長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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長岡高校で伝統的におこなわれている「渡河レース」について前に書いたのですが、先月くらいに某テレビ番組のなかでも紹介されていたんですね。最近、知人との雑談のなかで聞かされるまでまったく知りませんでした。
知らなかった、とはいっても、最近はネットで後から観れたりもするから便利なもの。YouTubeで見つけました。↓
http://www.youtube.com/watch?v=VRLx1XPOduQ
知らなかった、とはいっても、最近はネットで後から観れたりもするから便利なもの。YouTubeで見つけました。↓
http://www.youtube.com/watch?v=VRLx1XPOduQ
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先般の福田毅展に続いて、県立近代美術館のギャラリーで長岡造形大学の教員にスポットをあてた作品展が開催中。次号のMySkip(9月号)に記事を掲載するため、初日早々に行って会場写真を撮影してきたのでそこから2点ほど。
長岡造形大教員作品展 表現へのまなざし パート2
~美術・工芸学科の開設を迎え~
会期:8月22日(土)~9月10日(木)/会期中無休/入場無料
会場:新潟県立近代美術館 2階ギャラリー
出展:小林誠(金属工芸、ジュエリーデザイン)、鈴木均治(テキスタイル、染め)、馬場省吾(金属工芸、鍛金)、熊井恭子(テキスタイルデザイン)、小林花子(彫刻)、高﨑賀朗(絵画、ミクストメディア)、長谷川克義(金属工芸、鋳金)、岡谷敦夫(版画/ミクストメディア)、中村和宏(ガラス工芸)
先の週末は高校野球の日本文理戦をしっかり観ながらも、戸川淳子展、新潟絵屋の高橋直美展、gt.moo galleryでの大学生7人展と、新潟まで行って観てきました。
帰路は閉館時間すれすれだったがなんとか間に合わせて見附・今井美術館の「Blue Sky Project」展にも。作品数が130点と膨大ということで、通常使っている展示室(ギャラリー)だけではなく別館特設会場も広く使用しての展観。右の画像はその特設会場から。
戸川淳子展
会期:8月11日(火)~30日(日)/木曜休館
会場:文久堂ギャラリー 【新潟市】
高橋直美展
会期:8月20日(土)~30日(日)
会場:新潟絵屋
長岡造形大教員作品展 表現へのまなざし パート2
~美術・工芸学科の開設を迎え~
会期:8月22日(土)~9月10日(木)/会期中無休/入場無料
会場:新潟県立近代美術館 2階ギャラリー
出展:小林誠(金属工芸、ジュエリーデザイン)、鈴木均治(テキスタイル、染め)、馬場省吾(金属工芸、鍛金)、熊井恭子(テキスタイルデザイン)、小林花子(彫刻)、高﨑賀朗(絵画、ミクストメディア)、長谷川克義(金属工芸、鋳金)、岡谷敦夫(版画/ミクストメディア)、中村和宏(ガラス工芸)
先の週末は高校野球の日本文理戦をしっかり観ながらも、戸川淳子展、新潟絵屋の高橋直美展、gt.moo galleryでの大学生7人展と、新潟まで行って観てきました。
帰路は閉館時間すれすれだったがなんとか間に合わせて見附・今井美術館の「Blue Sky Project」展にも。作品数が130点と膨大ということで、通常使っている展示室(ギャラリー)だけではなく別館特設会場も広く使用しての展観。右の画像はその特設会場から。
戸川淳子展
会期:8月11日(火)~30日(日)/木曜休館
会場:文久堂ギャラリー 【新潟市】
高橋直美展
会期:8月20日(土)~30日(日)
会場:新潟絵屋
