長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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長岡駅前、大手通りでは再開発プロジェクトが進行しており、旧イチムラデパートのあったところは高層マンションが建設中など、再開発が一気にすすめられている。
以前には、この一角は全部壊して建て替える、というような威勢のいい話もあったが、手前のビルは現在もそのまま残っている。
そのひとつ、時計が掲げられたビル(田中ビル)には、かつてギャラリーdotONEがはいっていた。元々はここも取り壊される予定で、dotONEはそれゆえに閉廊になったわけだが、閉廊した直後に「やっぱり取り壊すのをやめます」と事態が急変し、このような状況になったらしい。多額の税金が投入されている事業なのにこの理不尽さは何なのかと、dotONEのO氏も当然のごとく怒り、その理由を追及した経緯をHP上で公開している。↓
http://www.nct9.ne.jp/dot1/hiroshi/h-ooi.htm
dotONE閉廊に際しては、私自身、新潟日報やマイスキップにも書いたし、閉廊を惜しんでのオマージュ展を企画して作家有志を募った立場なので、あながち無責任というわけでもない。大手通りの新しいビル群が次第に姿を現わすなか、「なんだ、ビルが壊されると言って華々しく閉廊したのに、残ってるじゃないか?」と思われているかたもいるかもしれないので、とりあえず記しておきます。
ちなみに右上の写真で、一番左側の建物が新しくなっているが、ここは以前は1階にセキグチカメラがあり連続する丸い窓が印象的だった風情あるビル。
子供のころからなんだか面白い建物だと魅かれていたにもかかわらず、詳しいことはよくわからないままだったのだが、ネットで調べ物をしていたら偶然にも記述を見つけた。
↓
http://www.k4.dion.ne.jp/
~r231/arc/arc_nagaoka04.html
「えり芳ビル」という名前だったようですね。このビルについて書かれたものは案外とないようで、貴重なもの。
左の写真は、昨年のいまごろだったか、MySkip誌で「長岡の近代建築を考える」というシンポジウムの取材の途中に撮影したもの。上の写真とは反対側、セントラル通り側から写している。角のえり芳ビルはなくなっており、おそらく解体された直後あたりか。
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gt.moo gallery
“若きクリエイターたちの自由表現”による展覧会
出展者募集
2010年度最初の企画として、gt.moo galleryを会場に、若いクリエイターを募っての[無審査・自由表現]による展覧会を計画しています。「エックス展」と題し、クリエイターたちの多種多様な表現を一堂に集めて発信させようという試みです。出展に興味あるかたはメールでどうぞお問い合わせください。
エックス展‐若きクリエイターたちの自由表現‐(仮称)
会期:2010年3月21日(日)~28日(日)/会期中無休
会場:gt.moo gallery 新潟市江南区旭2-1-4(亀田駅前)
作品内容:壁面幅で1メートル程度(以内)。表現形態自由。
作品搬入:3月20日(土)/直接持参。または宅急便などで。宅急便での搬入の場合、搬出は事務局で対応可(着払いで返送します)。
※会場費や案内ハガキ印刷等の経費負担のため、出展に際しては参加費が必要です。詳しくはお問い合わせください(要項をお送りします)。
●問い合わせmail:
correspon☆hotmail.co.jp (☆を@に直して送ってください)
「絵屋便」2010年1月号が発行されました。紙面レイアウトもリニューアルされ、2010年の表紙は華雪さんの12点の書で綴る新シリーズに。
絵屋2010年の初企画は、09年と同様「新潟絵屋オークション」となります。以下、絵屋便より、企画者を代表しての大倉宏さんのコメントを。
「絵のある生活」の楽しさ、豊かさ。新潟絵屋の活動-企画展の開催、ギャラリー&ミュージアムマップの制作、ブログ「見るものとよいところ」などは、その事を伝えるために行ってきました。オークションもまた、そのひとつ。「絵のある生活」は人にとって楽しいばかりではなく、「絵」にとってもそう。愛する人とめぐりあい、生活を共にできる、人生ならぬ「絵生」を送ることのできる絵が一枚でも多くあってほしい。3回目となる年始めの新潟絵屋オークション。今回もさまざまな所蔵者、コレクターの方々から素敵な作品が出品されます。いつもは「買う」という気持ちから離れて見ている皆様も、思いがけない出会いを期待して、新春の絵屋にぜひお出で下さい。 (大倉宏)
