長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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今月はさして仕事が詰まっていたわけではなく、むしろ時間があるはずだったが、なんだか慌ただしい。ようやく年内の仕事は終わった感じだが、まだアトリエの大掃除も年賀状書きも手つかずである。年賀状はともかくも、ここまでくると大掃除は割愛されそうなところではある。
長岡小嶋屋の展示入替を今週初めにおこなっている。すぐにそのもようをアップしたかったが、ちょうどニンジャプログが故障(サーバートラブルで更新不能)中だのなんだので、タイミングがいささか遅れてしまった。とりあえずは会場風景を1枚。出来はなかなかだと思う。
外山文彦展
会期:2011年2月28日まで/無休/10:00~22:00(ただし元日は18:00まで)
会場:長岡小嶋屋CoCoLo長岡店
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/936/
長岡小嶋屋の展示入替を今週初めにおこなっている。すぐにそのもようをアップしたかったが、ちょうどニンジャプログが故障(サーバートラブルで更新不能)中だのなんだので、タイミングがいささか遅れてしまった。とりあえずは会場風景を1枚。出来はなかなかだと思う。
外山文彦展
会期:2011年2月28日まで/無休/10:00~22:00(ただし元日は18:00まで)
会場:長岡小嶋屋CoCoLo長岡店
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/936/
MySkip編集Yさんの事務所に行ったところ、BGMに山崎ハコを流していた。CDを買ったのかと聞いてみたところ、YouTubeからの適当なセレクトだそうだ。あんまりYouTubeに凝らないようにしていたからわからなかったが、そこで興味もって検索してみた。けっこうアップされてるんですね。
ということで、YouTubeからの山崎ハコ・ライブ映像三態である。年代を違えて選んでみた。最近の映像はともかく、昔はほとんどテレビには出ていなかったはずだから、上のふたつがあることに驚いている。相当珍しいんじゃないかと思う。
学生のころ熱心にライブに通っていたアーティストが3人いて、そのうちのひとりが山崎ハコであった。一番上の映像は当時に近い1986年で、記憶にある印象はもう少し痩せて病弱な感じのものだったが、案外そうでもない。「着物」という曲は知らなくて、今回初めて聴いた。
2番目は、映像にクレジットはついてないが、1990年に出ている曲だからその頃か。このころはアコースティック・ロック(だったかな?)といった言葉を掲げ、初期のころのアコースティックギター一本による弾き語りとは路線を少し違えていた。この曲がはいったCDを所有しているが、買うとすればマニアは初期のものを選びそうだし、でなければベスト版か最近のものをとなってしまうので、この時期のCDは今は売られてなく入手困難のようだ。「ANOU」という曲は以前から気に入っており、この初めて見る映像には感激してしまった。
一番下は最近のものだろう。フライング・キテイバンド(といってもなんだかマニアックかな?)の安田裕美と結婚されたことをネット情報で偶然耳にしていたが、バックのギタリストはその安田さん。デビュー初期から歌い続けている古い曲なのだが、ギターのデュオが新鮮に思う。学生時以降ハコのライブにはまったく行かなくなったが、デュオで新潟に来るのなら、またぜひ行きたいと思った次第。
ということで、YouTubeからの山崎ハコ・ライブ映像三態である。年代を違えて選んでみた。最近の映像はともかく、昔はほとんどテレビには出ていなかったはずだから、上のふたつがあることに驚いている。相当珍しいんじゃないかと思う。
学生のころ熱心にライブに通っていたアーティストが3人いて、そのうちのひとりが山崎ハコであった。一番上の映像は当時に近い1986年で、記憶にある印象はもう少し痩せて病弱な感じのものだったが、案外そうでもない。「着物」という曲は知らなくて、今回初めて聴いた。
