長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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今日からエスクィントで児玉瑞子展がスタート。
初日ということで作家も来られるし、展示の最終調整もあるということで、今日はまず朝一番に新潟市・エスクィントに行き、帰路に今井美術館(佐藤秀治展)に立ち寄るというコースをとった。
左は児玉瑞子展の会場より。絵具箱を再利用したボックスアートのほか、会場空間をボックスに見立てた参加型のアートを展開している。
同行したSさんが所用があるというので、途中「新潟テルサ」に立ち寄ったところ、隣接の高校(東京学館新潟高校)で文化祭をやっているのを発見。道路沿いのフェンスに各クラスの催し物を記した幕がズラリと並び、これがなかなかよい感じだし、こういう機会はまずないし…ということで、ちょっとだけ中にはいってみた。
玄関をはいってすぐに見つけたのは、廊下の壁一面に貼りだされていた「先生を描いた似顔絵」。こういったものは描き手だけでなくモデル側の個性も不思議なほどよく出るかのようで、見ていて面白かった。「書道部のパフォーマンス」があるとポスターで見つけたのだが、時間があわなかったようでこちらは見れずに残念。
今日は朝から天気がよかったのだが、新潟から見附に向かう途中から雨が降り出し、今井美術館についたときには土砂降り状態。
佐藤秀治さんの中庭での野外インスタレーション作品は、展示作業中から続いていた「快晴の青空」のバックから一転、雨の中の作品に。竹の支柱につらなる粒状の水滴など、青空の日とはまた違う綺麗な表情をみせていた。
初日ということで作家も来られるし、展示の最終調整もあるということで、今日はまず朝一番に新潟市・エスクィントに行き、帰路に今井美術館(佐藤秀治展)に立ち寄るというコースをとった。
左は児玉瑞子展の会場より。絵具箱を再利用したボックスアートのほか、会場空間をボックスに見立てた参加型のアートを展開している。
同行したSさんが所用があるというので、途中「新潟テルサ」に立ち寄ったところ、隣接の高校(東京学館新潟高校)で文化祭をやっているのを発見。道路沿いのフェンスに各クラスの催し物を記した幕がズラリと並び、これがなかなかよい感じだし、こういう機会はまずないし…ということで、ちょっとだけ中にはいってみた。
玄関をはいってすぐに見つけたのは、廊下の壁一面に貼りだされていた「先生を描いた似顔絵」。こういったものは描き手だけでなくモデル側の個性も不思議なほどよく出るかのようで、見ていて面白かった。「書道部のパフォーマンス」があるとポスターで見つけたのだが、時間があわなかったようでこちらは見れずに残念。
今日は朝から天気がよかったのだが、新潟から見附に向かう途中から雨が降り出し、今井美術館についたときには土砂降り状態。
佐藤秀治さんの中庭での野外インスタレーション作品は、展示作業中から続いていた「快晴の青空」のバックから一転、雨の中の作品に。竹の支柱につらなる粒状の水滴など、青空の日とはまた違う綺麗な表情をみせていた。
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来週金曜から今井美術館で佐藤秀治展が開催となる。
佐藤さんの展覧会は、アトリエで制作したものを展示するのではなく現場制作での構成となるのだが、その現場制作作業が昨日から始まった。
今回展では屋外(中庭)と室内(ギャラリー)でのインスタレーションの2本立てとなるが、この日はまずは屋外設置の「菊の支柱竹と熊鈴、結束バンドによる」作品から。昨年の弥彦野外アート展とギャラリーイーズでの個展で連続展開させた素材である。
右の画像はギャラリーイーズでのもの。この作品は実に面白かった作品で、作家自身も今年はじめの「新潟現代美術家集団GUNの軌跡展」時に執筆・発行した小冊子「私の“青の時代”」のなかで「先回のイーズでの作品は、私が私に誇れる作品であった」と書いている。
場を違えての新たな展開がまた楽しみであるが、同冊子では続けて「しかし、心の迷いから抜け出していない。…(中略)…自身を追い込んで、「二度目の解脱=真の解脱」をいま企てている。」と書かれて結んでいるので、その辺りも今回の注目点になりそうか。
現場作業は、9月1日(月)から展示室(ギャラリー)内の制作にはいる予定。
【ギャラリーイーズでの佐藤秀治展 (会期:2007.11/30~12/2) の過去ログ】
■2007.11.28 作品を現場制作中 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057511395.html
