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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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4a8e861a.jpg 新潟市美術館から。
左はB室で開催中の「エックス展Ⅱ~若きクリエイターたちの自由表現」の一風景。中央手前に置いてあるのは椅子ではなく、椅子のようにして展示したトヨヲカ37さんの作品。実際に座ってもよい。
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エントランスホールにある「ななかまど」と名付けられた館内喫茶店は、今月いっぱいで経営者が変わるらしい。店頭に貼り紙があり。

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新潟市美術館ギャラリーで本日より「4人の風景&エックス展Ⅱ」がスタートしましたが、ニュースでご承知の通り新潟県内でも計画停電の実施となりましたので、その対応についてとりいそぎ以下お知らせいたします。

新潟市美術館の地区は「17日(木)の17時~22時」のみが停電となります。
その日は美術館自体16時半には閉館するという決定がなされましたので、展覧会は「17日(木)は16時で終了」ということにさせていただきます。
他の日については現状通りで、今のところ特に変更はありません。
37.jpg新潟市美術館ギャラリー「4人の風景&エックス展Ⅱ」では、会場での配布用に出展作家紹介のリーフレットを印刷しました。 →
レコードのA面B面よろしく、表裏でそれぞれA室B室の展示案内となってます。

■会期:3月15日(火)~21日(月・祝)/新潟市美術館ギャラリー
 A室:contemporary art 「4人の風景」/B室:エックス展Ⅱ-若きクリエイターたちの自由表現
a9003909.jpg本日は、新潟市美術館ギャラリーでの「エックス展&4人の風景展」の作品展示作業。
朝からダブルヘッダー的に、2展、つごう17人の作品展示のとりまとめをおこない、なかなかハードでした。そのかいは十分にあって、かなり出来がいい展覧会になったと思います。
いつもは作業風景も写真におさめたりするのですが、帰ってみたら、今日はほとんど撮っていなかったことに気づきました。とりあえずは、数枚だけ撮っていた午前中の「4人の風景」展の作業風景を。

展覧会は15日(火)からのスタートです。

地震のことを書くのは昨日で止めようと思っていた。今週は新潟市美術館ギャラリーの展示が始まるし、今日はその展示作業だったから、そちらのほうのトピックスを書くべきだと思っていたが、どうにも原発に関して納得がいかない。なのでもう一言だけ。
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原発事故の特異性は、ひとたび事故が起こったときには国そのものを壊滅させる可能性があること、たとえそこまでいかなくても、その地域と住民には何十年以上にも渡り「見えない放射能」の後遺症が大きく残ること、にある。つまり事故が起こったら一巻の終わりなのである。
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なので、安全性に関しては何重にも担保され、事故は起きない、何かアクシデントが起きたとしても未然にくい止められるシステム設計になっているはずだった。
ところが、今朝の新聞の識者談話を読むと「人為的ミス」という話が平気で出てくるから、納得がいかなくなるのである。「人為的ミス」がはいる余地があり、実際に「人為的ミス」が(他から何もチェックされずに)スルーしてしまうシステム設計だったとでも今さら言うのだろうか。
ふつうに考えればもちろんそんなことはなく、人はミスをすることを前提に、十分なチェック機能をシステムのなかで設けるわけだから、この「人為的ミス否定できず」という能天気な識者談話に仰天してしまった次第である。非常用発電機が故障したのがそもそもの原因らしいが、故障の理由は「津波で海水に濡れたから」らしい。海水につかれば機械は故障するだろうというのは、誰でもわかること。津波があることも当然想定できるし、その対策も万全になされていなければならないから、この故障原因を聞いてそのままは理解しづらい。 新聞に寄稿した「識者」たる大学教授氏は、「緊急用の発電機が動きさえすれば問題はなかったわけで、保守・管理など、人為的なミスの可能性も…」と結んでいるが、論としてはあまりにお粗末である。
そんなかんなで原発に関してはおかしいことだらけで、それだけでなく、いわゆる「識者」といわれている(新聞にはそう紹介されている)人でもこの程度の思考だったのだと、考えれば考えるほど情けなくなってきて困るのである。
地震被害はあまりに甚大なものになっている。

