長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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この暑さが少しやわらいでから行こうかと思っていたものの、いっこうに衰えそうにない。今日は柏崎での関根哲男展に。
近年制作の「原生シリーズ」を、ギャラリーおよび多目的ホールの両方で展示。同じシリーズ名といっても制作時期により素材や技法は異なる。
越後タイムス紙に「新たな“逸脱”の始まり」と書かれたレビューではインスタレーション的に床に置いた最新シリーズについて取りあげていたが、個人的に好きなのは多目的ホール正面に掲げられた左の赤い作品(素材はゴム)。1995年制作の作品に今年さらに手が加えられている。
右上は会場に貼られた作家プロフィール。自身の顔写真をユーモラスに撮って載せている。関根さんにしては珍しいことやってるなぁ~と思ったのだが、この写真は佐藤秀治さんからのプレゼントとのこと。いい味だしてます。
関根哲男展 <原生>
会期:8月21日(土)~29日(日)
会場:文学と美術のライブラリー 游文舎 【柏崎市】
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今日も暑いが、そう言っていても始まらないので新潟市へ。いつも案内をもらっていながらなかなか行けなかった「いけばな造形大学OB展」に行く。県外からの友情出品7名を含む計23人の出展で、ユニークな作品が多いので楽しく観れる印象。主宰のYさんもちょうど会場受付に居られた。
第5回いけばな造形大学OB in NIIGATA
会期:8月17日(火)~22日(日)
会場:新潟市美術館 市民ギャラリー
この日はほかに、近くのギャラリーで若手クリエイターの展覧会をやっていると聞いたので、とりあえずのぞいてみる。会場でもらったDMには「長岡造形大生とアマチュア16人の創作展」とあり。
Little Star 新潟のクリエイター16人展
会期:8月17日(火)~22日(日)
会場:新潟美術学園ギャラリー 【新潟市】
第5回いけばな造形大学OB in NIIGATA
会期:8月17日(火)~22日(日)
会場:新潟市美術館 市民ギャラリー
この日はほかに、近くのギャラリーで若手クリエイターの展覧会をやっていると聞いたので、とりあえずのぞいてみる。会場でもらったDMには「長岡造形大生とアマチュア16人の創作展」とあり。
Little Star 新潟のクリエイター16人展
会期:8月17日(火)~22日(日)
会場:新潟美術学園ギャラリー 【新潟市】
毎日まだまだ暑い、というか、なんだか異常なほど暑いですね。
お盆休みあけの今週は、ちょうどマイスキップの次号編集期間。次号9月号は企画特集ページの担当になっているものの、その原稿は今月早々に制作Yさんに渡し済みで、今週はさしたる作業もないとふんでたのですが、急きょ紙面の一角に「“最終面カット写真の新担当”を紹介するコーナー」を入れることになりました。なので、その分の作業を今週一気に。
9月号の企画特集ページについては「画家・佐藤哲三の肖像」となります。新発田を拠点に活躍した画家ですが、生まれは長岡市であることは案外知られておらず、今年は画家の生誕100年、よい機会なので紙面で一度取りあげようとなった次第。左は6月の新潟絵屋「生誕100年・佐藤哲三展」から。
マイスキップで連載している小林さんが今朝(20日)の新潟日報で大きく取りあげられていました。「ゆるり歴史サロン」というミニコラムを書かれているのですが、その当紙コラム連載を基軸にしての紹介で、「長岡藩の生活・文化 わかりやすく解説」と記事にあり。
お盆休みあけの今週は、ちょうどマイスキップの次号編集期間。次号9月号は企画特集ページの担当になっているものの、その原稿は今月早々に制作Yさんに渡し済みで、今週はさしたる作業もないとふんでたのですが、急きょ紙面の一角に「“最終面カット写真の新担当”を紹介するコーナー」を入れることになりました。なので、その分の作業を今週一気に。