今朝の新潟日報(8月19日付朝刊)に、明日から始まる「真夏の動物園展」のレビューが掲載されています。筆者の了解をえて以下転載します。
▼真夏の動物園~12人のアーティストによる愉快なアニマルたち~(8月20~30日、柏崎市学校町3のギャラリー十三代目長兵衛にて)
わが国では、古来より干支(えと)や招福に動物が好まれていた。人々は、掛け軸の絵柄の竜虎の雄姿などに、あこがれや生き方を重ねた。ミッキーマウスよりはるか昔に、鳥獣戯画で擬人化表現も生み出して楽しんでいた。今日の動物との接し方は、癒やしの対象か、外見の「カワイらしさ」に自らを委ねることにあるようだ。
開廊時より「ユニークなアートへの誘い」を旗印に意欲的な取り組みで知られる当画廊だが、今回はターゲットを親子や家族に広げ、アニマル・アートを企画した。ほのぼのとした作風の12人の作家(千葉、神奈川各2人、東京、埼玉、長野各1人、本県5人)を招待し、「真夏の動物園」と命名。墨や油彩などの絵画やイラストに加え、陶や流木、張り子、段ボールなど自由素材のオブジェも展示する。
亀、猫、ペンギン、虎、牛、猿、鶏…など種や生息地が異なる、ある意味孤独な動物たちを一堂に招き寄せることは、見る側だけでなく、作り手や企画者にも心躍る出会いが期待される。
癒やし系ペットや野生動物のコケティッシュな表情やしぐさを表現した創作世界。へんてこりんな造形に託された作者のメッセージを読み解くことも楽しみ方の一つ。分かりやすく、説明は不要。この感じが自分は好き!と言いきれるのが一番だと思う。
暗い話題が多いご時勢、疲れたとき、悩んだときにホッとできるアイテムは大切。そんな一瞬の息抜き、気分転換にはお勧めである。
※本日の同じ紙面には、大倉宏さんによる「水と土の芸術祭」についての記述もありました。
▼真夏の動物園~12人のアーティストによる愉快なアニマルたち~(8月20~30日、柏崎市学校町3のギャラリー十三代目長兵衛にて)
わが国では、古来より干支(えと)や招福に動物が好まれていた。人々は、掛け軸の絵柄の竜虎の雄姿などに、あこがれや生き方を重ねた。ミッキーマウスよりはるか昔に、鳥獣戯画で擬人化表現も生み出して楽しんでいた。今日の動物との接し方は、癒やしの対象か、外見の「カワイらしさ」に自らを委ねることにあるようだ。
開廊時より「ユニークなアートへの誘い」を旗印に意欲的な取り組みで知られる当画廊だが、今回はターゲットを親子や家族に広げ、アニマル・アートを企画した。ほのぼのとした作風の12人の作家(千葉、神奈川各2人、東京、埼玉、長野各1人、本県5人)を招待し、「真夏の動物園」と命名。墨や油彩などの絵画やイラストに加え、陶や流木、張り子、段ボールなど自由素材のオブジェも展示する。
亀、猫、ペンギン、虎、牛、猿、鶏…など種や生息地が異なる、ある意味孤独な動物たちを一堂に招き寄せることは、見る側だけでなく、作り手や企画者にも心躍る出会いが期待される。
癒やし系ペットや野生動物のコケティッシュな表情やしぐさを表現した創作世界。へんてこりんな造形に託された作者のメッセージを読み解くことも楽しみ方の一つ。分かりやすく、説明は不要。この感じが自分は好き!と言いきれるのが一番だと思う。
暗い話題が多いご時勢、疲れたとき、悩んだときにホッとできるアイテムは大切。そんな一瞬の息抜き、気分転換にはお勧めである。
(佐藤秀治・美術家)
※本日の同じ紙面には、大倉宏さんによる「水と土の芸術祭」についての記述もありました。
今年はお盆休みなしで動いている。と言いながら、昨日は時間がうまくいったので高校野球の日本文理戦は観たのだが。
昨日までは秋の公演の仕事等で打ちあわせが続いていたが、今日は「真夏の動物園展」の作品搬入・展示作業で柏崎市へ。今年は夏らしくない気候が続いていて、「真夏の…」というタイトルに違和感が出なければよいなとずっと思っていたが、今日は見事に暑い(残暑?)一日。展示は、知人作家SさんとFさんの協力もあり、難易度が高そうだという当初の予想にも関わらず案外とスムーズにはこんだ。