■2007.11.30 今日からの佐藤秀治展 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057880761.html
■2007.12.01 会期中の光景 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10058043561.html
佐藤さんの展覧会は、アトリエで制作したものを展示するのではなく現場制作での構成となるのだが、その現場制作作業が昨日から始まった。
今回展では屋外(中庭)と室内(ギャラリー)でのインスタレーションの2本立てとなるが、この日はまずは屋外設置の「菊の支柱竹と熊鈴、結束バンドによる」作品から。昨年の弥彦野外アート展とギャラリーイーズでの個展で連続展開させた素材である。
右の画像はギャラリーイーズでのもの。この作品は実に面白かった作品で、作家自身も今年はじめの「新潟現代美術家集団GUNの軌跡展」時に執筆・発行した小冊子「私の“青の時代”」のなかで「先回のイーズでの作品は、私が私に誇れる作品であった」と書いている。
場を違えての新たな展開がまた楽しみであるが、同冊子では続けて「しかし、心の迷いから抜け出していない。…(中略)…自身を追い込んで、「二度目の解脱=真の解脱」をいま企てている。」と書かれて結んでいるので、その辺りも今回の注目点になりそうか。
現場作業は、9月1日(月)から展示室(ギャラリー)内の制作にはいる予定。
【ギャラリーイーズでの佐藤秀治展 (会期:2007.11/30~12/2) の過去ログ】
■2007.11.28 作品を現場制作中 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057511395.html
■2007.11.30 今日からの佐藤秀治展 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10057880761.html
■2007.12.01 会期中の光景 http://atelier-zen.ameblo.jp/atelier-zen/entry-10058043561.html
昨日は都美術館での「フェルメール展」に行く。
上野公園内にある立看板には、「○分待ち」と待ち時間を表示する欄がしっかり用意されている。平日のこの日は待ち時間0ではあったが、それでもかなりの混みよう。展示室もそう広くはないので休日などは相当待たなくてはならないのだろう。
フェルメール展の入口部分は階下空間が吹き抜けで見下ろせるようになっているので、ちょうどいま下部の展示室(彫塑室)で開催されている現代アーチストセンター展がそこから望める。
えらく目立っていた大型のテントのような作品は鑑賞者が中にはいって体感するというものだった。個人的な発想としては、せっかくなので上から見ても面白いとよかったと思う。
この日、行き帰りの電車内では展覧会にあわせて「私はフェルメール~20世紀最大の贋作事件(フランク・ウィン著)」を読んでいた。
フェルメールの贋作者として知られるファン・メーヘレンの生涯を小説風に記したノンフィクション。監訳者(フェルメール研究者の小林頼子氏)による「あとがき」は、贋作やフェルメールについて、本書の背景も含めてわかりやすく解説しており必読。
昨夜は、長岡のギャラリー沙蔵で舞踏公演(?)があったらしい。
画廊HPでは告知されておらず詳細は不明だったが、神奈川在住の知人作家から「知り合いが出演するから」とメールがきていた。帰路に立ち寄ってみるつもりが長岡帰着が大幅に遅くなり、間に合わずに残念だった。
上野公園内にある立看板には、「○分待ち」と待ち時間を表示する欄がしっかり用意されている。平日のこの日は待ち時間0ではあったが、それでもかなりの混みよう。展示室もそう広くはないので休日などは相当待たなくてはならないのだろう。
フェルメール展の入口部分は階下空間が吹き抜けで見下ろせるようになっているので、ちょうどいま下部の展示室(彫塑室)で開催されている現代アーチストセンター展がそこから望める。
えらく目立っていた大型のテントのような作品は鑑賞者が中にはいって体感するというものだった。個人的な発想としては、せっかくなので上から見ても面白いとよかったと思う。
この日、行き帰りの電車内では展覧会にあわせて「私はフェルメール~20世紀最大の贋作事件(フランク・ウィン著)」を読んでいた。
フェルメールの贋作者として知られるファン・メーヘレンの生涯を小説風に記したノンフィクション。監訳者(フェルメール研究者の小林頼子氏)による「あとがき」は、贋作やフェルメールについて、本書の背景も含めてわかりやすく解説しており必読。
