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長岡で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…
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地震被害はあまりに甚大なものになっている。

福島原発も報道ははっきりと言わないようだが、断片的に伝えられる部分で判断すると、どうもアウトのようだ。そうなると最悪の事態である。今も死者数1000人超とか言われているが、原発がこうであれば桁が変わるんじゃないか、と思えてしまうがどうなのだろう。
私自身、原発に対しては「地震国の日本でおこなうにはあまりに危険すぎる技術。だから反対」という立場であった。そういう主張をする人も昔は多くいたが、「何重にも安全装置を設けているから絶対に安全である」と、技術者やら評論家やら政治家やらが大勢出てきて、言説巧みに立派なことを語っていたはず。いまテレビに解説役として出てくる原発評論家は頼りなさ過ぎて話にならず、当時自信満々に力説し推進していたそのかたがたはいまどこで何をしているのか、と思う。
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左上から、読売、朝日、新潟日報。

36.jpg 地震が起きる数時間前に、別な意味で激震がはしったトップニュースは菅首相の献金疑惑だった。これで政権転覆かと思わせる一大疑惑だったが、さすがに各紙とも扱いは小さくなる。右は朝日新聞だが、せめてもの意地(?)で、首相の顔写真と組み合わせるレイアウト。巧妙である。

また、私のところですが、今朝未明の地震には驚きましたが廻りを見ても特に被害等は出てません。
いまほどの地震のときは、奇しくも中越地震のときと同じ「制作場」にいた。ビルの3階にあるのだが、第一撃ですべてのものが倒れた中越地震とは強さは異なるものの、かなり長い時間にわたり揺れ続けるその揺れ方はよく似ており、中越地震のことを思い出してしまった。
揺れている最中に頭に浮かんだのは、携帯電話を“携帯”していないじゃないか、ということ。遠くの別の部屋の机の上に置きっ放しであったのだが、あまりの揺れ方にビルが倒壊する可能性も脳裏をよぎり、ガレキに埋まったときには携帯電話が命綱になるのでは?と、とっさに思い浮かんでしまったわけである。でも地震後はずっと携帯電話は通じなくなっているから、思ったほど意味のあることではないのかもしれない。

今日は夕食にチキンカツを揚げようと、珍しい事に朝のうちからメニューを決めていたのだが、余震の最中に揚げ物をするというのも何なので断念。震源から遠く離れた長岡でもこの揺れだから、近いところは甚大な被害ではないのかと心配。
2cbeea68.jpg 今朝(3月9日付)の新潟日報から。
未知数の可能性を探る試み」と、15日からのエックス展に関しての記事が掲載されました。文化欄の「アートピックス」。 0e74c466.jpg

エックス展2&「4人の風景」展”の開催が、あと1週間に迫ってきました。各メディアにも案内が出てきていますが、下は「月刊新潟こまち」の4月号より。アート情報コーナーに2展まとめて掲載されています。
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右側の案内はクリックすると大きくなります。


■会期:3月15日(火)~21日(月・祝)/新潟市美術館・ギャラリー
 A室:contemporary art 「4人の風景」 B室:エックス展Ⅱ-若きクリエイターたちの自由表現
157d1760.jpgちょっと心にひっかかっていた確定申告の作業も、日曜にだいぶ作業をすすめられたので、昨日あらかた目途はついた。締切間際に何かアクシデントが出たらどうしようかと思っていたが、とりあえずはなんとかなりそうだ。
右は日曜に立ち寄ったギャラリーmu・an「かかわりに距離を経て」展より。下は意味も特にないが、たまたまFMラジオで流れてきたので加藤いづみを。10年近く前の曲だが、ピアノ弾き語りバージョンだったとは知らなんだ、である。

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マイスキップ3月号(vol.122)が発行されています。
P.3の「アートになる一瞬」は、いま長岡小嶋屋に作品を展示している飛田範夫さんの制作についてのレポートです。また、P.7の長岡造形大を紹介する「造形する風」コーナーは、“教授陣によるリレーエッセイ”“上山学長のランドスケープの視点”と題したシリーズを経て、2009年11月号から同大OGのicoroセキネさんが執筆してきましたが、その“OGレポート”シリーズはこの3月号で最終となります。1年半にわたっての掲載でした。
以下、目次の紹介を。

月刊 My-Skip~長岡あれこれ情報誌~
Vol.122 (2011年3月号)


                     ---〔Page 1~2〕---
 編集長インタビュー  
 
日本初演・ジェンキンス「平和への道程」 ゲスト:船橋洋介さん (指揮者)
        ---〔Page 2〕---
・【寄稿】 郷土の人々 白峰駿馬余話   (文:内山弘/長岡歯車資料館館長・郷土史家)
        ---〔Page 3〕---
・【記事】 アートになる瞬間・“一瞬を狙って! ”
・【連載】 映論言いたい放題 第82回 おにいちゃんのハナビ
・【レポート】岩坂薫 切手貼り絵展 若冲“鳥獣花木図屏風”を再現
                   ---〔Page 4~5〕---
・ 【マイスキップ特集】 長岡市の昭和30年、蘇る記憶:明田川敏夫
         