新潟絵屋オークション2010
会期:2010年1月12日(火)~20日(水)
会場:新潟絵屋 【新潟市中央区】
企画:新潟絵屋オークション実行委員会
絵屋2010年の初企画は、09年と同様「新潟絵屋オークション」となります。以下、絵屋便より、企画者を代表しての大倉宏さんのコメントを。
「絵のある生活」の楽しさ、豊かさ。新潟絵屋の活動-企画展の開催、ギャラリー&ミュージアムマップの制作、ブログ「見るものとよいところ」などは、その事を伝えるために行ってきました。オークションもまた、そのひとつ。「絵のある生活」は人にとって楽しいばかりではなく、「絵」にとってもそう。愛する人とめぐりあい、生活を共にできる、人生ならぬ「絵生」を送ることのできる絵が一枚でも多くあってほしい。3回目となる年始めの新潟絵屋オークション。今回もさまざまな所蔵者、コレクターの方々から素敵な作品が出品されます。いつもは「買う」という気持ちから離れて見ている皆様も、思いがけない出会いを期待して、新春の絵屋にぜひお出で下さい。 (大倉宏)
新潟絵屋オークション2010
会期:2010年1月12日(火)~20日(水)
会場:新潟絵屋 【新潟市中央区】
企画:新潟絵屋オークション実行委員会
MySkip新春号の編集制作が佳境にはいっているが、紙面に空きスペースが出そうだ、ということで、何か書けと御鉢がまわってきた。
そういった空きスペースは博識の編集Yさんがコラムをチャッチャッと書いて埋めるのが常なのだが、氏は今回、企画特集面2ページの御鉢が急に廻ってきたため(当初予定していた企画が取材先の事情で突然つぶれてしまい)、これ以上書きたくないということで私が受け持つことになった次第。突然で時間がないのと、新春号なので出来たら正月ネタが…という要望で、ブログにアップしようとちょうど書きかけていた「年賀状について」を、まとめ直して原稿に急遽仕立てた。
Yさんであれば、年賀状の歴史をそれとなく追いつつエッセイ風にまとめる、なんて芸当が出てきそうだが、私の場合はなんのことはない、最近作った自身の年賀状はどんなものなのか、というだけのもの。しかしせっかくなので「アート日和」の表題をつけ、約2年ぶりに復活させている。紙面の「アート日和」はずっと休載していて…と、つい最近も書いたばかりではあったのだが。
あまりに久々なのでこの機会にバックナンバーを探して調べたら、今回が第47回目のアート日和であった。次の第48回目を書くと、“48回÷12=4 で、つごう4年間も書いたことになるのかぁ~”などと瞬時に計算までしてしまったが、その48回がいつ出るかはちょっとわからず、未定のままである。
そういった空きスペースは博識の編集Yさんがコラムをチャッチャッと書いて埋めるのが常なのだが、氏は今回、企画特集面2ページの御鉢が急に廻ってきたため(当初予定していた企画が取材先の事情で突然つぶれてしまい)、これ以上書きたくないということで私が受け持つことになった次第。突然で時間がないのと、新春号なので出来たら正月ネタが…という要望で、ブログにアップしようとちょうど書きかけていた「年賀状について」を、まとめ直して原稿に急遽仕立てた。
Yさんであれば、年賀状の歴史をそれとなく追いつつエッセイ風にまとめる、なんて芸当が出てきそうだが、私の場合はなんのことはない、最近作った自身の年賀状はどんなものなのか、というだけのもの。しかしせっかくなので「アート日和」の表題をつけ、約2年ぶりに復活させている。紙面の「アート日和」はずっと休載していて…と、つい最近も書いたばかりではあったのだが。
あまりに久々なのでこの機会にバックナンバーを探して調べたら、今回が第47回目のアート日和であった。次の第48回目を書くと、“48回÷12=4 で、つごう4年間も書いたことになるのかぁ~”などと瞬時に計算までしてしまったが、その48回がいつ出るかはちょっとわからず、未定のままである。
来年2月に開催される「越後妻有 雪アート・プロジェクト2010」のインフォメーションが、出始めているようですね。
SNOW COUNTRY FESTIVALのサイトから↓
http://snow-country.jp/festival/contents.php?id=168
前回、前々回同様、新潟県作家でチーム(新潟ユニット)を組んで参加することになっています。
SNOW COUNTRY FESTIVALのサイトから↓
http://snow-country.jp/festival/contents.php?id=168
