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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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タイガーマスクの名で福祉施設に贈り物を届ける、というのがブームのようだ。ニュースでよく取りあげられている。
が、実をいうとこの美談めいた報道があんまり好きになれずにいた。いや、好みの問題に置き換えるのではなく、正確にいえば、この話にはいろんな要素があるはずなのに何やら一方向からの視点でばかり報じられること、そこに違和感があった、というところか。勿論こういった「善意の輪」運動を批判するわけではないし、そのつもりも毛頭ないのだが、問題の本質は他にあるのではないかと、報道の過熱ぶりに「どこか腑に落ちない」と感じていたわけである。
で、一昨日(29日付)の新潟日報朝刊である。
同紙には、現代政治学の越智敏夫教授がオピニオン面に時々コラムを書いているのだが、この日はこの「タイガーマスク」現象を取りあげていた。筆者は「このところの“タイガーマスク”ブームが不愉快である」とし、その論拠を3点(および、おまけとしてさらに1点プラスして)挙げ、なぜ不愉快なのかを明快に論じている。詳しくは当該紙を参照いただくとしてここでは書かないが、記事の見出しは“「マスク」が本質隠す”とある。新聞の見出しはズバリとつけずに表現することもあるものだが、この場合は見事にズバリである。
誰もが認める善意の運動ゆえ表立って異議を唱えにくく、世のなか全体が実際にそうなっているなか、タイムリーな記事であると思った次第。だからこそ多様な視点からの論考が必要である、というのは言うまでもない。

越智教授のコラムは、いつ掲載されるのかを実のところよく把握してないのだが、日報紙の連載で一番楽しみなコーナーになっている。だいぶ以前の話になるが、日本文理高校の甲子園準優勝に対してその評価のされかたに異議をとなえ、「粘り強さだけ強調~県民性論のワナ」と書かれたことがある。比較的最近の、水戸黄門は正義だったのかどうか、にしてもそうであるが、氏の着眼点(とその論理性)には学ぶことが多いと思っている。
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こういうこと思いつく人すごいね
「伊達直人は子供たちの背中にランドセルをしょわせ、管直人は子供手当てという借金をしょわせる」
佐藤秀治 2011/02/01(Tue)13:52:18 編集
笑点なら
座布団3枚!!ですな。
atelier-zen 2011/02/01(Tue)14:50:36 編集
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


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