長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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11月の展示は長岡造形大学大学院2年(美術・工芸専攻)の池田友季美さんになります。
池田友季美展
会期:11月1日(月)~11月30日(火)/
10:00~22:00/会期中無休
会場:長岡小嶋屋 CoCoLo長岡店
昨日は休養で急用で新潟市内に。
新潟在住のNさんと急に打ち合わせが必要になったためだが、待ち合わせの時間が30分ほどずれこみ、時間調整のため急きょ近くの県立図書館にとはいってみた。30分くらいだと何をするにも半端で、本を読む時間なんてないだろうと半ば施設見学と思っていたのだが、30分でも満喫できる本を偶然見つけたから面白いものだ。
駄美術ギャラリー
という本。“お菓子に高級な和菓子があれば駄菓子もあるように、美術にも「駄美術」があってもいい―”と掲げての、駄美術オールカラー作品写真集といった体裁。
(駄美術とはいったい何ぞや?というかたはこちらを参照いただくとして、)本を開くとまず作品写真でニヤリとさせられ、それだけ見てても十分面白いのだが、巻末の作家自身による作品解説が秀逸でさらに面白い。解説に「できるだけ作らない」ことを考える、とかあり、同じようなことを前に自分も書いていたから、発想は案外と近いのかも?とふと思う。
新潟在住のNさんと急に打ち合わせが必要になったためだが、待ち合わせの時間が30分ほどずれこみ、時間調整のため急きょ近くの県立図書館にとはいってみた。30分くらいだと何をするにも半端で、本を読む時間なんてないだろうと半ば施設見学と思っていたのだが、30分でも満喫できる本を偶然見つけたから面白いものだ。
駄美術ギャラリー
大林宣彦監督が長岡花火を題材にした映画「この空の花-長岡花火物語」(仮題)を製作することになり、地元での製作委員会も昨日発足し、記者会見がおこなわれた。
ということで、今朝の県内の新聞から。大きく報じている。製作委員会の代表はMySkipのW編集長で、今朝一番最初に見た左上の読売新聞では大林監督とのツーショット。新潟日報(右)はトップ面での報道で、そこで左側には森市長も同席していたことを知る。
mu-anでの前山忠展に夕方行ったので作品写真を。
真っ暗にしたギャラリー空間に赤いライン(光)をひく。撮影は長時間露出となるが、右のほうには作家自身も(その間、身動きしないようにして)はいってもらった。
通りがかりの車中から「看板の最後」を撮影したので右に。
長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)では中田歩展を開催中。新作の絵画4点を展示しています。
以下、展示作品のリストです。no.4は、長尺の変形サイズ版。
no. |
作 品 名 |
素 材 |
1 |
グラデーション |
キャンバス、アクリル絵具 |
2 |
グラデーション |
キャンバス、アクリル絵具 |
3 |
雨の予感 |
キャンバス、アクリル絵具 |
4 |
向こう岸 |
キャンバス、アクリル絵具 |
以下、目次の紹介です。
月刊 My-Skip~長岡あれこれ情報誌~
Vol.117 (2010年10月号)
---〔Page 1〕---
・ 編集長インタビュー ゲスト:小宮山芳治さん (交流物産館「あぐりの里」店長)
---〔Page 2〕---
ピアノの巨匠・リヒテルがかつて長岡で演奏したことがあった。
世界中から引き手数多の彼が地方の会場で演奏するのにどんな意味があったのだろうか。
・長岡市立劇場のスヴャトスラフ・リヒテル
---〔Page 3〕---
・【寄稿】 中越大震災からの二十村郷復興リポート
昔のように盆踊りを… (文:春日惇也/山の暮らし再生機構)
・【連載】 らんぶりんぐ~ぶらぶら歩きを楽しむ 9月4日のらんぶりんぐ KIWA HULA
・【連載】 映論言いたい放題 第77回 時をかける少女
---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 案外知らない“水道タンク”のこと
旧中島浄水場・配水塔 (文:平山育男/建築史家・長岡造形大学教授)
大正15年の完成から「水道タンク」の愛称で市民に親しまれてきた旧中島浄水場「配水塔」は、平成5年に水道施設としての役割を終えたものの、今もなお長岡のランドマークとして健在である。その配水塔について、市民にも案外と知られていない建設計画の過程や歴史などを、配水塔研究でも知られる長岡造形大学・平山育男教授に案内していただいた。
---〔Page 6〕---
・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱 (文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)
・【連載】マルの杜 第4回 先の戦争中 (文・絵:丸山正三)
・【連載】ご紹介本 多田清虹作品集「美里絵の心」
・【案内】長岡あれこれ情報
・【連載】徘徊だより 愛情物語
---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~卒業生による長岡造形大レポート~
金属工芸コースの「金属工房」 (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】時の忘れもの 第31回 高札 (文:佐藤秀治)
・【記事】ホーメックス長岡支店