昨夜は、長岡のギャラリー沙蔵で舞踏公演(?)があったらしい。
画廊HPでは告知されておらず詳細は不明だったが、神奈川在住の知人作家から「知り合いが出演するから」とメールがきていた。帰路に立ち寄ってみるつもりが長岡帰着が大幅に遅くなり、間に合わずに残念だった。
右は、この月曜(8月18日付)の朝日新聞(新潟版)から。
先ごろ新潟市内で「LIFE-mag」というインタビュー雑誌が創刊されたのだが、その主宰者とともに紹介している。
「LIFE-mag」は、政治や福祉、音楽、工芸など様々な分野の人へのインタビューで構成した雑誌。取材、インタビュアから編集・制作、はては営業活動や書店への配本にいたるまで、すべてひとりの手でおこなわれている。
その主宰者Kさんとは創刊前にたまたま会う機会があり、インタビュー雑誌への「熱い」思いを聞いていたが、その仕上がりも個人編集雑誌としてはなかなか「厚い」。オールカラーで全50ページくらいあるだろうか。
価格は420円。新潟絵屋でも取り扱っている。ギャラリー奥の「インフォメーション&ミニshop」コーナーにて販売中。
先ごろ新潟市内で「LIFE-mag」というインタビュー雑誌が創刊されたのだが、その主宰者とともに紹介している。
「LIFE-mag」は、政治や福祉、音楽、工芸など様々な分野の人へのインタビューで構成した雑誌。取材、インタビュアから編集・制作、はては営業活動や書店への配本にいたるまで、すべてひとりの手でおこなわれている。
その主宰者Kさんとは創刊前にたまたま会う機会があり、インタビュー雑誌への「熱い」思いを聞いていたが、その仕上がりも個人編集雑誌としてはなかなか「厚い」。オールカラーで全50ページくらいあるだろうか。
価格は420円。新潟絵屋でも取り扱っている。ギャラリー奥の「インフォメーション&ミニshop」コーナーにて販売中。
お盆休みにはいる前のことだが、みずすまし亭さんの事務所で「関川夏央/中年シングル生活」(講談社文庫)を読んだ。
事務所の本棚にあったものであるが、展覧会パンフの制作を頼んでいた折にPCトラブルやら何やらと出来上がるまでだいぶ間があり、その際のいわば時間つぶしである。
関川夏央は長岡出身で、同じ高校を出ていることも知っていたが、知っていたのは実はそれくらいで、谷口ジローと組んだ有名な共作漫画もそういえば読んでなかった。そんなことを思いつつ何気に読み出したところ、これが実に面白いエッセイ。時間つぶしどころか、けっこうはまってしまった。それが仕事なのだから当然といえばそうなのだが、それにしてもうまい文章を書けるもの。
さて、今月下旬には「BLUE Sky Project 国際美術展」が開催される。今年で第3回展。今回も出展することになっており、今日が作品締切だということで、宅急便(即日便)でいまほど送付した。
昨年と同じく「写真」でコラボレートした平面作品。
事務所の本棚にあったものであるが、展覧会パンフの制作を頼んでいた折にPCトラブルやら何やらと出来上がるまでだいぶ間があり、その際のいわば時間つぶしである。
関川夏央は長岡出身で、同じ高校を出ていることも知っていたが、知っていたのは実はそれくらいで、谷口ジローと組んだ有名な共作漫画もそういえば読んでなかった。そんなことを思いつつ何気に読み出したところ、これが実に面白いエッセイ。時間つぶしどころか、けっこうはまってしまった。それが仕事なのだから当然といえばそうなのだが、それにしてもうまい文章を書けるもの。
さて、今月下旬には「BLUE Sky Project 国際美術展」が開催される。今年で第3回展。今回も出展することになっており、今日が作品締切だということで、宅急便(即日便)でいまほど送付した。
昨年と同じく「写真」でコラボレートした平面作品。
新井駅前「スタジオゼロ」での「舟見倹二 BOX ART展」を観にいったところ、会場で偶然、霜鳥聡志氏にお会いした。日経アーキテクチュアの30代建築家特集のほか、新潟日報でも先日取り上げられていた若手建築家である。
氏の建築デビュー作となる「妙高の家(HOUSE-S)」では、今春に舟見作品とのコラボレーション展を開催している。コラボ企画も建築も設計者なりも興味深々だったが当日あいにく都合がつけられず、ひじょうに残念に思っていたこともあってグッドタイミング。展覧会場で話がはずみ、帰路にその「HOUSE-S」に案内いただいた。間仕切りのない家。外光を柔らかく空間に取り入れている。
(興味あるかたは霜鳥聡志建築事務所のHPを。シンプルな外観の上画像は同HPからの転載です。)
さて、舟見倹二展の会場風景を右に。
今回の個展には画廊のシリーズ企画として「PEACE&LOVE~それぞれの~」というテーマが設定され、ボックスアート作品とともに、制作中の思考等を記した制作メモが公開展示されている。