9月号の企画特集ページについては「画家・佐藤哲三の肖像」となります。新発田を拠点に活躍した画家ですが、生まれは長岡市であることは案外知られておらず、今年は画家の生誕100年、よい機会なので紙面で一度取りあげようとなった次第。左は6月の新潟絵屋「生誕100年・佐藤哲三展」から。
マイスキップで連載している小林さんが今朝(20日)の新潟日報で大きく取りあげられていました。「ゆるり歴史サロン」というミニコラムを書かれているのですが、その当紙コラム連載を基軸にしての紹介で、「長岡藩の生活・文化 わかりやすく解説」と記事にあり。
新潟絵屋の清水友裕展を観ようと新潟市に行ったのだが、まずはその前に、ギャラリー炎舎「この界隈のビジュツ」展に。
総勢37作家が前期後期と分かれての展示で、そのうちの何人かから案内をもらっていたこともあるが、そんなに大きくはない(というか、かなり狭い)画廊スペースに1回20作家近くをどう展示して見せるのかに興味もあったため。せっかくなので自分自身ならどう構成するかと発想演習をしながら向かったのだが、う~ん、自分の想起したイメージとはちょっと違う。だからどう、ということではないのだが。
清水友裕さんの個展は昨年の夏にギャラリーN7で観ている。
「88体の竜を描くという“旅”」というテーマを掲げて制作している若手作家。その途中経過の発表ということは前回個展と共通だが、素材の生かし方や展示空間のつくりなど目をひくところが多く、格段によくなっていると思う。
左画像中の右側、コルクシートに描いた大きな作品はライブペインティングで、会期中に現場で制作してきたとのこと。最終日の明日までまだまだ描き続けるらしい。
清水友裕展
会期:8月2日(月)~10日(火)
会場:新潟絵屋
この界隈のビジュツ -〈いま・ここ〉のパフォーマンスを上げる-
前期:8月1日(日)~11日(水) /後期:8月19日(木)~29日(日)
会場:ギャラリー炎舎
総勢37作家が前期後期と分かれての展示で、そのうちの何人かから案内をもらっていたこともあるが、そんなに大きくはない(というか、かなり狭い)画廊スペースに1回20作家近くをどう展示して見せるのかに興味もあったため。せっかくなので自分自身ならどう構成するかと発想演習をしながら向かったのだが、う~ん、自分の想起したイメージとはちょっと違う。だからどう、ということではないのだが。
清水友裕さんの個展は昨年の夏にギャラリーN7で観ている。
「88体の竜を描くという“旅”」というテーマを掲げて制作している若手作家。その途中経過の発表ということは前回個展と共通だが、素材の生かし方や展示空間のつくりなど目をひくところが多く、格段によくなっていると思う。
左画像中の右側、コルクシートに描いた大きな作品はライブペインティングで、会期中に現場で制作してきたとのこと。最終日の明日までまだまだ描き続けるらしい。
清水友裕展
会期:8月2日(月)~10日(火)
会場:新潟絵屋
この界隈のビジュツ -〈いま・ここ〉のパフォーマンスを上げる-
前期:8月1日(日)~11日(水) /後期:8月19日(木)~29日(日)
会場:ギャラリー炎舎
毎日暑い暑いと言ってますが、昨日今日とまた特に暑くなってますね。そんななか昨日は上越市までBlue Sky Project展を観てきました。ということで、以下写真を。
右は、会場(高田図書館)の入口前、屋外で展開された前山忠さんの作品「平和の視界」(一部分です)。
会場近くの何か所で“協賛イベント”が同時開催されており、舟見倹二さんの自宅で開催されていた「舟見倹二の青空(Box Art)」展から以下2枚。
他、近くで開催されている協賛イベントは、
・筑波進 自選「青の世界」展/ギャラリーアートプラザA&D
・「杉みき子と村山陽の青空世界」展/ギャラリー花地蔵
・金谷範子個展 アートの標本箱/高田藩士屋敷跡 無量庵
さて今日は長岡造形大にMySkip次号の取材。10月に大学祭が開催されるのですが、その実行委員の学生に今年の意気込みとかを紙面で紹介しようということでicoroのCさんと。明日は中間プレゼンテーションを(朝から丸々一日かけて)おこなうとのことで、大量の資料片手にがんばっておりました。
右は、会場(高田図書館)の入口前、屋外で展開された前山忠さんの作品「平和の視界」(一部分です)。