展覧会は20日からの開催となるが、とりあえずは会場写真を右上に1枚。吹き抜けの梁には、本濃研太さんの「なまけもの」のオブジェをぶらさげている。アート動物園らしい、ユニークな空間となりました。
帰路は、国道8号線沿いで通り道ということで、ギャラリー宮本の坂本昌紀展と一黙窯のモノツクリ金造φ展に。坂本さんは「白」をテーマにした大型作品。左と下の画像3点はモノツクリ金造φ展から。
真夏の動物園~12人のアーティストによる愉快なアニマルたち~
会期:8月20日(木)~30日(日)/月曜休館
会場:ギャラリー13代目長兵衛 【柏崎市】
坂本昌紀作品展 「白」に惹かれて
会期:8月2日(日)~28日(金)
会場:ギャラリー宮本(江口だんご本店内)【長岡市】
モノツクリ金造Φニヨル図画工作ブツ展
会期:8月1日(土)~9月6日(日)/火・水・木曜休み/ 13:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会場:手作り陶器の店「一黙窯」 【長岡市】
昨日までは秋の公演の仕事等で打ちあわせが続いていたが、今日は「真夏の動物園展」の作品搬入・展示作業で柏崎市へ。今年は夏らしくない気候が続いていて、「真夏の…」というタイトルに違和感が出なければよいなとずっと思っていたが、今日は見事に暑い(残暑?)一日。展示は、知人作家SさんとFさんの協力もあり、難易度が高そうだという当初の予想にも関わらず案外とスムーズにはこんだ。
展覧会は20日からの開催となるが、とりあえずは会場写真を右上に1枚。吹き抜けの梁には、本濃研太さんの「なまけもの」のオブジェをぶらさげている。アート動物園らしい、ユニークな空間となりました。
帰路は、国道8号線沿いで通り道ということで、ギャラリー宮本の坂本昌紀展と一黙窯のモノツクリ金造φ展に。坂本さんは「白」をテーマにした大型作品。左と下の画像3点はモノツクリ金造φ展から。
真夏の動物園~12人のアーティストによる愉快なアニマルたち~
会期:8月20日(木)~30日(日)/月曜休館
会場:ギャラリー13代目長兵衛 【柏崎市】
坂本昌紀作品展 「白」に惹かれて
会期:8月2日(日)~28日(金)
会場:ギャラリー宮本(江口だんご本店内)【長岡市】
モノツクリ金造Φニヨル図画工作ブツ展
会期:8月1日(土)~9月6日(日)/火・水・木曜休み/ 13:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会場:手作り陶器の店「一黙窯」 【長岡市】
ここのところだいぶ忙しくて展覧会を見に行く時間もとれなかったが、この日はようやくmu-anの小宮美由紀展と、長岡美術センターの「戦争と平和展」とを観に行く。
ひところ個展を連発していた若手作家の小宮さんは久々の発表である(ように思う)が、充電がうまくいっているのかなかなか充実したインスタレーション。 写真撮影OKと、入口にしっかり作者が書いていたが、この日はカメラを持ち合わせておらずちょっと後悔。
小宮美由紀展
会期:8月3日~14日
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】
戦争と平和展
会期:8月12日~19日/月曜休館
会場:長岡市美術センター(長岡市中央図書館2階)
出展:43作家、企画:ギャラリー沙蔵
ひところ個展を連発していた若手作家の小宮さんは久々の発表である(ように思う)が、充電がうまくいっているのかなかなか充実したインスタレーション。 写真撮影OKと、入口にしっかり作者が書いていたが、この日はカメラを持ち合わせておらずちょっと後悔。
小宮美由紀展
会期:8月3日~14日
会場:ギャラリーmu-an 【長岡市】
戦争と平和展
会期:8月12日~19日/月曜休館