展に対する作家コメント(会場内でプリント配布)から、以下一部分だけ抜粋して。
「‥(前略)‥この平和と愛という表題から少し距離をおきながらも、いまわしい戦争への構造を回顧や追憶とは別に、ARTからの発信と思っています。
展示されたbox作品に併置された制作MEMOには、その思考と制作過程でのスケッチ等、パネルに貼りつけています。不思議に、制作中いろいろな憶い記憶が次々に浮上、鉛筆を走らせました。」
(2008.8 舟見倹二)
氏の建築デビュー作となる「妙高の家(HOUSE-S)」では、今春に舟見作品とのコラボレーション展を開催している。コラボ企画も建築も設計者なりも興味深々だったが当日あいにく都合がつけられず、ひじょうに残念に思っていたこともあってグッドタイミング。展覧会場で話がはずみ、帰路にその「HOUSE-S」に案内いただいた。間仕切りのない家。外光を柔らかく空間に取り入れている。
(興味あるかたは霜鳥聡志建築事務所のHPを。シンプルな外観の上画像は同HPからの転載です。)
さて、舟見倹二展の会場風景を右に。
今回の個展には画廊のシリーズ企画として「PEACE&LOVE~それぞれの~」というテーマが設定され、ボックスアート作品とともに、制作中の思考等を記した制作メモが公開展示されている。
展に対する作家コメント(会場内でプリント配布)から、以下一部分だけ抜粋して。
「‥(前略)‥この平和と愛という表題から少し距離をおきながらも、いまわしい戦争への構造を回顧や追憶とは別に、ARTからの発信と思っています。
展示されたbox作品に併置された制作MEMOには、その思考と制作過程でのスケッチ等、パネルに貼りつけています。不思議に、制作中いろいろな憶い記憶が次々に浮上、鉛筆を走らせました。」
(2008.8 舟見倹二)
ハードスケジュールだった7月も今日で終了。展覧会の残務整理はまだ残っていて、それらは8月に多少引きずってしまったが、観たい展覧会もあるし若干余裕もありそうなので来月は東京に行きたいと思っている。
今日はたまたま市内コンビニで都美術館「フェルメール展」のポスターを発見。主催の朝日新聞がやたらと告知していたのはみていたが、前売券を明日まで発売中とのことで急きょ購入。簡単に買えて便利なものだが、文字が印字されただけのチケットはやはり味気ない。
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち/8月2日(土)~12月14日(日)
今日はたまたま市内コンビニで都美術館「フェルメール展」のポスターを発見。主催の朝日新聞がやたらと告知していたのはみていたが、前売券を明日まで発売中とのことで急きょ購入。簡単に買えて便利なものだが、文字が印字されただけのチケットはやはり味気ない。
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち/8月2日(土)~12月14日(日)
昨日、本日と、2日連続して柏崎。ギャラリー13代目長兵衛の柏崎復興祈念アート展に行っていた。
今日は撮影機材を用意し、記録用に会場写真を撮影。撮影がちょうどお昼にかかったので、昼食は「そばよし」でチャーシューメンを。
そういえば昨日の昼食もラーメンだった。昨日は画廊近くの激安ラーメン店。画廊から徒歩1分と実に近いのだが、ちょっと路地にはいったところにあるので地元の人でないとなかなか気づかない。柏崎在住Sさんから教えられて初めて行った。ラーメン380円。基本的にはラーメンは安くあるべきと思っているのでなかなかよい。
この日は、近くの游文舎・谷川彰展にも立ち寄る。谷川彰展、柏崎復興祈念アート展とも、この日曜(27日)までの開催となる。
今日は撮影機材を用意し、記録用に会場写真を撮影。撮影がちょうどお昼にかかったので、昼食は「そばよし」でチャーシューメンを。
そういえば昨日の昼食もラーメンだった。昨日は画廊近くの激安ラーメン店。画廊から徒歩1分と実に近いのだが、ちょっと路地にはいったところにあるので地元の人でないとなかなか気づかない。柏崎在住Sさんから教えられて初めて行った。ラーメン380円。基本的にはラーメンは安くあるべきと思っているのでなかなかよい。
この日は、近くの游文舎・谷川彰展にも立ち寄る。谷川彰展、柏崎復興祈念アート展とも、この日曜(27日)までの開催となる。
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長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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