福島原発も報道ははっきりと言わないようだが、断片的に伝えられる部分で判断すると、どうもアウトのようだ。そうなると最悪の事態である。今も死者数1000人超とか言われているが、原発がこうであれば桁が変わるんじゃないか、と思えてしまうがどうなのだろう。
私自身、原発に対しては「地震国の日本でおこなうにはあまりに危険すぎる技術。だから反対」という立場であった。そういう主張をする人も昔は多くいたが、「何重にも安全装置を設けているから絶対に安全である」と、技術者やら評論家やら政治家やらが大勢出てきて、言説巧みに立派なことを語っていたはず。いまテレビに解説役として出てくる原発評論家は頼りなさ過ぎて話にならず、当時自信満々に力説し推進していたそのかたがたはいまどこで何をしているのか、と思う。
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左上から、読売、朝日、新潟日報。

36.jpg 地震が起きる数時間前に、別な意味で激震がはしったトップニュースは菅首相の献金疑惑だった。これで政権転覆かと思わせる一大疑惑だったが、さすがに各紙とも扱いは小さくなる。右は朝日新聞だが、せめてもの意地(?)で、首相の顔写真と組み合わせるレイアウト。巧妙である。

また、私のところですが、今朝未明の地震には驚きましたが廻りを見ても特に被害等は出てません。
いまほどの地震のときは、奇しくも中越地震のときと同じ「制作場」にいた。ビルの3階にあるのだが、第一撃ですべてのものが倒れた中越地震とは強さは異なるものの、かなり長い時間にわたり揺れ続けるその揺れ方はよく似ており、中越地震のことを思い出してしまった。
揺れている最中に頭に浮かんだのは、携帯電話を“携帯”していないじゃないか、ということ。遠くの別の部屋の机の上に置きっ放しであったのだが、あまりの揺れ方にビルが倒壊する可能性も脳裏をよぎり、ガレキに埋まったときには携帯電話が命綱になるのでは?と、とっさに思い浮かんでしまったわけである。でも地震後はずっと携帯電話は通じなくなっているから、思ったほど意味のあることではないのかもしれない。

今日は夕食にチキンカツを揚げようと、珍しい事に朝のうちからメニューを決めていたのだが、余震の最中に揚げ物をするというのも何なので断念。震源から遠く離れた長岡でもこの揺れだから、近いところは甚大な被害ではないのかと心配。
2cbeea68.jpg 今朝(3月9日付)の新潟日報から。
未知数の可能性を探る試み」と、15日からのエックス展に関しての記事が掲載されました。文化欄の「アートピックス」。 0e74c466.jpg

エックス展2&「4人の風景」展”の開催が、あと1週間に迫ってきました。各メディアにも案内が出てきていますが、下は「月刊新潟こまち」の4月号より。アート情報コーナーに2展まとめて掲載されています。
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右側の案内はクリックすると大きくなります。


■会期:3月15日(火)~21日(月・祝)/新潟市美術館・ギャラリー
 A室:contemporary art 「4人の風景」 B室:エックス展Ⅱ-若きクリエイターたちの自由表現
157d1760.jpgちょっと心にひっかかっていた確定申告の作業も、日曜にだいぶ作業をすすめられたので、昨日あらかた目途はついた。締切間際に何かアクシデントが出たらどうしようかと思っていたが、とりあえずはなんとかなりそうだ。
右は日曜に立ち寄ったギャラリーmu・an「かかわりに距離を経て」展より。下は意味も特にないが、たまたまFMラジオで流れてきたので加藤いづみを。10年近く前の曲だが、ピアノ弾き語りバージョンだったとは知らなんだ、である。

wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
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