長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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通巻100号刊行記念の「マイスキップのあゆみ」展が市民センター地下で開催中である。
100号分をただひたすら並べているだけなので、マイスキップに今まで縁のなかったかたにはこの怒涛のような量はつらいかもしれないが、読んだことのあるひとや、何かしらかかわっていた人にとっては、ところどころに懐かしさもあったりするから案外と面白いのではないかとも思う。会期が2週間近くもあるので、一日くらい会場でのんびりとそうした紙面のオンパレードを眺めて佇むのも悪くないと考えていたのだが、ここのところ忙しいうえにいくつか新しい仕事も舞い込んだものだからそうした時間は見事に吹き飛んでしまった。そうこうしているうちに展示はあさって6日(土)で終了である。
なかなか会場に立ち寄れないでいたが、今日は近くで秋のイベントの打ち合わせがあったので、それに同席したMさんらを誘って帰路に立ち寄ってみた。
企画特集面では、昔は一般にはほとんど知られていなかった「直江兼継」を2002年6月号ですでに取り上げていたり(担当Yさんの自慢です)、宮内・摂田屋地区の街並みの再発見再評価にしてもそうだけど、いま振り返ると先見の明みたいなところが確かにあったりする。そんな話をしながら見て歩く。
2005年12月号の特集では柏崎駅前にあった「赤レンガ棟」を取り上げているが、その写真がやはり目にとまるようで、「こんなよい建物があったのか」と質問を受けた。赤レンガ棟とは日本最古の製油所といわれる旧日本石油の柏崎工場内にあった明治期のレンガ造建築物で、そのころ保存運動が高まっていた。現場への取材を重ね、地元博物館からは古い写真資料の提供を受けるなど、かなり力を入れて特集記事にした。
(http://ameblo.jp/atelier-zen/entry-10006147787.html)。
取材した当時は、すでに決まっていた建物の全棟解体撤去という柏崎市の方針が、「解体工事を一時凍結し、解体するのか保存なのか再検討する時間をつくる」と異例の変更がなされた段階であった。 そのため記事の見出しには「保存か解体か・ゆれる赤レンガ棟」とつけたのだが、まさか中越沖地震で(ゆれすぎて)倒壊してしまうことになるとは思わなかった。形あるものはいつかなくなる、とは言っても、やはり残念でならない。
画像2点は現場取材時(2005年11月14日)に撮影した赤レンガ棟の外観と内観。この日はたしか途中から嵐のような大雨になった。そんな記憶が残っている。
100号分をただひたすら並べているだけなので、マイスキップに今まで縁のなかったかたにはこの怒涛のような量はつらいかもしれないが、読んだことのあるひとや、何かしらかかわっていた人にとっては、ところどころに懐かしさもあったりするから案外と面白いのではないかとも思う。会期が2週間近くもあるので、一日くらい会場でのんびりとそうした紙面のオンパレードを眺めて佇むのも悪くないと考えていたのだが、ここのところ忙しいうえにいくつか新しい仕事も舞い込んだものだからそうした時間は見事に吹き飛んでしまった。そうこうしているうちに展示はあさって6日(土)で終了である。
なかなか会場に立ち寄れないでいたが、今日は近くで秋のイベントの打ち合わせがあったので、それに同席したMさんらを誘って帰路に立ち寄ってみた。
企画特集面では、昔は一般にはほとんど知られていなかった「直江兼継」を2002年6月号ですでに取り上げていたり(担当Yさんの自慢です)、宮内・摂田屋地区の街並みの再発見再評価にしてもそうだけど、いま振り返ると先見の明みたいなところが確かにあったりする。そんな話をしながら見て歩く。
2005年12月号の特集では柏崎駅前にあった「赤レンガ棟」を取り上げているが、その写真がやはり目にとまるようで、「こんなよい建物があったのか」と質問を受けた。赤レンガ棟とは日本最古の製油所といわれる旧日本石油の柏崎工場内にあった明治期のレンガ造建築物で、そのころ保存運動が高まっていた。現場への取材を重ね、地元博物館からは古い写真資料の提供を受けるなど、かなり力を入れて特集記事にした。
(http://ameblo.jp/atelier-zen/entry-10006147787.html)。
取材した当時は、すでに決まっていた建物の全棟解体撤去という柏崎市の方針が、「解体工事を一時凍結し、解体するのか保存なのか再検討する時間をつくる」と異例の変更がなされた段階であった。 そのため記事の見出しには「保存か解体か・ゆれる赤レンガ棟」とつけたのだが、まさか中越沖地震で(ゆれすぎて)倒壊してしまうことになるとは思わなかった。形あるものはいつかなくなる、とは言っても、やはり残念でならない。
画像2点は現場取材時(2005年11月14日)に撮影した赤レンガ棟の外観と内観。この日はたしか途中から嵐のような大雨になった。そんな記憶が残っている。
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wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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