前回、前々回同様、新潟県作家でチーム(新潟ユニット)を組んで参加することになっています。
MySkipに連載している「造形する風」というコーナーは、2008年の新春号からスタートしたので、丸2年がすぎたことになる。タイトルが示すとおり、長岡造形大学を紹介していこうというコーナーである。
当初は大学の教授陣に毎月持ち回りで寄稿してもらうリレーエッセイという形態だったが、今年は前半を上山良子学長による短期集中連載コラム「ランドスケープの視点」とし、11月号からは大学OBのicoro・セキネさんに大学紹介レポートを書いてもらっている。教授、学長、と続けてきたので、次は大学OBが母校を紹介するのも面白いだろうということで、MySkipの「異彩世代図鑑」コーナーにかつて登場しユニークな活動をしていて文章も書けるセキネさんに、レポーター役になってもらったわけである。
昨日は来年開設される“市民工房”の体験教室があり、セキネさんの取材に私も午前中のみつきあって、いっしょに様子を見させてもらった。この日はガラス工芸講座で、トンボ玉作りの一日体験教習。
いちおう「取材」ということで見せてもらったのだが、文を書くのも写真を撮るのも受講生の談話をとるのもすべてセキネさんなので、私の出番ははっきり言ってほとんどなく(いちおう取材ノートとカメラは持参してはいたけども)、単に見学である。トンボ玉作りを見るのは初めてだし、見慣れない器具や材料も多く、初めて体験した人が何度かやるうちにけっこう上手にできるようになっていくようすなど、なかなか興味深かった。
今回の「トンボ玉・体験教室」編は来年2月号の掲載である。ちなみに左上の工事中の建物は、“市民工房”のはいる第3アトリエ棟。工事もだいぶすすんできていて、来年3月に完成予定とのこと。
当初は大学の教授陣に毎月持ち回りで寄稿してもらうリレーエッセイという形態だったが、今年は前半を上山良子学長による短期集中連載コラム「ランドスケープの視点」とし、11月号からは大学OBのicoro・セキネさんに大学紹介レポートを書いてもらっている。教授、学長、と続けてきたので、次は大学OBが母校を紹介するのも面白いだろうということで、MySkipの「異彩世代図鑑」コーナーにかつて登場しユニークな活動をしていて文章も書けるセキネさんに、レポーター役になってもらったわけである。
昨日は来年開設される“市民工房”の体験教室があり、セキネさんの取材に私も午前中のみつきあって、いっしょに様子を見させてもらった。この日はガラス工芸講座で、トンボ玉作りの一日体験教習。
いちおう「取材」ということで見せてもらったのだが、文を書くのも写真を撮るのも受講生の談話をとるのもすべてセキネさんなので、私の出番ははっきり言ってほとんどなく(いちおう取材ノートとカメラは持参してはいたけども)、単に見学である。トンボ玉作りを見るのは初めてだし、見慣れない器具や材料も多く、初めて体験した人が何度かやるうちにけっこう上手にできるようになっていくようすなど、なかなか興味深かった。
今回の「トンボ玉・体験教室」編は来年2月号の掲載である。ちなみに左上の工事中の建物は、“市民工房”のはいる第3アトリエ棟。工事もだいぶすすんできていて、来年3月に完成予定とのこと。
ジャズピアノでクリスマスソングをカバーしたアルバムはないか、と知人から聞かれた。
手元にちょうどあるのは木住野佳子「マイ・リトル・クリスマス」なのだが、デューク・ジョーダンあたりが出していたかも…と、アマゾンでちょっと調べてみる。もしかしたらと思ったものの、該当盤は見当たらなかったけど。
クリスマスにデューク・ジョーダンは合うイメージを持っている。ちょうど今頃の時期に収録されたライブ盤で、アドリブで「ジングルベル」の一節をさりげなく入れ込んだりしているし、珍しい白いジャケットにホワイトクリスマス的イメージもあるからか。
そのアルバム「フライト・トゥ・デンマーク 」は、ジョーダン作曲の「NO PROBLEM(邦題:危険な関係のブルース)」など楽曲のよい名盤で、高校生のときにLPレコードを買って持っている。しかしプレイヤーが手元にないので聴くことができず、この機会にCDで買い求めようかと思ったが、再販されておらず中古価格も高騰しているようだ。
デューク・ジョーダンだと「フライト・トゥ・ジョーダン 」のほうが、ブルーノート創立70周年記念のスペシャル・プライス(1100円)で復刻限定発売されていて、値段も含めて魅力的である。 “危険な関係のブルース”も収録されているが、こちらはピアノトリオではなくカルテットによる演奏で、アレンジも異なる別バージョン。
マイ・リトル・クリスマス 木住野佳子
