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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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e4015140.jpg 9e0f942a.jpg昨日は舟見倹二展の初日ということで、朝早くから柏崎へ。

柏崎に行く時はふだんは使わないのだが、前夜からの突然の雪に一般道で曽地峠を越えるのはさすがに敬遠しようと、この日は高速道路で向う。
柏崎インターの前後では、いま大規模な工事をやっているんですね。10キロ以上にわたる長い区間で、延々と車線規制がなされていた。工事用車両も多いし1車線が数珠つなぎになるしで、柏崎まで思いのほか時間がかかったが、まぁ、どっちにしろこの悪天候ではスピードは出せないので同じことか。

23dba1b0.JPGこの日は、まずは会場の入り口に掲げる看板を作家自身に直筆してもらう。舟見さんには(あらかじめその旨を伝えてなくて)いきなりお願いして書いてもらったが、その場の一発勝負で流暢に書けるからさすがである。
159efc32.jpg展名を記す看板を作家自身に書いてもらうというのは面白いアイディアで、游文舎でも毎回そうしているらしいが、私が企画委員をしている新潟絵屋にも同じ慣わしがあり、その面白さについて新潟絵屋発行月刊リーフレット(絵屋便)にエッセイを書いたことがある。

下は2年前くらいのそのエッセイ。要は自分の字が下手で気に入らないということを言っているのだが、短文としてはけっこう気に入っているので再掲してみた。
蛇足だが、自分自身が絵屋で個展をしたときは、(作品搬入時に)書くのをうっかり忘れて帰ってしまい、後で気づいた企画者のIさんが代わりに書いてくれていた。書が不得手なものにとっては、しめしめといったところ。


絵屋の入り口にある看板には、墨で展覧会名を記した和紙が貼られている。
意外と知られていないのかもしれないが、この書は展示作家自身の手によるもの。毎回、搬入展示作業時に即興で書いてもらっている。画家、彫刻家、工芸作家、写真家など、ふだんの制作とは違った「書」が掲げられるので、この部分、注目して毎回見ていると実に面白い。各作家ともおそらく慣れていない「書」なのだが、逆にそこに面白さが滲むようだ。
そうした即興制作現場に立ち会えることは企画者の特権であるが、搬入時に作家が来られない場合は企画者自身が書くはめになる。今年刷新された絵屋HPをよくみると、画像中の看板には「五十嵐祥一展」とあるが、実はこれ、企画者だった私が書いたもの。自分で書いたとなると、どうも面白くない代物に見えてしまうから不思議だ。
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長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


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