思い出ほろろん 長岡市の昭和30年
                     ---〔Page 6〕---
・【不定期連載】  アート日和 第51回
・【連載】マルの杜 第9回 魂の印象派 (文・絵:丸山正三)
・【連載】徘徊だより  涅槃忌
・【連載】ゆるり歴史サロン  その19 長岡の雪景色 (文:小林良子)
・【連載】ベンチュリストな私  第4回 市村美帆
                    ---〔Page 7〕---
・【連載】秋山孝 長岡コレクション
・【連載】造形する風 ~卒業生による長岡造形大レポート~
               学生専用「東京シャトルバス」運行中!!   (文:関根千羽矢/icoro)
・【連載】この空の花-長岡花火物語 映画化の道程 第5回
              ヒロインは17歳の高校生、元木花
・【連載】時の忘れもの 第36回 栓抜き (文:佐藤秀治)
                   ---〔Page 8〕---
・【連載】異彩世代図鑑 第121回 今井美穂 社長になるための勉強の年 

【マイスキップの入手方法】

今月はだいぶ忙しい。
中盤から新潟市美術館での展示が始まるが、その会期中は他の仕事がなかなか出来ないから、その分、前後にしわ寄せががくる。いくつか懸案事項を抱えているし展覧会の準備作業もあるから、来週もちょっとハードになりそうだ。
あと、シンコクなものにシンコクがある。といってもなんだかよくわからないが、確定申告の期限が15日に迫っていて、その作業も来週加えないといけないから、時間的に深刻になりつつある(=申告が深刻)、ということ。嫌な作業は締切間際にならないとやらない悪い癖で、毎年恒例でギリギリの提出となっているが、今年はいつにもましてギリギリのようだ。
今日は一黙窯に久々に行ったのだが(ずっと冬休みにしてたようなので、休み明けの初仕事のよう)、店主Hさんと開口一番、「出した?」「いや、まだ」「私も」と、それだけの言葉で通じてしまった。締切に追われないとやらない人はやっぱりけっこういるようだ。
5f5bf320.jpg大学入試のカンニング問題が大きく報道されている。
連日、新聞は一面トップの扱いだし、テレビはもっと凄くて「これでもか!!」というくらいの詳述ぶりである。警察が捜査にはいった時点で誰の仕業か簡単にわかるのは自明だったし、犯罪としては(そもそも刑法でいう犯罪にあたるのか?は置いておいても)幼稚なものだから、連日にわたってそんな扱いをされるほどの大ニュースなのか、と気にかかっている。幼稚なものだから大目に見よ、といっているわけではなく、全社一斉の過熱報道ぶりが腑に落ちないということで、考え方としては浅井久仁臣氏に近い。
■浅井久仁臣氏ブログ
http://blog.asaikuniomi.com/?eid=1301355

紙面でもテレビでもニュースの枠には限りがあり、ひとつを大きく取りあげるということは、別の何かを報道していない、ということである。だから最近はテレビニュースを見ていても、「何を報道してないのか」のほうをどうしても考えてしまう。
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長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)の展示作品の入れ替えをおこない、今月は飛田範夫さんの作品となりました。小品7点を展示しています。
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/Entry/987/
飛田範夫展・展示作品リスト

no.

  

制作年

1

華やかな夜

2007

2

火山の構造

2008

3

2008

4

カレンダー

2009

5

川の底で

2009

6

ワインボトル

2009

7

にぎやかな鳥たち

2009

早いもので明日から3月ですね。
ブログ記事に入れてあるものもありますが、3月と4月のアトリエZen企画の案内を、以下、まとめて。

2ccb4d7c.jpg f85e881c.jpg aa8efcba.jpg
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contemporary art 「4人の風景」
エックス展Ⅱ-若きクリエイターたちの自由表現
3月15日(火)~21日(月・祝)、新潟市美術館・ギャラリーにて。(2展同時開催)

外山文彦 CANVASシリーズ1990-2010
4月2日(土)~10日(日)/月曜休館、 “文学と美術のライブラリー”游文舎(柏崎市)にて。
※同展から一部作品を抜粋して、5月に新潟市・ギャラリーゆうむで展示予定。

【長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店) “蕎麦×アート”
飛田範夫展3月1日~31日
舟見倹二展/4月1日~30日
wrighter profile
長岡市在住,アトリエZen主宰。
アート作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっているほか、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。


■連絡はこちら↓
mail:
correspon☆hotmail.co.jp
(☆を@に)
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