---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第116回 芦澤梨沙
長岡・喜多町地区にあった「フォトギャラリー・イーズ」が9月末日をもって閉館となりました。
新築して5年程度とまだ新しい施設なのですが、地区を横断する新設道路が計画されており、それが敷地と建物にかかるための措置のよう。そのため建物は今後解体となります。
ふつうギャラリーが閉じるときは「閉廊」というものだが、ここの場合は「閉館」といったほうがふさわしい気がする。同ギャラリーにはこれまで関わることも多かったが、私自身が企画した2007年の佐藤秀治展がやはり印象に残るところ。天井の高い、美術館みたいなギャラリースペースをインスタレーションスペースに充て、あまり有効に使われていなかったエントランスのロビー風の一室を「画廊喫茶」に見立て、佐藤さんの小品展示とコーヒーの提供もおこなった。とにかくもインスタレーションが絶品(佐藤さんの近年の代表作になったのでは)であったし、施設を全面有効活用するひとつの方向性を見せたという点からも、面白い企画であったと思う。
インスタレーションといえば…ということでさらに回顧すると、私自身もギャラリーイーズでインスタレーションをおこなっている。こちらも同じく2007年である。
ただこちらは、某テレビ局が取材したいというのでギャラリースペース(の一部分)を半日だけ使っておこなったというもので、特に告知もせず非公式みたいなもの。2名のテレビスタッフ以外は観衆も誰もいなかったが、後日のテレビではけっこう詳しく制作の過程を流していたから、結果的にはミニ「公開制作」のようにはなったのかも。
急な取材要請で特に新しいことを準備する時間もなかったが、作品の出来はなかなかだった。お気に入りということで、そのあと新潟絵屋でおこなった個展のDMにはここでの写真を使用するに至った。
左上の写真は開館まもないころの建物外観。外観写真を探していたらとりあえずこれが出てきたので記念に掲げてみた。3年程前に拙アトリエで正面外壁に大きな看板を設置しているのだが、この写真のときはまだ取り付けられていない。手前みそだが、外壁看板があったほうがやはり良い、と思う。
ちなみに写真左側にあるグリーンの立看板は、写真家かつ建築デザインのSさんの制作である。
・ギャラリーイーズ・佐藤秀治展 (2007.11/30~12/2) の過去ログ
■2007.11.28 作品を現場制作中 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057511395.html
■2007.11.30 今日からの佐藤秀治展 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057880761.html
■2007.12.01 会期中の光景 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10058043561.html
ふつうギャラリーが閉じるときは「閉廊」というものだが、ここの場合は「閉館」といったほうがふさわしい気がする。同ギャラリーにはこれまで関わることも多かったが、私自身が企画した2007年の佐藤秀治展がやはり印象に残るところ。天井の高い、美術館みたいなギャラリースペースをインスタレーションスペースに充て、あまり有効に使われていなかったエントランスのロビー風の一室を「画廊喫茶」に見立て、佐藤さんの小品展示とコーヒーの提供もおこなった。とにかくもインスタレーションが絶品(佐藤さんの近年の代表作になったのでは)であったし、施設を全面有効活用するひとつの方向性を見せたという点からも、面白い企画であったと思う。
ただこちらは、某テレビ局が取材したいというのでギャラリースペース(の一部分)を半日だけ使っておこなったというもので、特に告知もせず非公式みたいなもの。2名のテレビスタッフ以外は観衆も誰もいなかったが、後日のテレビではけっこう詳しく制作の過程を流していたから、結果的にはミニ「公開制作」のようにはなったのかも。
急な取材要請で特に新しいことを準備する時間もなかったが、作品の出来はなかなかだった。お気に入りということで、そのあと新潟絵屋でおこなった個展のDMにはここでの写真を使用するに至った。
左上の写真は開館まもないころの建物外観。外観写真を探していたらとりあえずこれが出てきたので記念に掲げてみた。3年程前に拙アトリエで正面外壁に大きな看板を設置しているのだが、この写真のときはまだ取り付けられていない。手前みそだが、外壁看板があったほうがやはり良い、と思う。
ちなみに写真左側にあるグリーンの立看板は、写真家かつ建築デザインのSさんの制作である。
・ギャラリーイーズ・佐藤秀治展 (2007.11/30~12/2) の過去ログ
■2007.11.28 作品を現場制作中 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057511395.html
■2007.11.30 今日からの佐藤秀治展 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057880761.html
■2007.12.01 会期中の光景 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10058043561.html
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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