忍者ブログ
長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
[23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

c3542488.jpg新しいプロジェクトのスタートも決まり、ここにきてだいぶ忙しくなりつつあるが、今日はギャラリーmu-anへ。最終日の北条佐江子展に。平面だけではなく、小気味よい小立体も交えての展示。



603d0540.jpg 中古CDで見つけたケニー・ドリュー「クレオパトラの夢」を購入した。ジャズピアノらしくないなんだか安手のジャケットデザインがいまいち好みではないので迷ったが、選曲に魅かれて…といったところ。
バド・パウエルの名曲「クレオパトラの夢」もよい(ペースが主旋律を担う新鮮なアレンジ)し、古典童謡「月の沙漠」も収録されている。月の沙漠はジャズにも稀に登場し、トランペッターのリー・モーガンが演奏したもの が割と知られているが、実はそのCDも持っている。月の沙漠コレクターというわけではないのだが、魅かれる曲である。
ちなみに曲のタイトルは「砂漠」ではなく「沙漠」と書くのが正しいらしい。ウィキペディアを見たらそんなことが書いてあったが、誤用する例が多すぎてJASRACでも混用されているよう。CDのクレジットも「砂」漠であった。

クレオパトラの夢/ケニー・ドリュー・トリオ
パーソネル:
ケニー・ドリュー(ピアノ)、ニールス・H・O・ペデルセン(ベース)、アルビン・クイーン(ドラムス)
収録曲:月の砂漠/時さえ忘れて/ライト・オン/クレオパトラの夢/これからの人生/ライト・ボッサ/不思議の国のアリス/イメージ/賛歌
PR
64b57d78.jpg 3.jpg 長岡駅近くで打合せがあり、この日はバスで向かう。ちょうど通り道でもあったし、知り合いの若い作家から「(ちょっと趣向を変えたものを)出展しているから」と聞いていたので、ギャラリー沙蔵のデッサン展に立ち寄る。


9bee4a77.jpg沙蔵人物デッサン会作品展
会期:1月22日(金)~27日(水)
会場:ギャラリー沙蔵 【長岡市】
出展:15名

72eaa45d.jpg 4da23907.jpg
昨日は、来月開催の「越後妻有・雪アートプロジェクト」の現地下見に。
予報はよくなかったが、長岡は天気自体そうは悪くなかったのと、来週は他の打ち合わせとかもはいって時間が読めなくなってきたので、この日午前中に一気に行ってこようと強行した次第。
十日町は長岡と違いこの日も本格的に降っているし、積もり方がさすがにものすごい。作品設置予定場所は河川敷の土手沿いで、一帯は住民の生活場ではないので、あたりまえだが除雪はまったくされておらず(開催当日にはもちろん会場らしく除雪されるのだが)、“かんじき”を履き土手をよじのぼっての現場確認。たいへんだが、現地でのこうした確認作業はやはりかかせない。
昨年は雪がなくて別の意味でたいへんだったが、今年はそうしたたいへんさからは無縁なので、雪アートとしてはよいのだろう。
連続TVドラマはほとんどまったくといっていいくらい見ないのだが、年に一度くらい、何かの拍子にはまってしまうものがある。前に「33分探偵」のときにそんなことを書いていたが、今シーズンはまりそうなのはNHKの「とめはねっ! 鈴里高校書道部」のよう。
名の通り高校書道部を舞台にした話。なんでも「対決」にしたりとマンガチックで、けっこう楽しくみれる。原作のマンガ 自体は興味ありつつもまだ読んではいないが、主人公の設定はテレビとは異なっているらしい。

    とめはねっ! 鈴里高校書道部   
f92064a2.jpg雪で制作がだいぶストップしていたが、19日20日と游文舎に通い制作を再開。
游文舎の多目的ホールでは定期的におこなわれているカルチャースクールがあったり、打ち合わせに訪れる人がいたりで、両日とも(誰もこないかと思っていたが)けっこう人の出入りあり。a0305d9a.jpg

1f5d6679.jpg13日からとんでもなく大雪になっている。今日あたりで峠を越すと天気予報は言っていたはずなのに、まだまだ降り続いている。
今週は「雪アートプロジェクト」の作品検討で、1回現地に行ければと(先週の段階では)思っていたのだが、いくらなんでもこの天候ではとてもたどりつけないということで延期。いたしかたないところ。
制作のほうも柏崎に通えずにストップ中。柏崎の市街地は例年それほど積雪のある地域ではないが、今回はかなり積もっているようで、むしろふだん積もらないゆえに(除雪等に慣れてないので)道路事情などがすこぶる悪くなっているらしい。柏崎のKさんからそんな話を電話で聞いたので、今日は(=今週は)おとなしくしていることにした。来週は一転して、春みたいな天気になると予報では言っていたが、当たるかどうか。

75ce2fbf.jpg
さてこちらの画像は、渋滞して車が動かなくなった長岡大橋上。橋の手すりに積もった雪のかたちの面白さに気付き、車窓から撮影した。 43726a6c.jpg昨日夕方のもの。
a9a6992d.jpg

f00ae789.jpg来月開催される「越後妻有・雪アートプロジェクト」の作品制作にかかっている。
今回の作品の素材は4メートル近い長尺の角材で、ふだんの制作場は(狭い階段をあがらなくてはならず搬入が難しいのと、スペース的にも狭すぎて)作業がとうてい無理のため、柏崎の游文舎ギャラリーの一室を1か月間借りて制作することにした。ギャラリーのコレクション作品の掛かっている脇に広く陣取り、新年早々なかなかの贅沢である。
特に公開制作と銘打って観客を呼び込むことはしないが、逆に非公開というわけでもなく、制作を見たいかたは来ていただいても別にかまわないというスタンスである。ただ、毎日そこで制作しているわけではないので事前の確認は必要だし、まぁ、見てもあんまり面白いものでないとは思うのだが。