会場近くの何か所で“協賛イベント”が同時開催されており、舟見倹二さんの自宅で開催されていた「舟見倹二の青空(Box Art)」展から以下2枚。
他、近くで開催されている協賛イベントは、
・筑波進 自選「青の世界」展/ギャラリーアートプラザA&D
・「杉みき子と村山陽の青空世界」展/ギャラリー花地蔵
・金谷範子個展 アートの標本箱/高田藩士屋敷跡 無量庵
さて今日は長岡造形大にMySkip次号の取材。10月に大学祭が開催されるのですが、その実行委員の学生に今年の意気込みとかを紙面で紹介しようということでicoroのCさんと。明日は中間プレゼンテーションを(朝から丸々一日かけて)おこなうとのことで、大量の資料片手にがんばっておりました。
長岡小嶋屋・佐藤正二展が昨日から始まりました。
シルクスクリーンによる版画作品の展観。出展作品は以下の7点です。8月31日まで展示中。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/771/
■佐藤正二展 作品リスト
シルクスクリーンによる版画作品の展観。出展作品は以下の7点です。8月31日まで展示中。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/771/
■佐藤正二展 作品リスト
no. |
作品名 |
制作年 |
1 |
FORME 《三つのまる》 |
2008 |
2 |
FORME 《柔らかなかたち》 |
2008 |
3 |
SIGNE 《タッチ Ⅰ》 |
2010 |
4 |
SIGNE 《タッチ Ⅱ》 |
2010 |
5 |
COMPOSITION ⅰ |
2009 |
6 |
COMPOSITION ⅱ |
2009 |
7 |
COMPOSITION ⅲ |
2009 |
おそらく一両日中にも発行される(だろう)MySkip8月号についてもうひとつ内容予告をしておくと、8月の佐藤正二展の開催にあわせ、氏に関連した記事を載せている。丸々1ページ、大きく使っての掲載である。
氏は堀口大學を顕彰する活動で知られ、文筆家としてMySkipにもたびたび寄稿いただいている。なのでそうした活動と美術家としての活動の両輪を紹介してその素顔(?)に迫る!といった方向でもよかったのだが、今回は40年以上前にさかのぼり、氏の60年代の活動に焦点をあてることにした。
60年代の長岡というと、日本で初めて「現代」と冠した長岡現代美術館が1964年に開館している。それと前後するように佐藤さんは現代美術の「二人展」を始めており(以降18年連続開催)、美術家の佐藤秀治さんはその「二人展」を高校生のときに偶然見て衝撃を受けたという。興味深い60年代の動きなのだが、その割に情報がきちんと伝えられていない向きもあり、それではこの機会にと、佐藤秀治さんに寄稿してもらった次第。60年代の“長岡の美術シーン”も含めて、エッセイ的に語ってもらっている。
MySkip紙においては、長岡現代美術館に関して拙コラムで何回も触れていたし、同美術館がひとつのキーになって生まれた「新潟現代美術家集団GUN」については特集記事を2回組むなど、長岡と現代美術について積極的に取りあげているが、今回の記事はその一環でもあると考えている。
右上の画像は、記事中に載せた写真の中からひとつ、長岡現代美術館(現・長岡商工会議所)の外壁レリーフ。8月号用にと新しく最近撮影してきたものだ。紙面では「長岡の景観遺産として健在の“斎藤義重のレリーフ”」とクレジットをつけている。
■佐藤正二展は8月1日から31日まで、蕎麦店「長岡小嶋屋」CoCoLo長岡店にて。
氏は堀口大學を顕彰する活動で知られ、文筆家としてMySkipにもたびたび寄稿いただいている。なのでそうした活動と美術家としての活動の両輪を紹介してその素顔(?)に迫る!といった方向でもよかったのだが、今回は40年以上前にさかのぼり、氏の60年代の活動に焦点をあてることにした。
60年代の長岡というと、日本で初めて「現代」と冠した長岡現代美術館が1964年に開館している。それと前後するように佐藤さんは現代美術の「二人展」を始めており(以降18年連続開催)、美術家の佐藤秀治さんはその「二人展」を高校生のときに偶然見て衝撃を受けたという。興味深い60年代の動きなのだが、その割に情報がきちんと伝えられていない向きもあり、それではこの機会にと、佐藤秀治さんに寄稿してもらった次第。60年代の“長岡の美術シーン”も含めて、エッセイ的に語ってもらっている。
