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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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156bedd9.JPG情報誌マイスキップで今年から始めた新連載のひとつが、佐藤秀治さんの「時の忘れもの」というコラム。“古物のあじわい”をテーマにした全3回の短期集中連載、ということで始めたが、予想以上に読者の反応が良いようだ。それに気を良くして、近々に(6月号あたりから?今度はもう少し長期的に構想して)連載を再開しようと準備と調整もはじめている。

9abe733d.JPG左は3月号の当該「時の忘れもの」コーナー。毎回、現代では見られなくなった「日常生活でかつて使われていた、時代の生き証人たる道具、モノ」を取り上げ、佐藤氏のエッセイとともに紹介している。第3回の3月号テーマは「ガラスペン」。
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ちなみに第1回は「釘隠し」だったが、その同氏コレクションを中心にした展示“道具を観る展”が今日から新津のギャラリーで始まっている。和室2部屋を使っての展示。画像はその会場風景から。

会場は新津駅西口から徒歩15分ほど。昨日、作品展示作業をすませた帰路に同駅に立ち寄り、新津名物の三色だんごを買い求めた。幼少のころ、よく食べた記憶があるが久々。美味しくいただいた。
かつて新津には三色だんごを作る店が何軒もあったらしいが、今では「御菓子司・羽入」のみ。
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09387920.JPG情報誌マイスキップは新号が出たばかりだが、ライターはすでに次の原稿を用意してなくてはならず、74144cd9.JPG夜なべで一気に次号4月号分を書き上げた。担当は弥彦「ロマンの泉美術館」の紹介記事。写真撮影にも行ってきたのでその中からいくつかを。

この美術館は西洋の蔵書票(エクスリブス)の展示で知られ、創設者である伊藤文学氏がコレクションした19世紀末~20世紀初頭のエクスリブスを中心に、収蔵と展示がなされている。
当初は伊藤氏の個人美術館という出で立ちであったが、三年前に新潟市の呉服関係の会社が経営を引き継いでいる。寺泊の相澤美術館など、面白い活動をみせていながら閉館となってしまう個人美術館が多くなっているなか、この4月にリニューアル3周年を迎えるということで今回の取材とあいなった。 リニューアル後の美術館を切り盛りする女性支配人Iさんは、元々、同美術館のファンで、ファンが嵩じて支配人にまでなったという。そんないきさつも含めて記事にした。
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4月6日には記念イベントとしてコンサートとファッションショーを予定。また、4月に同美術館特設コーナーに巡回開催する佐藤秀治氏コレクション「道具を観る展」(4日~10日)もその一環。
ロマンの泉美術館
西蒲原郡弥彦村上泉込道1025
開館時間:10:00~18:00/水曜休館
展示室入館料:大人500円、小人300円(1階・ミュージアムショップは無料)

リニューアル3周年記念イベント
4月6日(日)11時~:五十嵐正子オカリナコンサート、小千谷縮などのファッションショー
料金:3000円(美術館内のレストラン「バイロス館」でのコース料理付、要予約)、コース料理不要の場合は1000円
2801e8c1.jpg昨日は久々に新潟市内。企画展開催中エスクィントも含めてギャラリーを何軒かまわろうと、aiギャラリーと新潟絵屋へ。

aiギャラリーはここのところ若い世代の発表が多い。つい先日まで開催されていた長岡造形大研究生による「イマイアサコ・イケダアツシ2人展」も観たいと思ってはいたが、残念ながら行けずじまいだった。この日は新潟大学大学院生の古澤枝里展「無≒有」
今月卒業ということで修了作品展を終えたばかりであるが、そうした作品を回顧的記念的に並べたわけではなく、個展構想にあわせて新しく制作しての発表。エネルギッシュである。
大型の木彫作品1点と、そのまわりに数点。彫刻というよりインスタレーションとして捉えたいところ。3月4日(火)まで開催中。

新潟絵屋内藤雅子展~like~はこの日が最終日だった。
というより最終日に間に合わせたというべきか。全部スクェアに切り取った、何気ない日常の写真。質感を生かせているポラロイドに面白い味がでていると思う。
ec4ee288.JPG絵屋では夏に自分自身の個展をすることになっており、ちょうど居られた企画担当のIさんとしばし打ち合わせ。
昨年からの流れのままオーソドックスに展示しようと(ばかり)考えていたが、私の作品をどう観たかとかいうIさんの企画者としての話から、本人は案外と気づいていなかった“視点”(ヒント?)を与えられた。ということで、展示構成などをちょっと再思考中。

画像はいずれもエスクィントギャラリーのクィンツ・コンテンポラリー展から。こちらは3月16日までの開催。
“長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版‥”などとタイトルには書いておきながら、誌面連載を今年1月号2月号と休載している。
現在制作が進んでいる3月号でも書く予定にはなかったのだが、各ライターの原稿量のかげんで生まれた小さな空きスペースを見つけた。これ幸いと、それにあわせた“アート日和「ミニ」版”コーナーを急遽こしらえ、次号は久々にコラム登場とあいなった。
従来の枠と違ってスペースも極小なので簡潔を旨として、先のクィンツ・コンテンポラリー展の自作について触れた。階段に鉄板を並べた作品なのだが、その鉄板はホームセンターで買ってきたままの規格サイズ品で、特に切断加工を施したわけでもない。作り手のそんな「作らない」ことを。
f890208d.jpg先の土日に開催された「雪アートプロジェクト」。日曜の新潟日報にさっそく初日の様子が載るなど、大地の芸術祭「初」の冬季開催ということでメディアからもだいぶ注目されたようだ。72f7d915.JPG
当日はテレビも含めて多くの取材がはいっていたが、そのなかから今日21日はNSTの夕方のニュースで同イベントの様子が流れるとのこと。
■ 21日(木)18時16分~ NST(新潟総合テレビ)・スーパーニュース内。
(おそらく18寺30分以降、3分くらいの放送です。)


テレビといえば、今回のイベントではテレビ新潟(TeNY)が、昨秋の「創庫美術館20周年」特集の時と同様に、開催前の準備段階からカメラを入れて熱心な取材をしていた。
今回の場合は、イベント当日の光景よりもその過程(いかにして地域住民と対話をすすめ協働作業がすすんでいったのか)のほうにより意味がありそうなので、ぜひ見たいと思っていた。が、放送日を勘違いをしていたらしくどうも見逃してしまったらしい。この月曜に放映になっていたようだ。

■↓は参加作家のひとりであるS氏によるページ。
  http://shimotori.hp.infoseek.co.jp/08-s.htm 
氏のコメントとともにイベントの写真がまとめられているので、興味あるかたはこちらも御覧ください。
e2fd8157.jpg矢尾板克則展
会期: 2月18日(月)~28日(木)
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】 

f41c4937.jpg先週末からの雪アートやらクィンツコンテンポラリーの展示入替やらハードさが尾をひいて、今週から始まったこの矢尾板克則展は(楽しみなのだが)すぐには行けなさそう。なので、さきほど画廊からメールで届いた画像を先にひとつ右に。
アメーバーブログからの引越しです。
近日本格稼動予定。
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
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