2番目は、映像にクレジットはついてないが、1990年に出ている曲だからその頃か。このころはアコースティック・ロック(だったかな?)といった言葉を掲げ、初期のころのアコースティックギター一本による弾き語りとは路線を少し違えていた。この曲がはいったCDを所有しているが、買うとすればマニアは初期のものを選びそうだし、でなければベスト版か最近のものをとなってしまうので、この時期のCDは今は売られてなく入手困難のようだ。「ANOU」という曲は以前から気に入っており、この初めて見る映像には感激してしまった。
一番下は最近のものだろう。フライング・キテイバンド(といってもなんだかマニアックかな?)の安田裕美と結婚されたことをネット情報で偶然耳にしていたが、バックのギタリストはその安田さん。デビュー初期から歌い続けている古い曲なのだが、ギターのデュオが新鮮に思う。学生時以降ハコのライブにはまったく行かなくなったが、デュオで新潟に来るのなら、またぜひ行きたいと思った次第。
今月はなかなか動ける時間がなかったのだが、昨日は柏崎・游文舎での吉野榮子展に。好天に誘われるまま、ドライブがてら直江津まで足を伸ばすことにして、ギャラリー遊の村山陽展にも。
直江津といえば、だいぶ昔、たぶん10年くらいは前のことだと思うが、直江津の商店街でおこなわれたイベントで野外アート(インスタレーション)を制作したことがある。商店街を下見した際に「モナリザ写真館」というのを見つけ、じゃあそれではと、なんだか味がある外壁にモナリザをコラージュさせ、モナリザ・コラボレーションを図ったという具合。駄洒落みたいなところからの発想だが、作品の出来はなかなかよかったんじゃないかと記憶している。この日ふとそんなことを思い出してしまい、ちょうど通り道、立ち寄ってみた次第。建物自体、今もほとんどそのままだが、店の営業はすでにやめているもよう。
右上は吉野榮子展の会場から。名画と呼ばれる絵の技法を使い、自画像や地元の柏崎港を描いた作品群。
名画で遊ぶ
エピキュリアン・吉野榮子(Ren)展
会期:12月28日まで(20、27日は休館)/游文舎ギャラリーにて
直江津といえば、だいぶ昔、たぶん10年くらいは前のことだと思うが、直江津の商店街でおこなわれたイベントで野外アート(インスタレーション)を制作したことがある。商店街を下見した際に「モナリザ写真館」というのを見つけ、じゃあそれではと、なんだか味がある外壁にモナリザをコラージュさせ、モナリザ・コラボレーションを図ったという具合。駄洒落みたいなところからの発想だが、作品の出来はなかなかよかったんじゃないかと記憶している。この日ふとそんなことを思い出してしまい、ちょうど通り道、立ち寄ってみた次第。建物自体、今もほとんどそのままだが、店の営業はすでにやめているもよう。
右上は吉野榮子展の会場から。名画と呼ばれる絵の技法を使い、自画像や地元の柏崎港を描いた作品群。
名画で遊ぶ
エピキュリアン・吉野榮子(Ren)展
会期:12月28日まで(20、27日は休館)/游文舎ギャラリーにて
上の画像一番左はFM-KENTOが発行している月刊フリーペーパー「ZERO STYLE」、隣の2点は月刊Komachiから。いずれもいま発行されているものであるが、長岡小嶋屋での“ナナクサ”展がカラー写真入りでインフォメーションされていたので掲げてみた。
ZERO STYLEは“新潟のキャンパスライフを楽しもう”と掲げていて、県内の大学、専門学校を中心に配布されているもの。また、フリーペーパーといえばMySkipの今月号でも同展の案内をしっかり載せた。こちらはモノクロ印刷となるが左に。クリックすると大きくなります。
長岡小嶋屋で展示中の「7種(ナナクサ)展」から。
以下、出品作品のリストです。
作 者 名 |
作 品 名 |
素材・技法 |
石橋 歩 |
樹 氷 |
写真、メディウム、photoshop |
近藤未佳 |
小春日和の夜 |
木綿、藍染絞り |
