あさってからは気温もかなり上昇するらしい。天気予報ではそう言っていたが、けっこう平気で悪いほうにはずれることもあるから、はたしてどうなるやら。
タイガーマスクの名で福祉施設に贈り物を届ける、というのがブームのようだ。ニュースでよく取りあげられている。
が、実をいうとこの美談めいた報道があんまり好きになれずにいた。いや、好みの問題に置き換えるのではなく、正確にいえば、この話にはいろんな要素があるはずなのに何やら一方向からの視点でばかり報じられること、そこに違和感があった、というところか。勿論こういった「善意の輪」運動を批判するわけではないし、そのつもりも毛頭ないのだが、問題の本質は他にあるのではないかと、報道の過熱ぶりに「どこか腑に落ちない」と感じていたわけである。
で、一昨日(29日付)の新潟日報朝刊である。
同紙には、現代政治学の越智敏夫教授がオピニオン面に時々コラムを書いているのだが、この日はこの「タイガーマスク」現象を取りあげていた。筆者は「このところの“タイガーマスク”ブームが不愉快である」とし、その論拠を3点(および、おまけとしてさらに1点プラスして)挙げ、なぜ不愉快なのかを明快に論じている。詳しくは当該紙を参照いただくとしてここでは書かないが、記事の見出しは“「マスク」が本質隠す”とある。新聞の見出しはズバリとつけずに表現することもあるものだが、この場合は見事にズバリである。
誰もが認める善意の運動ゆえ表立って異議を唱えにくく、世のなか全体が実際にそうなっているなか、タイムリーな記事であると思った次第。だからこそ多様な視点からの論考が必要である、というのは言うまでもない。

越智教授のコラムは、いつ掲載されるのかを実のところよく把握してないのだが、日報紙の連載で一番楽しみなコーナーになっている。だいぶ以前の話になるが、日本文理高校の甲子園準優勝に対してその評価のされかたに異議をとなえ、「粘り強さだけ強調~県民性論のワナ」と書かれたことがある。比較的最近の、水戸黄門は正義だったのかどうか、にしてもそうであるが、氏の着眼点(とその論理性)には学ぶことが多いと思っている。
たぶんいけるんじゃないかとひそかに思っていましたが、佐渡高校の21世紀枠での甲子園出場が決まったようですね。佐渡島からの甲子園出場が初めてなら、日本文理とあわせて新潟県での2校同時出場も初。おまけに日本文理は昨秋の戦い方からすると全国レベルでも十分期待できそうな感じだし、今回のセンバツは楽しみが多くてなによりである。
夕方のテレビ、県内ニュースでは、佐渡にキャスターやら各局の女子アナやらが大挙して渡りインタビュー合戦を繰り広げていた。佐渡高校には離島のハンデもあるけど、今年は雪のハンデもある。おそらく慣れていないだろう取材攻勢には気苦労もあるはずで、そこで余計なハンデをさらに背負わさなければよいが、と、各局時間差を設けてインタビューに連発生出演しているようすについ思ってしまう。
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豪雪である。昨夜から今朝にかけてがまたものすごい雪の降りようで、今朝は一面雪に埋もれてしまった感じだ。そんな日は外出を控えたいところだが、この日はMySkipの取材予定がはいっており、朝から長岡造形大に。
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ユニークな写真作品を制作している教授がいるとのことで、じゃあ、そのユニークぶりを記事にしようというのが今日の取材であった。
この画像は、それとは関係なしにたまたま見つけたもので、中庭に8名ほどの学生が出て、雪で何やら創り出そうとしていた光景。廊下からの窓越しに発見してとりあえず写真におさめたものの、吹雪のなか、さすがに外に飛び出していって話を聞く勇気もなく、何を創ろうとしていたかはよくわからないまま。“かまくら”なのか雪像なのか、それとも?
cbea9c02.jpg 3月に開催するふたつの展覧会の案内ハガキのデザインが完了した。実務的にみるとデザインの難易度がひじょうに高いものだったのだけど、その辺をあまり感じさせないようにして、出来るだけクールに作業するところがミソか。とまぁ、そんなことを思ってみた。
エックス展Ⅱのほうは、シリーズ第2回目ということでもあり、右画像の前回デザインをそのまま踏襲し背景カラーの色調を変えるだけで済ませる手もあるとは思っていたが、ここはやっぱり、ということで新しく構成し直した。横型にしたいというデザイン要件があったこともある。

それらのDMは、遅くても来月中旬ころには、美術館その他のインフォメーションに配布設置されていると思います。
昨日は自宅屋根の雪下ろしを。
旧栃尾市や旧小国町など長岡でも特に豪雪のところもあるが、私のところはそれほどでもなく、雪下ろしなしで済む年も多い。でも雪はまだまだしばらく降り続けるというし、さらに今年の雪は重たいというから、やむなしである。水分をだいぶ含んでいるのか、下ろした感覚もいつもよりたしかに「重い」。

そういえば、ギャラリー沙蔵で松本さんが個展をやっていると案内が届いていた。会期初めに行こうと思っていたのだが、除雪だなんだで、結局行くのは明日の最終日になりそうだ。日曜にやっていた“鳥獣花木図屏風~伊藤若冲切手写展示会”も、後学のためにも行きたかったが伺えず、失礼してしまった。

a3ccbec9.jpg松本泰典展
会期:1月21日(金)~26日(水)
会場:ギャラリー沙蔵 【長岡市】

675a5787.jpg鳥獣花木図屏風~伊藤若冲切手写展示会 (併催:岩坂薫小版画展)
会期:1月22日(土)~23日(日)
会場:長岡グランドホテル

97981b5d.jpg基本的に夜は原稿を書かないことにしているのだけど、昨夜はやむなくMySkip用のコラムを書いていた。2月号の編集作業が「完了」の一歩手前の段階になっているが、そこにきて「スペースに少し空きが出たからお願いね」と制作のYさんから突然言われてしまい、よせばいいのに気易く受けてしまったから。
OKはしたものの、原稿締切はすぐだし、何か書くネタが特にあったわけでもないから困ったもの。困りついでに、しょうがないので「だるま」の絵でも描いておいてお茶をにごそう(手も足も出ない、の意です)と思ったけど、新聞にちょうど興味ある話題が出たことをこれ幸いと、「長岡駅」について書くことにした。
とりあえずブログで試しに少し書いてみたあと、そこから紙媒体用に加筆修正する、という手順をとってみた。

入稿したあとから気づいたのだが、数えると今回がマイスキップ版「アート日和」の第50回目であった。不定期のコラムとなって久しいが、まぁ、いちおう記念すべき回だったわけで、下手なダルマの絵なんか書かなくてよかったと思った次第。
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


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