会場:長岡市美術センター(長岡市中央図書館2階)
出展:43作家、企画:ギャラリー沙蔵
先週がてっきりピークかと思っていたのだが、今週のほうがより忙しくなっている。フリーランスとしては忙しいのは良いことなのだけど。
今夜は一黙窯でのモノツクリ金造φ展の作品展示作業でした。
同展は明日13時からのスタート。展示の最中に撮った写真をとりあえず2点ほど。
今夜は一黙窯でのモノツクリ金造φ展の作品展示作業でした。
同展は明日13時からのスタート。展示の最中に撮った写真をとりあえず2点ほど。
忙しくなりすぎるとブログの更新を怠ってしまう、というか、書くエネルギーがなくなるようでどうもご無沙汰になってしまう。先週も案の上、そうであった。書く題材自体にはこと欠かない週だったのだが。
たとえば海の日の月曜(20日)は年に1回開催される新潟絵屋の総会に出席した。同じ日の朝日新聞(新潟版)には長岡高校の体育祭でおこなわれている「渡河レース」についての記事が大きく出ていて(左)懐かしく思ったり、火曜は来月企画の打合せで柏崎・ギャラリー13代目長兵衛に行きちょうど始まっていた高橋美由紀銅版画展を観たり、水曜は「36.7℃微熱展」の最終日で、時間がなくて閉会間際ギリギリに駆け込んだら出展の笠原さんと飯塚さんがギターとパーカッションでセッション中で、演奏聴きながら作品が観れてラッキーだったこと、などなど。
ちなみにこの「渡河レース」というのは、学校の脇を流れる栖吉川のなかを走り抜けて何キロか(距離は忘れたが)走るというもの。3年間出走もしていたのだが、その由来については新聞を読むまで知らなかった。
約40年前、栖吉川と橋を挟んで反対側に(橋の向こう側に)その頃は女子高だった長岡大手高校が移転してきたのだが、男子が9割以上を占めていた長高生は興味津々で、橋を渡って見に行く者が相次ぎ、怒った風紀委員会が橋の通行を禁止した。だが、それならばと川を渡る生徒が現れた。それがこのレースの由来だという。
そういえば、当時の美術教師で今も洋画家として活躍しているM氏も、飛び入り参加で学生に混じって意気揚々とこのレースに出場していた(はず)。記憶違いではないと思うのだが、なぜかそんなことまで思い出した。
たとえば海の日の月曜(20日)は年に1回開催される新潟絵屋の総会に出席した。同じ日の朝日新聞(新潟版)には長岡高校の体育祭でおこなわれている「渡河レース」についての記事が大きく出ていて(左)懐かしく思ったり、火曜は来月企画の打合せで柏崎・ギャラリー13代目長兵衛に行きちょうど始まっていた高橋美由紀銅版画展を観たり、水曜は「36.7℃微熱展」の最終日で、時間がなくて閉会間際ギリギリに駆け込んだら出展の笠原さんと飯塚さんがギターとパーカッションでセッション中で、演奏聴きながら作品が観れてラッキーだったこと、などなど。
ちなみにこの「渡河レース」というのは、学校の脇を流れる栖吉川のなかを走り抜けて何キロか(距離は忘れたが)走るというもの。3年間出走もしていたのだが、その由来については新聞を読むまで知らなかった。
約40年前、栖吉川と橋を挟んで反対側に(橋の向こう側に)その頃は女子高だった長岡大手高校が移転してきたのだが、男子が9割以上を占めていた長高生は興味津々で、橋を渡って見に行く者が相次ぎ、怒った風紀委員会が橋の通行を禁止した。だが、それならばと川を渡る生徒が現れた。それがこのレースの由来だという。
そういえば、当時の美術教師で今も洋画家として活躍しているM氏も、飛び入り参加で学生に混じって意気揚々とこのレースに出場していた(はず)。記憶違いではないと思うのだが、なぜかそんなことまで思い出した。
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
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