収録曲●Silent Night(きよしこの夜)/ホワイト・クリスマス/Have Yourself A Merry Little Christmas/グリーン・スリーヴス/アヴェ・マリア/ザ・クリスマス・ソング/神の御子は今宵しも/マイ・リトル・クリスマス
パーソネル●木住野佳子(piano)/古野光昭和(bass)/市原康(drums)
手元にちょうどあるのは木住野佳子「マイ・リトル・クリスマス」なのだが、デューク・ジョーダンあたりが出していたかも…と、アマゾンでちょっと調べてみる。もしかしたらと思ったものの、該当盤は見当たらなかったけど。
クリスマスにデューク・ジョーダンは合うイメージを持っている。ちょうど今頃の時期に収録されたライブ盤で、アドリブで「ジングルベル」の一節をさりげなく入れ込んだりしているし、珍しい白いジャケットにホワイトクリスマス的イメージもあるからか。
そのアルバム「フライト・トゥ・デンマーク 」は、ジョーダン作曲の「NO PROBLEM(邦題:危険な関係のブルース)」など楽曲のよい名盤で、高校生のときにLPレコードを買って持っている。しかしプレイヤーが手元にないので聴くことができず、この機会にCDで買い求めようかと思ったが、再販されておらず中古価格も高騰しているようだ。
デューク・ジョーダンだと「フライト・トゥ・ジョーダン 」のほうが、ブルーノート創立70周年記念のスペシャル・プライス(1100円)で復刻限定発売されていて、値段も含めて魅力的である。 “危険な関係のブルース”も収録されているが、こちらはピアノトリオではなくカルテットによる演奏で、アレンジも異なる別バージョン。
マイ・リトル・クリスマス 木住野佳子
収録曲●Silent Night(きよしこの夜)/ホワイト・クリスマス/Have Yourself A Merry Little Christmas/グリーン・スリーヴス/アヴェ・マリア/ザ・クリスマス・ソング/神の御子は今宵しも/マイ・リトル・クリスマス
パーソネル●木住野佳子(piano)/古野光昭和(bass)/市原康(drums)
日曜に開催されたgt.moo gallery 1周年記念パーティ&展覧会のヒトコマを。御覧のように大勢のひとと多くの作品が集まり盛況でした。
この日は、ギャラリーにお昼ころ作品を届けたあと、パーティが始まる前の時間を利用して、ギャラリー炎舎の前山忠展にも行きました。
ちょっと慌ただしかったが、すごくいい展示で行けてよかったと思う。こちらは13日(日)まで開催中。
この日は、ギャラリーにお昼ころ作品を届けたあと、パーティが始まる前の時間を利用して、ギャラリー炎舎の前山忠展にも行きました。
ちょっと慌ただしかったが、すごくいい展示で行けてよかったと思う。こちらは13日(日)まで開催中。
柏崎からの帰路には一黙窯に立ち寄った。ちょうど通り道となるので便利なもの。今井朝子展開催中です。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/538/
一黙窯のインフォメーション棚に、かさはら菓子店のリーフレット(?)「菓子日和」が置いてあるのを見つけた。
せっかくなので、左に。同店の田舎最中、とても美味しい。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/538/
一黙窯のインフォメーション棚に、かさはら菓子店のリーフレット(?)「菓子日和」が置いてあるのを見つけた。
せっかくなので、左に。同店の田舎最中、とても美味しい。
13代目長兵衛の水野竜生展と、今日から始まった游文舎の関根哲男展を観に、柏崎へ行く。
右は水野竜生展。写真におさめたのは、記帳台に置かれていたマッチ箱サイズのキャンバス絵画。
こちらは関根哲男展から。ふたつの部屋を使っての展観。
入口はいってすぐの部屋ではブリキを使った新作インスタレーション。
関根哲男展<原生>
会期:12月5日(土)~13日(日)
会場:游文舎 【柏崎市】
右は水野竜生展。写真におさめたのは、記帳台に置かれていたマッチ箱サイズのキャンバス絵画。
こちらは関根哲男展から。ふたつの部屋を使っての展観。
入口はいってすぐの部屋ではブリキを使った新作インスタレーション。
関根哲男展<原生>
会期:12月5日(土)~13日(日)
会場:游文舎 【柏崎市】
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長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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