永井 卓 |
(木) |
葡萄の木、ミクストメディア |
長橋大智 |
ぷれぜんとふぉーゆー |
photoshop |
長谷川沙織 |
花 |
アクリル絵具 |
松永 恵 |
ア イ ソ メ |
カラーインク |
鷲尾瑞穂 |
砂 影 |
水彩、ボールペン(線描、点描) |
長崎旅行帰りのTさんから「軍艦島にも行った」と聞かされたのだが、MySkipに時々執筆してもらっているKさんもブログでちょうど軍艦島について書かれていた。奇しくも同じ日であった。
軍艦島とは通称で、正式名は端島(はしま)という。長崎の沖合にある周囲1キロほどの小さな無人島。石炭の採掘のための島で、ピーク時には5300人が暮らしており世界で最も人口密度の高い島だったが、1974年の炭鉱閉山によりそのまま島ごと廃墟となった。1916年に、日本で初の鉄筋コンクリート造のアパートが建てられたことでも知られる。
最近は産業遺産としてメディアで取りあげられることも多く、観光客の立ち入りも(ごく部分的だが)認められるようになったので認知度も高まったが、以前は一般にはほとんど知られてなかったかと思う。90年代後半に、アンセル・アダムス写真センターなどアメリカ国内5か所と日本の4つの美術館を巡回した「ランド・オブ・パラドックス」という写真展があったが、出展作家のひとりの雑賀雄二氏が軍艦島の写真をシリーズで出展しており、私自身は同展にて初めて接した。
同展はキュレイターに福のり子、出展が雑賀雄二、畠山直哉、小林のりお、山根敏郎の4作家。軍艦島も含めて実に鮮烈な印象の写真展だったことを思い出し、書棚の奥から当時購入した展カタログを取り出してきた次第。10年以上前に発行されたカタログだから今や入手困難かと思ったものの、アマゾンを見たら古本で安価に売っていた。なんとも便利なものである。
ランド・オブ・パラドックス
(論)
-序-パラドックスを越えて(河崎晃一/芦屋市立美術博物館学芸課長)
二度と戻らない風景-新しい風景写真に関する考察(アンディ・グルンドバーグ)
ランド・オブ・パラドックス(福のり子/インディペンデント・キュレーター)
(作品)
雑賀雄二/畠山直哉/小林のりお/山根敏郎
軍艦島とは通称で、正式名は端島(はしま)という。長崎の沖合にある周囲1キロほどの小さな無人島。石炭の採掘のための島で、ピーク時には5300人が暮らしており世界で最も人口密度の高い島だったが、1974年の炭鉱閉山によりそのまま島ごと廃墟となった。1916年に、日本で初の鉄筋コンクリート造のアパートが建てられたことでも知られる。
最近は産業遺産としてメディアで取りあげられることも多く、観光客の立ち入りも(ごく部分的だが)認められるようになったので認知度も高まったが、以前は一般にはほとんど知られてなかったかと思う。90年代後半に、アンセル・アダムス写真センターなどアメリカ国内5か所と日本の4つの美術館を巡回した「ランド・オブ・パラドックス」という写真展があったが、出展作家のひとりの雑賀雄二氏が軍艦島の写真をシリーズで出展しており、私自身は同展にて初めて接した。
同展はキュレイターに福のり子、出展が雑賀雄二、畠山直哉、小林のりお、山根敏郎の4作家。軍艦島も含めて実に鮮烈な印象の写真展だったことを思い出し、書棚の奥から当時購入した展カタログを取り出してきた次第。10年以上前に発行されたカタログだから今や入手困難かと思ったものの、アマゾンを見たら古本で安価に売っていた。なんとも便利なものである。
ランド・オブ・パラドックス
(論)
-序-パラドックスを越えて(河崎晃一/芦屋市立美術博物館学芸課長)
二度と戻らない風景-新しい風景写真に関する考察(アンディ・グルンドバーグ)
ランド・オブ・パラドックス(福のり子/インディペンデント・キュレーター)
(作品)
雑賀雄二/畠山直哉/小林のりお/山根敏郎
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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