忍者ブログ
長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
[1200]  [1198]  [1197]  [1196]  [1187]  [1194]  [1191]  [1193]  [1192]  [1185]  [1190
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ブラウザのInternet Explorerを、ver.9にバージョンアップした。
バージョンを変えると(今までの自分のやり方も変わることがあるので)本来あんまり好まないのだが、相当早くなる、という宣伝文句はやっぱり強いし、「バージョンアップをどうぞ」と逐一届く案内がうざったかったこともある。
そんなことでIE9にしたら、たしかに早くなったしそれ自体はとてもよいのであるが、ただ、ひとつ困ったのはブログ記事が書きにくくなったこと。ニンジャブログについている「高機能なエディタ」はIE9に未対応で、今まで簡単にしていた画像配置などが機能しなくなり、タグでいちいち打ち込めばよいのだがそれも面倒くさい。しょうがないのでsafariで記事を書くようにしたが、こちらも動きに違和感があるしコピー機能がなぜか使えないから、なかなか快適とはいかない。バージョンアップをいったんしてしまうと、「やっぱり前のままでよかった」と元に戻すことが出来ないから困りものである。


ピーター・フォークの追悼のため、BSで「刑事コロンボ」を何話かやっていた。
その中のひとつ「パイルD-3の壁」という作品は、ピーター・フォーク自身が監督をした唯一のもの。だから今回の追悼番組に選ばれたのだと思うが、ミステリーとしては残念ながらイマイチである。最後のオチ(犯人を捕まえるためにコロンボがはった罠)も、たぶんそうだろうなとわかってしまったから、言われているほどいい作品だとは思えなかった。杭を掘り出す掘り出さない、に途中から終始してしまったのも、そこにいたる合理的理由がよく見えず、なんだかしっくりしない。
そんなことでちょっと物足りなさを感じたので、「刑事コロンボ」の第1作である「殺人処方箋」を中古DVDで買ってきた。1967年制作の作品で、ピーター・フォークは41歳。若い。パイロット版ということで、いわゆるシリーズとしてのコロンボとは全体の雰囲気はかなり異なるが、トリックもつくりこまれたもので、エンディングの罠も効いている。ラストは、コロンボが犯人を罠にかけて証拠を導き出し自白に追い込む、という刑事コロンボでよくあるパターンだが、犯人だけではなくそれを見ている観客をも罠にかける仕組み。巧妙である。
コロンボ自身の描写が「いつものコロンボ」とは違うためか、ネットをみると高く評価する人もいる反面、そうでない人もいるようだが、私的には前者。ミステリー作品としてとてもうまく出来ていると思う。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
ブログ内検索






アフィリエイト実施中です。アマゾンご利用の際は↑からどうぞ。
アトリエZen



管理画面(管理者専用)
忍者ブログ [PR]