MySkip紙においては、長岡現代美術館に関して拙コラムで何回も触れていたし、同美術館がひとつのキーになって生まれた「新潟現代美術家集団GUN」については特集記事を2回組むなど、長岡と現代美術について積極的に取りあげているが、今回の記事はその一環でもあると考えている。
右上の画像は、記事中に載せた写真の中からひとつ、長岡現代美術館(現・長岡商工会議所)の外壁レリーフ。8月号用にと新しく最近撮影してきたものだ。紙面では「長岡の景観遺産として健在の“斎藤義重のレリーフ”」とクレジットをつけている。
■佐藤正二展は8月1日から31日まで、蕎麦店「長岡小嶋屋」CoCoLo長岡店にて。
MySkip8月号はすでに印刷にはいっており、今週には発行されることになりそうだ。内容予告をしておくと、今号の企画ページは私の担当で、春先に掲載した「建物の記憶(を探る)」シリーズのスペシャルとなっている。
この「建物の記憶」と題したシリーズは今年4月号と5月号とで続けて掲載したが、当初の紙面企画としては現在すすめられている大手通の再開発(スクラップ&ビルド)でスクラップのほうに敢えて着目して、「忘れ去るにはしのびなく、記憶に留めておきたい」建物を全2回で取りあげようという発案だった。なので“丸専デパート”と“旧えり芳ビル” の2棟を、建築デザイン的な視点をふまえてその特徴やユニークさを紹介したわけだが、読者の評判もすこぶるよく企画展開も可能だということで、続編(スペシャル版) となった次第。
特に大手通再開発と絡めたり限定させたりすることもないので、スペースを拡大しての8月号は、かつて日赤町(現在のウオロク長岡店のところ)にあった「旧日赤病院」を取りあげている。
MySkipの場合、編集方針で特に企画ページに関しては写真を多用することになっており、既ににない建物の場合は写真の入手がカギになる。今回は知人写真家のSさんが約十年前の建物解体直前に撮影しており、その写真を提供いただいた。寄稿は前2回と同じく建築技術者のKさん。
記事は2人のコラボレーションとしても実にうまくはまったようで(とはいってもお二人に面識はないのだが)、なかなかの出来栄え。反響もかなり出るんじゃないかと思う。ご期待を。
右上は、「えり芳ビル」を取りあげた5月号「建物の記憶」シリーズ紙面。このビルは一度取りあげておきたいよなぁ~と思ったのが企画の原点である。
この「建物の記憶」と題したシリーズは今年4月号と5月号とで続けて掲載したが、当初の紙面企画としては現在すすめられている大手通の再開発(スクラップ&ビルド)でスクラップのほうに敢えて着目して、「忘れ去るにはしのびなく、記憶に留めておきたい」建物を全2回で取りあげようという発案だった。なので“丸専デパート”と“旧えり芳ビル” の2棟を、建築デザイン的な視点をふまえてその特徴やユニークさを紹介したわけだが、読者の評判もすこぶるよく企画展開も可能だということで、続編(スペシャル版) となった次第。
特に大手通再開発と絡めたり限定させたりすることもないので、スペースを拡大しての8月号は、かつて日赤町(現在のウオロク長岡店のところ)にあった「旧日赤病院」を取りあげている。
MySkipの場合、編集方針で特に企画ページに関しては写真を多用することになっており、既ににない建物の場合は写真の入手がカギになる。今回は知人写真家のSさんが約十年前の建物解体直前に撮影しており、その写真を提供いただいた。寄稿は前2回と同じく建築技術者のKさん。
記事は2人のコラボレーションとしても実にうまくはまったようで(とはいってもお二人に面識はないのだが)、なかなかの出来栄え。反響もかなり出るんじゃないかと思う。ご期待を。
右上は、「えり芳ビル」を取りあげた5月号「建物の記憶」シリーズ紙面。このビルは一度取りあげておきたいよなぁ~と思ったのが企画の原点である。
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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