8e8ba3dc.jpgギャラリー創で長岡造形大の学生がグループ展をしているというので、観に行った。
内容をよく確認しないで行ったので、3年生の4人展で全員が女性であることはギャラリーにはいってから知った。「私たちの心の中にある深層魚を形にすること」が展覧会のテーマとのこと。

SHINSOUGYO
それぞれが心の深層に潜って行きそこで見つけた深層魚
会期:1月9日(土)~14日(木)
会場:ギャラリー創 【長岡市】
出展:小船井瑞和、黒川美知江、小林明理、山口世利加 
新年始まったばかりだと思っていたら早いもので、新潟大学の卒展の案内が届いた。
DMからそのまま書くと「芸術環境創造課程 造形表現コース」「学校教育課程 美術教育専修」「大学院 教育学研究科教科教育専攻 美術教育専修」の作品展で、簡単にいうと美術系。新大には「書」のコースもあるが、こちらはこちらで卒展が開催される。

7d37f06c.jpg 新潟大学卒業修了制作展
会期:2月3日(水)~8日(月)/ 9時~17時(ただし初日は13時から。最終日は15時まで)
会場:新潟県民会館3階ギャラリーA


28def717.jpg
卒展といえば、発行中のMySkip新春号では長岡造形大学の卒展について触れている。こちらも同時期の開催。

長岡造形大学 卒業・修了研究展
会期:2月6日(土)~9日(火)
会場:長岡造形大学キャンパス

そのMySkipの記事「造形する風」を左に。作品制作の追い込み真っ最中の学生たちを、OGのSさんに突撃取材してもらっています。
b4c5570c.jpg MySkipの新春号に書いたコラムから。
年賀状について書いています。コラムとしてはオチがなくて、出来のよいものではありませんが、年賀状自体は(掲載した昨年の作品展開も含めて)とても気に入っているものなので、以下転載します。


A Happy New Year-2010年の年賀状

正月の挨拶といえば年賀状。干支を描いたりしてもよいのですが、私の場合は前年に制作した作品の写真を使って印刷する、というのがここ数年のパターンになっています。
今年は3つのインスタレーションを組み合わせました。野外の階段広場(弥彦野外アート展)、室内テニス場を改装した倉庫ギャラリー(GT-ART展)、禅寺境内の池の周り(長野県小布施町/玄照寺境内アート展)と、それぞれ「場」の特性がまったく異なる会場での作品で、素材も角材、紙、石膏とすべて異なります。これらの「異なり」はインスタレーションの妙味、などと、年賀状はその年の制作活動を振り返りながら、かつ、翌年の展開もそこから思考しながら作っているわけです。
さて今年度の活動ですが。まずは2月に開催される「大地の芸術祭」の冬バージョン「越後妻有・雪アートプロジェクト」に、新潟県作家として参加予定です。ここでは賀状に載せた素材「角材」を展開して、雪とリンクさせたアートを構想しています。次号2月号で同イベントの詳しい記事が載りますのでお楽しみに。
d20f1421.jpg新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

2010.1.1

この年の瀬にきて夜なべ仕事をするとは思ってなかったのだが、MySkip新春号発行の雑務が残っていて、昨夜やるしか手がなくなったので、しょうがないので深夜に一気に片付けていた。
年末特集で、この日は深夜のNHKテレビで今夏の高校野球の決勝戦(日本文理vs中京)を完全再放送するというし、仕事自体は単純な手作業なので、BGM替わりにして見ることにした。

夏の日本文理はほとんどの試合を見ている。投手戦を制した準決勝の県岐阜商戦が「これ以上の勝ち方はない」というほどの見事な勝ち方で、個人的には一番のベストゲームだと思っていたが(再度見るならこちらのほうを実は見たかったのだが)、9回二死から驚異的な反撃をした決勝戦のほうが一般的には注目を浴びるのだろう。最後が痛烈なサードライナーなのもそうなのだけど、四番打者の凡ファールフライで万事休すのはずが信じられない落球、(あまりあたっていなかったバッターだけに、さすがにここで終わりかなと思った直後に)デットボールがあたって命をつなぎ、土壇場のあの場面でのピンチヒッターはきついだろうに初球をいきなり快打するなど、相当にドラマチック。事実は小説よりも奇なりとはよくいったものである。
あまりに劇的にすぎたため、結末もわかっているわけだし…(ダイジェスト版でそこのところは何回も見ているしつまるところは負けるわけだから…)などと最初は思っていたが、最後はやはりひきこまれる。
8点目のホームインは、言われないと見過ごしていまいそうだが、かなりのクロスプレイで絶妙のベースランニング。朝日(だったかな)新聞の特集でその好走の舞台裏に触れていたのを読んでいたが、その直前に相手左翼手が守備固めの選手に交代していたことは今回はじめて知った。どうりで好返球が帰ってくるわけだ。ダイジェスト版では出てこない、そういったところに惹かれます。
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
ブログ内検索






アフィリエイト実施中です。アマゾンご利用の際は↑からどうぞ。
アトリエZen



管理画面(管理者専用)
忍者ブログ [PR]